yoosanよしなしごとを綴る

つれづれなるままにパソコンに向かいて旅日記・斜読・よしなしごとを綴る

マイナンバーカード対応ICカードリーダーやアドミニストレイター?で苦戦しながらe-Taxを送信する

2017年02月21日 | よしなしごと

 e-Taxによる確定申告を利用し始めてから7~8年になる。
 毎年1月中ごろ、国税庁からe-Taxの案内が届くので、暇なとき必要書類を集めておき、2月中旬過ぎに半日ほどの時間で申告書をまとめ、送信する。
 申告書がまとまると自動的に納付・還付税金額が表示される。もし申告書類にミスがあれば、申告期限までの修正が何度でもできる。
 あとは年度明けてから税金を納付するか還付を受ければいいだけである。慣れれば便利なシステムである。

ところが、第1関門
 今年も例年通りだと高をくくっていた。ところが国税庁e-Taxのホームページを開いて愕然とする。
 なんとe-Taxはマイナンバー制度に移行していて、私が使っていた旧来のICカードリーダー・ライターはマイナンバーカードに対応していないのに気づいた。昨年まで使えたICカードリーダー・ライターはいつの間にか時代遅れになっていたのである。
 インターネットで調べ、マイナンバー対応型のICカードリーダー・ライターを探した。インターネット通販で、価格が手ごろな人気の品を見つけたが在庫がなく、発送まで1~2ヶ月かかる。
 これでは確定申告に間に合わない恐れがある。次はS社のP、これも人気商品、2500円少々、日本製で、在庫あり、またまた出費だがやむを得ない。さっそく注文する。

さらに、第2関門
 数日後にS社のPが届いた。旧型ICカードリーダー・ライターに比べスマートで、スイカカードの残高照会もできる。技術は日々進歩している。
 ノートパソコンを立ち上げ、e-Taxのホームページを開いて事前準備セットアップをダウンロードしようとしたら、なんとアドミニストレイターではないので管理者に問い合わせろとのメッセージが表示された。
 しばらく、悶々とする。
 昨年まではデスクトップパソコンで確定申告をしていたが、このデスクトップパソコンが昨年末にダウンし、以来、ノートパソコンを使っている。
 ノートパソコンはウインドウズ10対応で、outlookで登録し、hotmailも使えるようにしている。
 デスクトップパソコンはウインドウズX対応で、hotmailで登録してあった。通常の作業ではノートパソコンもhotmailで起動して支障なく使えた。
 さてどうしたものか・・ひょっとして??、いったんシャットダウンして再起動し、ノートパソコンをoutlookで開いた。こんどはインターネットエクスプローラではなく、マイクロソフトエッジ画面になってしまった。
 
どうやらウインドウズ10はマイクロソフトエッジがベースになったようだ。マイクロソフトエッジ画面からe-Tax画面を開き、事前準備セットアップを試したら、スムーズにダウンロードできた。
 インターネットエクスプローラになれているので、マイクロソフトエッジがまだ使いこなせないが、なんとか準備終了となった。

最後に第3関門
 確定申告に必要な書類をまとめて、確定申告に挑戦した。コーヒーを飲んで一息ついてから始めたから、3時過ぎのスタート、申告作業を終え送信したのが7時ごろ、おおよそ4時間かかってしまった。
 理由の一つは、1年に1回なので、ほとんど忘れていてどこに何を記載するか、いちいち調べなければならず、時間がかかった。
 理由の二、e-Taxのホームページはインターネットエクスプローラ対応なので、画面を閉じるたびにマイクロソフトエッジ画面からe-Tax画面→インターネットエクスプローラ画面へと変換しなければならない。
 ほかにもスタート画面によく使うアプリケーションのショートカットをピン留めしたりなど、手間が増えた。

 最大の理由は、医療費の明細がかなり時間を要する。申告用のエクセルが用意されているが、ノートパソコンのモニター画面は小さいから一行ごとに上下、左右にスクロールしながら、各セルに領収書の年、月、日、医療費、補填金額、治療内容、氏名、本人または配偶者、医療機関の住所、名称を記入していく。
 これに時間がかかる。途中で保存しようとしたら、ノートパソコンのエクセルは新しいバージョン、e-Taxのエクセルは古いバージョンのようで、互換性の警告が出たりして冷やっとさせられた。
 2時間ぐらいかかって何とか医療費明細を仕上げ、申告用紙にアップロードした。

 申告用紙が完了すると自動的に納付・還付税額が表示される。それを確認し、還付金の振込先を記入して、確認用に一式をプリントしたうえで、識別者番号、暗証番号を入れ、送信、これで終了である。
 申告終了ご苦労さんということで一人で自画自賛、ビールで祝い酒、食事をしながら確認用申告書類を見ていたらやはりミスがあった。
 食後に、もう一度outlookで起動→マイクロソフトエッジ画面→e-Tax画面→インターネットエクスプローラ画面→申告用紙再開→ミスを修正して送信を繰り返し、一件落着となった。改めてワインで祝い酒、お疲れさん。

確定申告用の書類整理でおよそ1時間、マイナンバーカードや識別者番号、暗証番号などを用意し、事前準備セットアップをすませ、e-Taxを開き、申告書類記載を開始、医療費明細にちょっと時間がかかるが、順調なら2~3時間で書類完了、送信ができる。おすすめである。

コメント
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