よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

伊勢志摩ツーデーウオークに参加しました。1日目35km(三重県志摩市)

2014-05-29 14:31:15 | ウォーキング

5/24~25 三重県志摩市で行われた「第4回伊勢志摩ツーデーウオーク」に参加しました。

三重県には、私が社会人になり大阪勤務の時、会社の慰安旅行で確か、鳥羽だったか、行ったことがあります。その時は、飲んでばかりいましたのであまり覚えていません。

今回約40年ぶりの三重県です。

ホテルから見る英虞湾は素晴らしい眺めです。英虞湾には、明治時代から真珠の養殖がおこなわれています。写真の棚が真珠です。

また、朝日も素晴らしいですね。4:45には、朝日が昇ってきました。福岡が5:15ぐらいですので30分ぐらい早く陽が昇ります。

  

  

  

さて、本題に戻ります。伊勢志摩ツーデーウオーク会場は、近鉄賢島駅(かしこじま)横の志摩マリンランド前。出発式の後、8:00スタート。

この大会は、イオンが協賛でスタート、チェックポイントなどには、waonカードをかざせばOK。かざすと「ワォン」と言うのかな?と思っていましたが、「ピッ、ピッ」の音でした。

スタートしたら、前方に「賢島(かしこじま)大橋」が見えてきます。ここからの眺めは、まるで絵に描いたようです。

  

歩いていると、後ろから私の名前を呼ぶ声が・・・・・・・。

福井・敦賀の「車 正吉」さんでした。2月の宮崎・小林でご一緒させていただきましたので3か月ぶりの再会です。

車さんは、JWAオールジャパンでこの三重県をクリアするとあと2県で達成するとのこと。私なんかまだハーフを終えたばかり。オールジャパン達成には、あと4~5年ぐらいかかりそうです。

約8km地点が、「阿児の松原」です。太平洋に面し、波打ち際では、サーファーたちがサーフィンを楽しんでいます。

また、凧を揚げている方がいらっしゃいます。澄んだ青空に元気よく泳いでいます。

  

志摩国分寺を過ぎると、「安乗(あのり)町」に入ります。安乗には、国の重要無形民俗文化財に指定されている「安乗人形芝居」があります。

写真の題目は、八百屋お七の「火の見櫓」でしょうか?

この安乗人形芝居は、約400年の歴史があります。

私の住んでいる町でも人形芝居はあるのですが、歴史は、まだまだ130年ぐらいです。

「安乗文楽人形芝居」

安乗文楽人形芝居は、武将九鬼嘉隆が武功をたて安乗神社にお礼参りをしました。その時から現在の文楽人形の始まりである手踊りを許されたのが始まりです。
安乗文楽人形芝居の特徴の一つが早くから取り入れた「3人遣いの人形」という点です。多くの国で人形劇が演じられていますが3人がかりで一体の人形を操るのは文楽だけとのことです。
現在は、安乗人形芝居保存会を中心に安乗中学校文楽クラブ員を加えて上演が続けられています。中学生が参加するようになったのは約40年前で地域をあげての愛着が感じられます。
毎年9月15日・16日に安乗神社境内の舞台で上演されます。

    

「安乗園地」が第1回目のチェックポイント。ここでwaonカードをかざし、チェックします。一緒に歩かれた大口志摩市長が、地元テレビのインタビューを受けられていました。

市長のゼッケンのコメント欄には、「生きて帰る」と書かれています。

ここでのお接待は、「トコロテン」。上に黄粉をかけてありとても美味しかったです。

    

安乗園地には、日本の灯台50選に選ばれた「安乗埼灯台」があります。太平洋に面し、白亜四角形の形をしています。

この灯台は、333年前、延宝9年(1681)徳川幕府が船の道標として燈明堂を建てたのが安乗埼灯台の始まりです。

現在の四角形の灯台になったのは、昭和23年(1948)からだそうで、映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台でも知られています。

  

安乗灯台を後に、的矢湾の安乗漁港に入ります。

  

  

コース中の民家の軒先には、「笑門」とか「千客万来」のしめ縄が飾ってあります。我が福岡のしめ縄とはちょっと違いますね。伊勢志摩では、このしめ縄を一年中かけるそうです。

   

18.4km地点の志摩パークゴルフ場を過ぎると、24kmコースの方と合流します。民家の石垣が独特の形をしています。

    

23.6km地点の三ケ所渡船場では、アオサ汁の接待がありました。磯の香りがして、とても美味しかった。お代わりをしたのは、私だけかな?・・・・・・・

お土産に「あおさ」もいただきました。

    

三ケ所渡船場からは、船で的矢に渡ります。何回もJWAの大会に参加していますが、船で渡るのは初めての経験です。

  

乗船時間数分で的矢渡船場に到着。ここから約1kmの所が第2回目のチェックポイントです。また、waonカードをかざし、「ピー」と鳴ればOKです。

ここでは、事前に注文していたお弁当とお接待の帆立貝をいただきました。

  

今日は、暑く飲み物ばかりいただいてます。お腹もあまり減ってはいませんでしたが、食べないと歩けませんのでしっかりいただきました。

帆立貝は、別腹でしょうか、とても美味しくいただけました。(追記:帆立貝ではなく、檜扇貝でした)

的矢は、牡蠣の養殖でも有名です。昭和3年から養殖を始め、今では「的矢の牡蠣」は三重県のブランドになっています。

的矢の牡蠣もいただきたかったのですが、今はオフシーズン。HPを見ますと宅配もされているそうですので機会があれば是非食してみたいです。

   

お弁当もいただき、13:15再び出発します。30分ぐらい休んでいたせいか、起きるのに「よっこらしょ」と声をかけないと起きれないのはやはり歳のせいでしょうか?(笑)

ここからは、緩やかな上り坂に差し掛かります。お腹いっぱいの為スローペースです。ロイヤルホテルを過ぎると的矢大橋が見えてきます。

的矢大橋は工事中の為半分がシートに覆われています。

   

里山を過ぎると再び海岸線に出てきます。対岸には、志摩スペイン村が見えます。

31.7kmが35k、24kの分岐点。35kmコースは、これから右折し「伊雑宮(いざわぐう)」に向かいます。

   

伊雑宮(いざわぐう)は、その昔、倭姫命(やまとひめのみこと)が志摩の国を廻られたとき、伊佐波登美命(いざわとみのみこと)に命じられて造営されたといわれています。

古くから、「志摩一の宮」と称えられ、伊勢神宮内宮の別宮中、特別に高い格式をもっており、今年の秋には、伊雑宮でも20年に一度の遷宮を迎えます。

また、「伊雑宮御田植祭」は、毎年6月24日に行われる日本三大御田植祭の一つで重要無形民俗文化財にしていされています。(大会誌より抜粋)

伊雑宮の本殿横には、遷宮の準備がされていました。

この伊雑宮を見て帰っていると、敦賀の「車さん」と再会。櫻さんも素敵な方でした。

 

    

御田植祭が気になりましたので案内板を見てみると、

磯部の御神田』(御田植祭)

毎年6月24日、志摩の夏を賑やかに彩る伊雑宮の御田植祭は、下総(千葉)香取神宮、攝津(大阪)住吉大社と共に日本三大御田植祭の一つに数えられます。

起源は、その踊込唄に「昔、真名鶴磯部の平田に稲穂落したその祭り」とあるように磯部に伝承される「鶴の穂落とし」の故事に依るものと考えられ、古く平安初期から

鎌倉初期に行われ、現在の形になったのは、室町時代と伝えられています。祭りは、磯部九郷と呼ばれた九地区の人々による輪番で行われています。

神事は、勇壮な竹取の後、一転長閑な田楽に合わせた御田植となり、伊雑宮の一の鳥居に向けての踊り込み、そして境内での千秋楽の舞で幕を閉じます。

この祭りは、踊り込み、刺鳥差の舞があるなど独特な形の御田植神事として貴重であり国の重要無形民俗文化財として平成2年3月29日に指定を受けています。(案内板より)

その御田植祭の準備でしょうか、畑が機械で耕されていました。

 

    

 伊雑宮を過ぎると上ノ郷の町に入ります。途中老舗の鰻屋さんがあります。3時近くになりお腹もすいてきました。鰻もおいしいでしょうね。

一応、この35kmは、近鉄志摩磯部駅までです。ここからは、ゴールの賢島マリンランドまでは、近鉄電車での移動となります。

磯部駅に着いた時は、前の電車が行ったばかりでした。次が15:26。駅のベンチで20分ぐらい待ちました。

   

  

15:48ゴール!!waonカードをかざしチェックします。

  

今日のウオーキング満足度              ★  ★  ★  ★  ★    (5点満点の5点)

   海あり山あり、また、船や電車を使った移動も初めての経験ですので新鮮味がありました。

   欲をいうなら、的矢駐車場から磯部駅までの約10kmの区間、給水所がなくコンビニなどを探しましたがそれもなく、飲み物が空になってしまいました。

   唯一、通りに自販機がありましたので、そこで買って飲みましたが、できればこの区間に給水所を設けてほしかった。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
読み応えあり!! (はなまりん)
2014-05-29 15:51:46
 ブログアップ 待っていました
多くの写真 詳細な説明 お見事です

読み応えありました お天気に恵まれ 素晴らしい景色に
恵まれ なんと素晴らしい 大会ですね

よっくんご夫妻のお人柄 どの大会ブログもとっても楽しそうで 来年こそは 参加したいって気分になるのは 我家だけではないですよね  市長さん生きて帰れてよかったですね~!
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はなまりんさん (よっくん)
2014-05-30 04:41:15
おはようございます。
やっとアップしました。このあと2日目も5時にはアップできます。
ホントお天気が良くて(暑すぎるくらい)志摩の海岸線が綺麗でした。(晴れ女神様のせいかな?)
ホテルからの英虞湾の眺めも最高でした。
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Unknown (あすか)
2014-05-30 06:49:40
二日間お疲れ様でした。
北海道からの参加者も!
合歓の郷や英虞湾あたりは以前旅行したことがあり、懐かしく拝見しました。
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あすかさん (よっくん)
2014-05-30 09:04:27
コメントありがとうございます。
伊勢志摩は、40年ぶりでした。といっても飲んでばかりいましたので観光中は殆ど寝ていましたので覚えていません。
然しこのあご湾は、素晴らしいですね。
一日中この海を眺めてみたいです。
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Unknown (kumasan)
2014-05-30 23:34:34
博多での暖かいよっくんさんのおもてなしに、すっかり甘えてしまいました。
心からお礼申し上げます。
昨夜、家に帰りましたら、パソコンのウィルス対策ソフトが壊れており、使えません。タブレットは写真用にだけ使っていましたが、使ってみると、見事にパソコンと同じく使えそうです。
まずビックリしたのは、口で「よっちゃんのおててつないで」と言ったら、よっくんさんのブログがパッと出てきたことです。
うれしかったですよ。
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kumasan (よっくん)
2014-06-01 05:25:13
こちらこそお世話になりました。
食事会で写した写真来てなかったらもう一度送信いたしますが・・・・・・・
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Unknown (kumasan)
2014-06-02 16:31:38
よっくんさん
ご馳走になりました食事会の写真、みんな見事な出来ばえで、着信していました。
ありがとうございました。
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kumasan (よっくん)
2014-06-02 18:54:06
こんばんは。
写真着きましたか?
PCが調子悪いと聞いていましたのでどうかな?と思っていました。よかったです。
今日、福岡は梅雨入りしました。
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