よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

大宰府新春三社詣り(福岡県太宰府市)

2021-01-08 18:29:55 | ウォーキング

1/6(水)ふくおかウォーキング協会楽しいウォークで今年の初歩きをしました。コースは「大宰府新春三社詣り」です。

三社詣りというと、全国的な行事と思っていましたら、これが違うんですね。この三社詣りについて調べました。

三社詣(三社参り)とは、正月の初詣として、三つの神社を詣でることをいいます。
福岡県を中心として九州地方・中国地方の一部で強く根付いた風習です。
地域によって「一日のうちに三社詣でなければならない」「三が日の間に詣でなければならない」といった決まりごとが聞かれることがありますが、これと言ったルールはありません。
また、「三社」は具体的にどの三つの神社を詣でるべきか?どういう順番で詣でるべきか?という事を聞かれることがありますが、これは定番がはっきりと定まっている地域もあれば、

まったく定まっておらず好きな三社を詣でる、という地域もあります。

三社詣の由来

三社詣(三社参り)の由来については諸説がいくつかあります。

諸説1

元々朝廷が伊勢神宮、石清水八幡宮、賀茂神社の三社に奉幣し、これが庶民にも三社詣でる(三社に参拝する)風習として広まった、という説。

諸説2

もともとは先祖代々の守護神である氏神様、出生地の守護神でありその人の一生の守り神である産土神様、現在住んでいる地域の守護神である鎮守神様の三つの神様に挨拶をする意味で三社詣(三社参り)でていた、という説。等がありますが、はっきりした由来はわかっていません。

新年のスタートと言えば、初詣。 初詣をすることで様々なご利益があると言われてます。 三つの神社を詣でることで、よりたくさんのご利益をいただけるかもしれません。

ふくおかウォーキング協会の初歩きの時は、この三社詣りです。歩いた後、新年会を行うのが通常でしたが、昨年からのコロナの影響で今年は新年会は取りやめています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

集合場所は、JR水城駅。参加者は46人。今年の初歩きということで皆で記念写真を撮りました。

 

9:30スタート。水城跡  (※クリックすると説明文が出ます)   ふくおかウォーキング協会のチビッ子会員の蒼汰君、葵唯ちゃんも参加。

  

最初の休憩地は、大宰府歴史スポーツ公園。

  

筑前国分寺跡 ここには、山上憶良の句碑が建っています。 大野山 霧立ち渡る わが嘆く 息嘯(おきそ)の風に 霧立ちわたる

  

文化ふれあい館で2回目の休憩。

  

最初の初詣は、「坂本八幡宮」。

応神天皇をご祭神とし、坂本地区の土地神、産土神として崇拝されています。平成31年4月新しい年号「令和」が発表されました。その令和とゆかりのあるのが坂本八幡宮です。
大宰帥(だざいのそち)として大宰府に赴任した大伴旅人は、730年自身の邸宅にて「梅花の宴」を開きました。元号「令和」は、その時詠まれた梅花の歌三十二首の序文

初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」から引用されました。大伴旅人邸は諸説ありますが、坂本八幡宮付近であったといわれています。

近くを通る西鉄電車の駅の名前「都府楼前」がサブ名「令和の里駅」になりました。

 

  

大宰府展示館には、「梅花の宴」のミニチェアが展示されています。

  

 

観世音寺を歩いているとき、雪が降ってきました。今年最初の雪ですが、寒くなってきました。

  

二番目のお宮は、観世音寺裏の「日吉神社」です。この神社は知ってはいましたが、初めてお詣りします。

日吉神社は、観世音寺の鎮守で、地元では「ひよし神社」と呼ばれる。比叡山の日吉(ひえ)大社を分霊したもので平安時代末には建てられていたようだ。
豊臣秀吉が九州統一の後ここに陣を張ったが、観世音寺別当は輿に乗ったまま秀吉の面前に出て怒りを買い、寺領を没収されたと伝えられる。(太宰府史跡案内より)

  

太宰府天満宮の駐車場は、例年正月は、満車状態ですが、「空」があります。貸し切りバスが1台も停まっていませんでした。

 

最後は、「太宰府天満宮」です。例年、受験生で多いのですが、参拝客はまばらです。菅原道真は、845年丑年生まれだそうです。

道真公は、承和12年(845)に京都でお生まれになりました。幼少期より学問の才能を発揮され、努力を重ねられることで、一流の学者・政治家・文人としてご活躍なさいました。

しかし、無実ながら政略により京都から大宰府に流され、延喜3年(903)2月25日、道真公はお住まいであった大宰府政庁の南館(現在の榎社)において、ご生涯を終えられました。

門弟であった味酒安行うまさけ やすゆきが御亡骸を牛車に乗せて進んだところ、牛が伏して動かなくなり、これは道真公の御心によるものであろうと、その地に埋葬されることとなりました。

延喜5年(905)、御墓所の上に祀廟しびょうが創建され、延喜19年(919)には勅命により立派なご社殿が建立されました。 その後、道真公の無実が証明され、「天満大自在天神てんまだいじざいてんじん」という神様の御位を贈られ、

「天神さま」と崇められるようになりました。長い年月、道真公へのご崇敬は絶え間なく続き、御墓所でもある太宰府天満宮は全国約12,000社ある天神さまをお祀りする神社の総本宮と

称えられ、今日でも多くの参拝者が訪れています。 (太宰府天満宮HPより)

  

参道も人がまばらです。いつも行列ができている「梅ヶ枝餅屋」さんも今日は並ばず買えました。

この日のGPSです。

 

 


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あすか)
2021-01-09 07:35:39
初歩き三社初詣ウォーク
大勢の参加者で盛大でしたね。
当方はとうとう8日より2回目の緊急事態宣言が発令されてしまいました。
TWA例会は9日10日の新春恒例東京十社巡りから2月7日まですべて中止になりました。JR駅ハイもすべて中止です。
そんなことでしばらくブログも更新が難しくなりました。
返信する
あすかさん (よっくん)
2021-01-09 17:56:23
こんばんは。東京の感染者は3日連続2000人を超えたそうですね。福岡も毎日300人前後です。これからもっと増えるのではないかと思ってます。この状態が続くと福岡も宣言かな?とも思ってます。昨年自粛で歩けなくなりオルレやイヤーラウンドを歩いていました。大会も4月から行われそうですが、このままだったらまた中止になりそうです。JWAの金メダルすぐそこなんですが・・・・
とにかく早く収束してほしいですね。
返信する
Unknown (ローリングウエスト)
2021-01-09 20:52:03
大宰府は昨年秋に昔の山仲間で福岡集合の企画がありましたがコロナで中止になりました。今年リベンジ予定ですがどうなることやら・・それにしても冷えますね~! 。全国観測地点の9割が氷点下でまさに冷凍庫のような厳寒、故郷新潟で一人暮らししている高齢のお袋に電話しましたが除雪で大変な状況で本当に心配です。コロナも豪雪も一刻も早く収まってくれますように・・。
返信する
ローリングウェスト様 (よっくん)
2021-01-10 15:50:47
大宰府で山登りというと宝満山ですね。頂上に竈門神社があります。地元TV局が初日の出の中継をここで行っています。(今年は天気が悪く行われませんでした)
先週木曜日から九州でも寒波が押し寄せ積雪しました。私の所は雪があまり積もらないのですが、それでも2cmはありました。
コロナは福岡でも増え続けています。いつ緊急事態宣言が発出されてもおかしくないくらいです。
返信する

コメントを投稿