アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ジュリアン

2017年10月25日 | うちの庭では

ジュリアンの季節が始まりました。これかいら4月にかけて、賑やかに花を咲かせてくれます。これまで自分で育てたことはありませんでしたが、今年は中央が黄色でピンクの覆輪の花を咲かせる一株を購入してきました。鉢植えにして、室内で鑑賞する予定です。花が毎日のように次々と開くので、楽しみが増えました。

ジュリアンの花言葉は「若き日の躍動と輝き」です。革新的な若者の躍動により、社会は発展するものです。「若者」が老いると、新しい若者が取って代わり、社会は発展を続けてゆきます。陸上のリレー競技では、最初は勢いよく走り、疲れた頃に次走者にバトンタッチし、チーム全体で最高速を保ちます。社会も同じで、スピードの出る若者が、次の若者にバトンタッチしてゆかねば、発展速度は鈍るのです。

「金を残すのは下、事業を残すのは中、人を残すのが上」は後藤新平の名言です。最近日本を代表する大企業が不祥事を連発しています。三菱自動車、シャープ、東芝、神戸製鋼などの大企業が、金儲けのためにデーターを捏造したり、会社運営方針を誤ったり、大失態を演じているのです。上層部には「金を残す」ことに汲々とし、事業や人を残す考えは全く見えないのです。「人を残す」とは、若者に存分活躍させ、人材の厚みを増すことなのです。若者を低賃金でこき使うブラック企業では、企業の収入は刹那的に増加するかもしれません。そこには、「若き日の躍動と輝き」はなく、老害が蔓延り、企業の成績は先細りするだけで、人材も育たないのです。

中国共産党大会が今月北京で開催されました。大会宣言を「全会一致」と習近平総書記が締めくくる場面がTVで放映されましたが、全国から2,300人もの代議員を集めて、どんな議論が行われたのでしょう。恐らく習近平への反論は許されず、彼の方針の伝達、または、命令に終わったのではないでしょうか。昨日25日には、中央委員会全体会議で、政治局常務委員を6人を選出しました。定年間際のイエスマンばかりで、二期目となる64歳の習一強が確立したと言われています。総書記の任期は二期となっていますが、ここにも習の後継者となる「若き日の躍動と輝き」を見せる人材はありません。習の三期目総書記の布石ではないかと噂されています。

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