yoosanよしなしごとを綴る

つれづれなるままにパソコンに向かいて旅日記・斜読・よしなしごとを綴る

2023.5茨城 潮来あやめ園

2024年09月22日 | 旅行

2023.5茨城 潮来あやめ園を歩く

 2018.12+2020.12の千葉・香取神宮、茨城鹿島神宮参拝のとき、千葉佐原、茨城潮来を通り過ぎた。佐原も潮来も利根川流域の水郷地帯であやめの栽培に力を入れ、あやめ祭開催中はテレビで報道されるほど人気を集めている。あやめを見ようと佐原、潮来を訪ねることにした。2023年のあやめ祭は、潮来が5月19日~6月18日、佐原が5月27日~6月25日と案内されている。今年も暑さが早いので見ごろも早いだろうと5月下旬に出かけた。
 東関東自動車道潮来ICで下り、ナビに従って10分ほど走る。潮来あやめ園駐車場の案内があちこちに見える。私有地を臨時の仮設駐車場にしたようで、手招きに応じて車を止めた。

 潮来あやめ園は利根川に合流する常陸利根川の支流・前川に沿った1.3haの園地で、500種1000万株のあやめが植栽されているそうだ。あやめ園手前に「潮来花嫁さん記念碑」が置かれている(写真)。ボタンを押すと、花村菊江が歌う「潮来花嫁さん」が流れる。流行ったのはずいぶん昔だ。
 記念碑の右に園を大きくまたぐアーチ橋が架かっている。全体を見ようとアーチ橋を上る。アーチ橋の左=園の西は花が少ない(写真)。人も閑散としている。
 あやめを長く楽しんでもらおうと植える時期をずらしているようで、このあと園の東を散策し、8分咲き満開?のあやめを楽しんだ(次頁写真web転載)。
 アーチ橋を下りると「潮来笠記念碑」があった。誰かがボタンをしたようで橋幸夫の「潮来笠」が流れていた。この歌も流行ったのはかなり昔である。

 園内の解説板に、アヤメは、茎先に1~3輪の花が咲き、花びらの付け根に網目模様があり、花びらは3枚で、花の大きさは5~8cm、花の色は白、紫、赤紫、高さは30~60cm、乾燥した土地を好み、開花は4月下旬~5月上旬
 カキツバタ(杜若)は、茎先に2、3輪の花がつき、花びらの付け根に白い線が入り、花びらは3~6枚、花の大きさは12cm、花の色は白、紫、赤紫で、青紫、高さは40~70cm、水辺や湿地を好み、5月初旬、~5月中旬に開花
 ハナショウブ(花菖蒲)は、色彩が豊富で花びらが大きく、花びらの付け根に黄色い線が入り、花びらは3枚または6枚、八重咲き、花の大きさは15cmぐらい、花の色は紫、青紫、赤紫、薄紫、桃、白、高さは40~100cm、水田や湿地など水はけの良い場所を好み、5月下旬~6月中旬に開花、と絵入りで説明されていた。
 アヤメ、カキツバタ、ハナショウブは似ているようで異なる品種だが、素人の目には大同小異に感じる。

 あやめ園のあいだに設けられた園路を東外れまで歩き、8分咲き?のあやめを眺める(写真)。あやめ園は平坦で、あやめの香りは感じられないので、歩いていても単調になる。
 戻ってきて前川を渡る。嫁入り船の演出や手こぎのろ船遊覧は前川で行われるらしいが、この日は行われていなかった。
 アーチ橋からもう一度あやめ園を眺め、車に戻った。 (2024.9)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「商う狼 江戸商人杉本茂十郎... | トップ | 2023.5 千葉 佐原を歩く »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事