アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

キツリフネ

2008年10月30日 | みどりの仲間達
先日一泊した芦ノ牧温泉は南会津高原に1200年前に開かれた湯治場でした。大川の渓谷美に恵まれた反面、度重なる大川の氾濫で寂れました。しかし、昭和初期に電源開発により氾濫が治まり、近年道路も開通し、再び東北有数の温泉地として甦りました。その夜は久し振りにお酒に酔い、マレーシアで最も人気の高かった日本の歌「昴」を歌い、温泉に浸かり、9時ごろには眠気に耐えられず早寝となりました。
翌朝、日の出と共に起き、ホテル周辺を散歩しました。大川の水流が削った深さ50メートルはありそうに思える渓谷の傾斜にホテルがへばりつくように建っていました。宿泊したホテルは9階建てでしたが、玄関ロビーは9階にあり、客室・広間・浴室はそこからエレベーターで降りてゆくのです。渓谷では紅葉が始まったばかりで薄化粧の状態でした。

朝の散策の途中、路傍にキツリフネの可憐な花がポツリポツリと咲いていました。どの位になるが定かではありませんが、久し振りの再会です。ホウセンカ科の野草で、同属のホウセンカやインパチェンスと同様、触れるとが弾け種子が飛び散ります。逆境にありながら、こんなところで頑張っているのだと愛おしく思いました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« センブリ | トップ | 悲しい別れ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

みどりの仲間達」カテゴリの最新記事