YS Journal アメリカからの雑感

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濁音

2012-04-07 02:22:01 | 非常に個人的な昔話
「ちょせん、ちょせんと、パカにすな、おなじコメくて、とこちがう」を初めて聞いたのは、中学校の国語の先生からであった。

昭和40年代の四国のド田舎には、土着の日本人がいるだけで、在日朝鮮人なんて、見た事も聞いた事もなく、純粋な中学生の私には想像さえも出来なかった。それでも差別的な響きがあるのは理解出来たし、強烈なインパクトがあり、記憶に強く残った。

誰かが創作した訳でなく、本当に使われてた可能性も高いが、日本人の歪んだ優越感で、韓国人が濁音の発音が苦手なのと一般的に激しいと思われる気骨を上手に表現した名文句(迷文句?)だと思う。


で、時と所は変わって、ドイツはデュセルドルフの繁華街にある韓国焼き肉レストラン。

チョゴリをきた韓国人の女将さんが、濁音、吃音バリバリのドイツ語でサーブしているのを見たときはひっくり返りそうになった。


この気持ち、「わかるかなぁ~わかんねぇだろうなぁ~」