アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ミズヒマワリ

2011年09月17日 | みどりの仲間達
 私にとっては初めて見る植物、アフリカ原産のキク科のミズヒマワリが玉造町地先の霞ヶ浦湖岸で咲いていました。繁殖力が極めて旺盛で、在来植物を駆逐する恐れがあると言う理由で特定外来生物に指定されています。湿地を好み、葉がヒマワリに似ているのが名前の由来です。純白の花は一見清楚で美しく映えますが、実は恐ろしい野草なのです。
 そんなことで、花言葉は「姿形は良いけれど」です。「馬子にも衣装」とも言うように、馬子も衣装で飾り立てれば立派に見えます。中国では、顧客の要望に応じ、中国産の自動車を人気の高い日本車の外見に似せて改造し、売っているそうです。中国人は見栄っ張りなのでしょうか。
 綾小路きみまろは、若く可愛いお嫁さんが中年になると図々しい小母さんに変身、などと言う類のギャグを連発し、女性たちの人気を博しています。酷い女性蔑視と思うのですが、世の女性たちが怒るどころか笑い転げているのは、彼のギャグが真実をあまりに鮮やかに衝いているからなのでしょう。彼自身が良い奥さんに恵まれず、また彼のギャグを喜んでいる女性たちはきっと身に覚えがあるのです。「恋は盲目」と言うように、‘きみまろ’は姿形に騙されて本性を見抜けず、相当痛い目に遭ったのかも知れません。
 しかし人は色々な面を持っています。悪いところをあら捜ししていると‘きみまろ’のように愚痴っぽい野暮は人物になってしまいます。今更後悔しても詮の無いことですので、良い面を観て楽しく過したほうが賢いのではないでしょうか。人の価値は「姿形」だけではないのです。

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