よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

唐津街道を行く№15(風光明媚な糸島海岸)

2010-03-29 09:00:00 | 唐津街道
唐津街道を深江から唐津の方に行きますと
風光明媚な「糸島海岸」に出ます。

ここからは、幕末、野村望東尼が流された「姫島」や天気の良い日には、
「壱岐島」が微かではありますが、見ることができます。
私が歩いた日も見ることができました。
その糸島海岸には、面白い形をした石(岩?)があります。

【わくどう石】
「わくどう」とは、方言で「ヒキガエル」のことを意味します。
昔、街道を歩いた人が、この石を見て、無事帰れることを祈ったのでしょう。



上、わくどう石。
長さは、私の歩数で計ったのですが、約10mありました。
石というより、岩ですね。(笑)
下、どことなく、さった峠に似ていませんか?
ここに富士山を持ってきたら、さった峠ですね。(笑)

【包石(つつみいし)】



昔は、この石の上に丸い石を重ね、鼓の形をしていたので鼓石といわれ、
のちに「包石」となりました。
ここは、天正16年(1588)肥前国と筑前国の境界線の協定を締結した場所
でもあります。
日本最初の全国地図「大日本沿岸海興地図」を作成した伊能忠敬の一行も
文化9年(1812)この場所を訪れており、その測量日記の中に
古歌として記されています。
尚、平成14年この地を急襲した台風により倒壊してしまいましたが、
住民の要望や募金活動で平成16年8月復元されました。(糸島市広報より)


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