MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

大雄山最乗寺散策

2023年06月28日 | まち歩き

天狗のこみちをウオーキングの後、一休みして神奈川県有数のパワースポットである「大雄山最乗寺(道了尊)」の境内を散策していました。
本堂の護国殿に厄除け・健康長寿を祈願して境内を巡りました。
開創以来6百年の歴史をもつ霊場で広い境内山林には500年近い老杉が鬱蒼と繁り、境内には約30棟近い堂塔があり、霊気が漲っていました。

本堂の近くの鐘楼の四柱には、昇り龍や下り龍の見事な彫刻が飾られています。

「御供橋」が並行している「園通橋」渡り、結界門をくぐり心身共に清浄となる道了尊の聖域に入ります。

「御供橋」は渡れませんが、再建されて60年となる神奈川の橋100選に選ばれている名橋となっています。

円通橋の脇には、洗心の滝が流れ眺めていると心洗われるスポットとなっています。

「結界門」の両脇には、大天狗と子天狗が立ち浄域を守っています。

結界門の先の三面殿の前には、清らかな聖水を流す観音菩薩像も見られます。

三面大黒殿から冠木門をくぐって最大の難所の「奥の院」に向かって354段の直登階段を上ります。

階段の途中には、左手に烏天狗の小天狗と右手に山伏姿の大天狗が異様な姿で参拝者をチェックしているようです。

8分で無「奥の院(慈雲閣)」に到着しました。

奥の院には、道了尊の化身である十一面観音菩薩が祀られていますが、最乗寺一番のパワースポットとなっており、疲れを忘れるパワーを感じていました。

一休みして石段を下りますが、上りより転げ落ちそうな怖さを感じながらゆっくりと下りていました 

長い階段を下って御神殿の近くには、道了尊・天狗化身像が白狐の上に立って、右手には拄状、左手に縄を持って両手両足に幸運の使いの蛇を従えた姿で、天狗の伝説を表現しているそうです。

御真殿の脇には、世界一の下駄(約1000貫)など夫婦和合の象徴とされる大小多数の下駄が奉納されています。

ご神殿には、当山守護妙覚道了大薩のご本尊が祀られており、心改めて参拝していました。

御神殿から明神橋へ向かう急階段脇には、不動堂や多宝塔が並び、多宝塔は寺院境内最古の建築物で、下部が方形上部が円形の平面を持つ(方形層上円形)の木造二重層となっていて、多宝如来が奉安されています。

多宝塔の横からは、洗心ノ滝の周りには祠や大小の石の周りに滝水が流れて癒しのスポットとなっています。

碧落門下の明神橋の横にも初代の高下駄が残されており、重さ400貫の白い鼻緒と朱色の高下駄が設置されています。

大雄川の相生橋を渡ると、開祖の道了尊が座禅を組んで修行した巨大な「生禅石」が苔がむした形で保存されています。

大雄川渓流沿いの散歩道では、岸壁や杉の巨木に苔が生えて緑豊かな雰囲気ネーチャーロードとなっています。

開運橋近くの杉並木には、巨木の夫婦杉が聳え立ち「和合の杉」と名付けられています。

天狗の小径から最乗寺の600年の歴史と自然が作り出すパワーを感じた一日でした。


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