振幅

明日は二度DNSだった房総トレイルレースだったが、二度あることは三度あるで今年もDNS。

先日、特養に入所していた親爺が急に具合が悪くなり入院。
そして半日足らずで他界。
年齢も８６歳であり、最後は眠るように息を引き取った。
まさに大往生。

集中治療室のベッドの上にあるモニターが映す、血圧や心拍数は最初は振幅のある高い波形。
それが時間の経過とともに、徐々に波が低くなり、そして波形は消え線になって行く。
ずーっとモニターを見ていたが、空を飛んでいる飛行機が無事に空港の滑走路に着陸した感じだった。

空に例えて言えば、ランニングしてもトレイルランにしても上空高いところでの振幅活動。
年齢ととも高度が低くなり、やがては……。
それが至福の人生かと、ふと思った。