アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

トベラ

2011年07月19日 | 隣の芝生
 北浦の東側に旧大洋村があります。過疎対策に2百万円くらいで別荘を売り出し、人気を呼びました。中には永住する人も増え、彼らの高齢化とともに高騰化する福祉医療費が財政的に問題となっております。住民の親睦と健康向上のため建設されたのが、「とっぷさんて大洋」で、温泉・プール・フィットネスルームなどを備えています。太平洋が眼下広がる構内にはフェニックス・ソテツなどに混じり、南国ムードを醸すトベラが植栽されています。沖縄ではお馴染みの植物ですが、こちらで見るのは初めてでした。
 トベラの花言葉は「偏愛」です。サッカー女子W杯ドイツ大会の準決勝・決勝戦は私も珍しく深夜のテレビにしがみつくように観戦しました。このテレビ中継で私は「偏愛」してしまったのです。その人は、それまで出場機会がなく、準決勝で彗星のように現れ2点ゴールを決め、決勝進出の原動力となった川澄選手です。小柄な体、幼げな顔、きらきら光る目で、こま鼠の様にフィールドを縦横に疾走する姿に一目惚れしてしまったのです。決勝戦では彼女の背番号9ばかりを追っていました。自陣のゴール付近で守備に活躍し、相手ゴール付近で攻撃に加わり、獅子奮迅の戦い振りを見せてくれました。
 MVP・得点王を獲得した澤選手、決勝戦のPK戦でのGK海堀選手の活躍は人々のを感動を呼ぶ快挙でした。サッカーはチーム競技ですから、言うまでもなく優勝は全員のチームワークの賜物です。分かっていながら、背番号9を追い続けた私はなんと言う出来損ないなのでしょう。

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