昨日、那須高原ハニー牧場のキャンプ場でセンブリにお目にかかりました。野生のセンブリに出会うのは久し振りです。最初の出会いの場は45年前の岩木山麓でした。大学を卒業し、農林省に入省した私は国営岩木山麓開拓建設事業所に赴任しました。私の業務は開拓道路の建設でした。曲がり竹や潅木を伐採しながら原野を道路適地を探しながら突き進む毎日でした。センブリは時々遭遇する日当たりの良い芝地に群生していたのです。
その後鉢植えを店頭で、或いは薬草園などで見たことはありますが、野生のセンブリとは45年振りの再会のように思われます。岩木山麓の自生地の状況から、センブリは雑草類が繁茂しにくい痩せ地に自生しているように思います。近年は痩せ地もセイタカアワダチソウなど外来植物に覆われてしまいますので、芝地を好むセンブリは苦戦を強いられているのではないでしょうか。
「良薬は口に苦し」と言われることから、千回振っても苦いセンブリは胃薬として珍重された民間薬ですが、薬効成分は認められず、胃病には効果はないといわれています。役立たずと言うことで保護の対象になり難いかも知れませんが、可愛い野草ですので、何とか生き残って欲しいものです。
その後鉢植えを店頭で、或いは薬草園などで見たことはありますが、野生のセンブリとは45年振りの再会のように思われます。岩木山麓の自生地の状況から、センブリは雑草類が繁茂しにくい痩せ地に自生しているように思います。近年は痩せ地もセイタカアワダチソウなど外来植物に覆われてしまいますので、芝地を好むセンブリは苦戦を強いられているのではないでしょうか。
「良薬は口に苦し」と言われることから、千回振っても苦いセンブリは胃薬として珍重された民間薬ですが、薬効成分は認められず、胃病には効果はないといわれています。役立たずと言うことで保護の対象になり難いかも知れませんが、可愛い野草ですので、何とか生き残って欲しいものです。
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