よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

山陽道(西国街道)を歩く「下関~長府」その2

2012-12-12 21:20:47 | 山陽道(西国街道)を歩く
(その1からの続きです。)

山陽道は壇ノ浦「平家茶屋」の所から左折し、火の山方面に入ります。
ここから坂道になってきます。
最初の信号を右に入り、ヘアピンカーブを曲がっていくと火の山ロープウエー壇ノ浦駅に着きます。
火の山ロープウエーは今、休みの時期に入っています。3月から再開するそうです。
  
壇ノ浦駅を過ぎると国民宿舎「海峡ビュー下関」にさしかかります。
昨年ここに行きましたが、関門海峡の眺めが素晴らしかったです。

この辺りは、「前田」という所。急な坂に入ります。
両側には、大邸宅が並んでいます。下関の高級住宅地でしょうか?

細い道を登ったり下ったりすると「貴船神社」に着きます。

坂を下りると右側に茶臼山が見えてきました。
ここで大きな道と合流します。
  
このあたりが「野久留米」という所でしょうか?
左側には「霊鷲山(りょうしゅせん)平家塚」の看板が立っています。

しばらく道なりに歩きます。
ここでふと気づきますが、山口のガードレールは、黄色です。
昭和三十年代、山口に国体が行われたときに山口のシンボル「夏みかん」の色に
統一されたとか。


街道は長府の街に入ってきます。
「長府」という地名は、「長門国府」がおかれた所で略して「長府」と呼ばれたそうです。
古代より山陽道の中継地として栄えました。

「功山寺」

元治元年(1320)創建  鎌倉の円覚寺を模した造りです。仏殿は国宝です。
春は桜、秋は紅葉のスポットとして知られていますが、幕末高杉晋作が挙兵をした所としても
知られています。

寺には、大内義長、毛利歴代藩主、また坂本竜馬とともに活躍した三吉慎蔵のお墓があります。

隣には「長府博物館」があります。

今日は国宝の仏殿内が公開されていましたので中に入ってみました。


功山寺を出ると周辺は昔の城下町の名残を残しています。
  

「長府毛利藩邸」です。
  
以前紅葉の時に中に入りましたが、見事な庭園があります。

「忌宮神社」

昔、長府は豊浦宮と呼ばれこの忌宮神社あたりにあったといわれています。

隣には、日露戦争203高地で指揮をとられた乃木将軍を祀った「乃木神社」もあります。
  

歩いていてお寺の多いことに気が付きました。
本覚寺、大乗寺、正円寺・・・・・・・・
正円寺には、天然記念物の大銀杏があります。
   

乃木通りを過ぎると金屋町に入ります。
ここは、金屋のまちなみといって昔の町屋をイメージしたまちづくりが行われています。


13:47 今日の目的地「長府駅」に到着。


今日もGPSを持って行ったのですが、途中でおかしくなり栄福寺~亀山八幡宮までしか記録されていませんでした。