アルプスの山並みと都会のビル群

開花宣言が出たが、皮肉にも季節が逆戻りで寒い朝。
しかし、夜明けは確実に早くなり、走る時間帯は夜明けのマジックアワー。
これが山だと「荘厳な夜明け」となるのだが、都会では山の代わりにビル群が夜明けを引き立てる。
「荘厳」とは言えないが、中々イイ感じ。

「荘厳な夜明け」には肌に冷たい空気が似合う。
大気が澄んでいる証拠。

こんな朝は、夏の北アルプスの夜明けを思い出す。
夏でも早朝の風は冷たく、刻一刻と変わる景色が良い。
雲海と山々、オレンジ色に輝く岩壁。

もう一度見たいとは思うが、日々何もせず、ワンチャンスで見に行くよりは、こうして日々走って都会の景色を見て、その当時のことを思い出す方が良い。
良い経験をしたし、それが今も活きていると言うことか。