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よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

今山遺跡と熊野神社(福岡市西区横浜)

2015-04-01 12:56:17 | ウォーキング

家から今山の桜がきれいに見えましたので、散歩がてら行ってきました。

  

  

長い階段を上ります。途中には桜が数本あり、満開です。

  

  

  

約10分で熊野神社に到着。

  

熊野神社の右側からを登ると、展望台があります。ここからは、今津湾が見渡せます。この日は、あいにくの曇り空でした。

  

今山は、「今山遺跡」として有名です。

今山は、糸島平野の東の端に位置し、玄武岩から出来た標高82mの山です。大正13年(1924)に中山平次郎博士によって玄武岩を使って、石斧の製作を行った山として、多くの調査や研究が

行われた有名な遺跡です。製作された石斧は、主に太型蛤刃石斧と呼ばれる大型の磨製石斧で打撃力に優れています。今山では、玄武岩を割り、打ち欠いて全体の作業を整える作業を行い、

磨き上げて完成させるのは、それぞれの「むら」で行ったようです。

今山遺跡で製作された石斧は、弥生時代前期後半から中期(今から1900~2000年前)に、現在の福岡県、大分県、佐賀県、熊本県に」かけての北部九州一円に行き渡り、今山を中心とする地域

(後の伊都国に含まれる)の専業集団が他の地域に特産品として供給したと考えられます。このように今山遺跡は、弥生時代の製作技術、生産工程、交易を考える上で重要な遺跡です。(案内板より)

  

私の中学の母校は、今山の隣にある学校です。中学時代は、部活でよく体力強化で今山に登っていた思い出があります。頂上には、まだ石斧のかけらなどが残っていたように記憶しています。

その中学の時の記憶をたどりながら頂上を目指しますが、白髭大明神まで来ましたが、そのあとは、道がありません。

あとで近くの方に聞きましたら、今山は、その後開発され、今の頂上は「白髭大明神」だそうです。

 

 

帰りは、中学校側から降りてきました。ここでも桜が満開でした。