アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

緊急事態宣言

2021年01月17日 | みどりの雑記帖

新型コロナウイルス感染がステージ4〔爆発的感染拡大〕に達したからと、11都府県に緊急事態宣言が発令され、外出自粛や飲食店の営業時間短縮を要請する対応策を講じることになりました。爆発的感染とは医療崩壊状態を言い、命の選択をせざるを得ない状況に陥ったことを意味します。確かに緊急事態に陥ったのですから、その事実を国民に知らせるのは当然のこととです。しかし、緊急事態になってから、感染防止策を始めるというのには、私は違和感を禁じ得ません。

本来、医療は万人に平等であるべきなので、医療崩壊を起こし、命を選択するような状態てにしはならないのです。爆発的感染を阻止するため、ステージ3〔感染者急増〕の段階で緊急事態警報を発令し、感染防止対策に全力を挙げるべきなのです。手遅れとなって医療崩壊を起こしてしまってからでは、ワクチンが開発され接種が始まるまで、多くの国民を死なせてしまうのです。人命を重視するのであれば、ステージ3の段階で防止対策を講ずるべきで、それが出来ないのは経済への打撃を恐れるからに他なりません。

ステージ3で自粛・時短を要請すれば、轟々たる非難が殺到することでしょう。政治家にはそれが何より恐いのです。治療も入院も出来ずに、死者が続出するようになれば、ステージ4でも、遅すぎると不平は出ても、仕方ないと納得するのです。しかし結果的には、感染は制御できず、経済復興はずるずると遅れてしまいます。「二兎を追う者一兎をも得ず」の状態となり、多くの国民を死なせたうえ、経済不況も長引かせてしまうのです。業界と癒着している現在の政治屋は、国民の命のため一身を捧げるような使命感はなく、鼻薬を嗅がされて業界に顔を向けてしまうのです。

 

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