鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

浦和戦レビュー

2014年07月28日 | Weblog
【J1:第17節 浦和 vs 鹿島】レポート:ポゼッションの浦和と堅守速攻の鹿島、互いの狙いがよく表現された試合だった。(14.07.28)
7月27日(日) 2014 J1リーグ戦 第17節
浦和 1 - 1 鹿島 (18:04/埼玉/39,205人)
得点者:20' 興梠慎三(浦和)、30' 柴崎岳(鹿島)
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90分を通してほとんどの時間帯で主導権を握っていたのは浦和だったが、だからといって浦和の試合だったというわけではない。いや、正確に言えば、浦和はイメージ通りのサッカーができていたが、鹿島も狙い通りの戦いができていた。

浦和はポゼッションからの仕掛け、鹿島は引いて守ってカウンターというスタイルで挑み、それぞれが見せ場を作った。「日本でこれだけのゲームを見られる機会は稀だと思います。それくらい両チームとも素晴らしいプレーをしていたと思います。2つのチームが、違うやり方で勝利を目指していました」とはミハイロ・ペトロヴィッチ監督の弁だが、両者の好対照の戦い方がうまく噛み合うことで見応えのある試合になった。

浦和は青木拓矢に代わって鈴木啓太、平川忠亮に代わって関根貴大がスタメンを飾ったが、いつも通りのサッカーをした。それに対し、鹿島は小笠原満男と柴崎岳のボランチ2枚が浦和の2シャドー、柏木陽介と梅崎司をマークすることで危ない場面を作らせないようにしていた。

そのケアの仕方がまた絶妙で、ある程度のところまではマンツーマンに近い形で見ながら、バイタルエリアから大きく離れて落ちたり、サイドに流れたらマークを離してゾーンに切り替えていた。基本的に2人の対応は後追いだったので、シャドーの2人にボールが入るところまでは許すものの、前は簡単に向かせないという絶妙な距離感を保っていた。

浦和は1トップ2シャドーのコンビネーションで中央突破する機会は簡単に作らせてもらえなかったが、相手の守備が基本的に後追いで、縦パスを当てるまでは比較的簡単にできたので、中から外、外から中という大きな展開でゴール前までボールを運べた。森脇良太、槙野智章がしばしば起点になっていたのはそのためだ。

先制点につながるCKを獲得した一連のプレーも、高い位置でボールを持った森脇が起点になった。森脇のパスを中央で受けた梅崎のループパスから興梠慎三が落とし、そして柏木がフィニッシュという流れは実に見事だった。最後、柏木のシュートは相手の足に当たって枠を外れたが、そこで獲得したCKから興梠が今年も古巣への“恩返し”弾を撃ち込んだ。

一方、鹿島の大きな狙いは柏木が「高い位置でボールを回せたけど、結果として中へのパスを奪ってカウンターというのを狙っていた」と振り返ったように、1トップ2シャドーに入る縦パスをカットしてからのカウンターにあったが、その中で効いていたのが柴崎岳だ。シャドーに決定的な仕事をさせないというタスクの中で、回数は少ないながらもチャンスと見れば積極的に前に顔を出し、速攻に絡んだ。12分には強烈なミドルでGK西川周作を脅かし、26分にはボールカットからピンポイントのミドルパスでダヴィの決定機をお膳立てした。

その柴崎が30分に決めた同点ゴールは、鹿島の狙いがピタリとハマッた形だった。柏木の縦パスがDFに跳ね返されて土居聖真にボールが入った瞬間、柴崎はその後ろから全力疾走。そのまま裏に抜け出し、ダヴィのスルーパスをペナルティエリア内で受けると、一回、中を確認した上で「相手に付かれていたので、思い切り自分で打とうと思った。とりあえず顔の横辺りに高く打とうという意図はあった」とニアの高めを撃ち抜いた。柴崎のゴール前の落ち着きと的確な判断、そしてゴールマウス上部を正確に狙えるキック精度は見事というほかなく、改めて異能の者であることを証明した。

これで浦和の連続無失点記録は7試合でストップしたが、記録が途絶えたことで集中力を欠くような選手はいなかった。「思っていた以上に割り切ってプレーすることができていたと思うし、失点も自分たちがトライした結果だったので。気持ちとしては余裕を持って集中することができた」とは西川。失点したことでバタバタしなかったのは昨年からの成長の表れと言っていいだろう。

それに西川は転んでもただでは起きなかった。78分にダヴィに裏に抜け出され、柴崎の得点シーンと似たような状況を作られて同じように顔面付近にシュートを撃たれたが、「あの失点があったからこそダヴィ選手のシュートも止めることができた。余裕を持って構えられたし、上に来ても手を出せるぐらいの良い構えができていた」と今度はファインセーブでやり返した。

浦和は無失点記録を止められ、公式戦の連勝も8試合でストップ。浦和は決定機を何度か作っていたため勝てる可能性は十分にあったが、鹿島もカウンターから危険な場面を数回作っていた。どちらにも勝つチャンスがあったということを考えれば、1-1という結果は妥当だったのではないだろうか。

以上

2014.07.28 Reported by 神谷正明


「90分を通してほとんどの時間帯で主導権を握っていたのは浦和」と浦和番らしい表現をする神谷氏のレポートである。
確かにポゼッションという数字だけ見れば、このように思うのも致し方のないところ。
しかしながら、試合をきちんと観ておったのあれば、このような文章は恥ずかしくて書けないのではなかろうか。
決定的チャンスという意味では、鹿島に分があり、ダヴィ、本山、杉本太郎のシュートは得点に結びつくことが正しいものであったと思う。
しかしながら、残念なドローに終え、無念に思う。
決して「妥当」ではない。
「浦和がホッと胸をなで下ろした」と締めるべき。
鹿島としては、チーム状態が上向きであることが伝わる試合であった。
結果こそ望むものではなかったが、後半戦へ向け光明の見える試合であったと言えよう。
次節以降が楽しみである。

岳のゴラッソ、ノミネート

2014年07月28日 | Weblog
J1リーグ戦第17節ノミネートゴール決定のお知らせ
2014年7月27日(日)

 J1リーグ戦第17節のノミネートゴールが決定しましたのでお知らせいたします。

J1リーグ戦
柴崎 岳(鹿島) 7月27日 対 浦和戦 得点時間:30
中村 俊輔(横浜FM) 7月27日 対 名古屋戦 得点時間:24
阿部 浩之(G大阪) 7月27日 対 神戸戦 得点時間:72
※ノミネートゴールの映像はスカパー!のホームページ(http://soccer.skyperfectv.co.jp/static/award)で近日公開されます。

■最優秀ゴール賞 -BEST GOAL AWARD- コーナーはこちら ≫


第17節のノミネートゴールに選出された岳のゴラッソである。
綺麗にパスが繋がり右サイドの岳へ、そして冷静にGKの反応できぬ位置へ蹴った。
岳ならではのゴールではなかろうか。
このゴールを観て2011年ナビスコ杯準決勝・名古屋戦の延長勝ち越しゴールを思い出した。
前年のJリーグMVPであった名古屋の楢崎の頭上にズドンと決めた当時ルーキーの岳には度肝を抜かれたものである。
あれから歳月が経ち、岳は期待の若手からチームの中心選手と成長した。
これからも印象に残るゴール、勝利へ導くプレイを続けていって欲しい。
楽しみにしておる。

浦和戦コメント・報道

2014年07月28日 | Weblog
2014Jリーグ ディビジョン1 第17節




鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・前半の守備のパフォーマンスは、もっと良くすることができたと思う。ただ、経験値というところではやむを得ないところがあるし、19歳と21歳のDFで、興梠選手のような経験値のあるFWを抑えろと言っても難しい部分はある。真ん中に勇敢に出ていくということは、経験があってもできないこともあるから、まだ時間はかかる。ハーフタイムに指示は出して少しは改善されたが、前半は興梠選手のところでボールを収められたり、ダイレクトプレーでサイドから斜めにパスを入れてシャドー2枚やウイングバックがサポートに入る形を抑えきれなかった。それが少し残念だった。1-1というスコアは妥当だと思う。後半は鹿島にとっては良い内容だったが、サイドやペナルティーエリアの横までは行けても、クロスの質を欠いていた。前半で起きていたのは、ダヴィ選手がセンターバックの後ろに入ってしまうこと。ハーフタイムには、ペナルティーマークのあたりに入ってほしいと要求した。そうすればニアでもファーでも、瞬時に入れるようになる。そのポジション取りを要求して、少しは改善できたと思う。
・前後半の消耗度を考えた中で、鹿島のパフォーマンスは戦術的な面を含めて良かったと思う。対戦相手の質や能力を考えれば、すばらしい試合をすることができたと思う。
・今日のレフェリングは非常にすばらしかったと思う。緊迫した試合の中でうまく両チームの選手の感情を平常心に保つことができたのは良かったと思う。
・(杉本を起用した理由は)今いる選手が戦力で、杉本選手はチームのために練習に取り組む意識や犠牲心を持っている。チームが苦しい時にこそ必要なもので、彼はその作業をやり続けている。彼が変わろうとしている、成長しようとしている努力を見ていた。当然ながらまだ足りないところは多くあるが、強い相手に対してどのくらい通用するか、どのようなレベルにあるのかがわかってくる。彼は勇敢に示したと思う。今日のパフォーマンスについては、求めた部分に関しては全力で献身的に勇敢に戦った。評価している。





【柴崎 岳】
横に聖真が見えたけど、思いっきり自分で打とうと思った。高く打つ事を心掛け、ファーでもニアでもどちらでも良かった。ニアで反応できないところもあったと思う。結果は、ショック。勝てる要素があった試合だったので、嬉しさよりも悔しさがある。

【杉本 太郎】
相手が疲れている中でチームのために走って、守備では行く時は強く行く、気持ちの入ったプレーでチームを盛り上げることを考えていた。ナビスコも天皇杯も負けて、リーグしかない。リーグタイトルへの気持ちは強く持っている。このような試合に出場できた事は自信がついた。練習から思いきったプレーが出来ていたと思う。

【本山 雅志】
GKの左足にあたったシュートは、チャンスが少なかっただけに決めなくてはいけなかった。選手たちの気持ちも入っていたし、DFも良く跳ね返していた。ガチガチなゲームになってしまったが、自分たちがボールを保持している時は、落ち着いてボールを回せていたと思う。あとはフィニッシュの精度。勝てたのに残念な試合だった。

2014年07月27日(日)


本日行われたJ1第17節浦和戦は1-1で引き分けに終わりました。

【J1:第17節 浦和 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(14.07.27)
7月27日(日) 2014 J1リーグ戦 第17節
浦和 1 - 1 鹿島 (18:04/埼玉/39,205人)
得点者:20' 興梠慎三(浦和)、30' 柴崎岳(鹿島)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:今日の試合は両方にチャンスがあったが、どうしたら勝ち切れたと思うか?
「前半の守備のパフォーマンスをよくすることはできたと思います。でもやむを得ないところがあって、センターバックの2人は19歳と21歳で経験があまりないので、興梠選手のような経験値の高い選手を抑えるのはなかなか難しい。真ん中に勇敢に出て行くのは経験があっても時々できないことだし、もう少し時間がかかると思います。ハーフタイムに少し指示を出して、少し改善できましたが、前半は興梠選手に収められたり、ダイレクトプレーでいつもやっている、サイドから斜めに入れてシャドー2枚がサポートに入ったり、ウィングバックが入ったりするところで前半は抑えきれませんでした。それは残念でした。
前半は拮抗したなかで1-1というスコアは妥当だったと思います。後半は鹿島の内容が非常によかったと思いますが、サイドの崩しまではいいけどクロスの精度がまだ欠けていたり、前半で起きていたのはダヴィ選手が大外のセンターバックの後ろに入ってしまっていた。ハーフタイムで僕が要求したのはペナルティアークの辺りに入ってくれということでした。そうするとニアでもファーでも対応できるようになってくるので、ポジション取りを要求しました。前半の消耗度、後半の消耗度を考えた上で、アントラーズが見せたパフォーマンスは規律の部分を含めて、よかったと思いますし、特に対戦相手の質、能力を考えると素晴らしい試合ができたと思います」

Q:この緊迫感ある試合で杉本選手を使ったが、評価は?
「今いる選手たちが僕が使えると思う戦力であって、杉本選手はチームのために練習に取り組み、そしてチームの一員になるために練習に取り組む意識を持っている選手です。それは、チームが苦しいときにこそ一番必要なことであって、それを彼がやり続けていることを僕は見ていましたし、彼が変わろうとしている、成長しようとする努力を見ていました。まだ足りないところは多くありますけど、弱い相手に対して活躍するのはどの選手でもできますが、強い選手に対してどれくらいできるかというところで、その選手がどのレベルにあるのかが分かってきます。それを僕は彼らにはずっと言い続けていますし、彼はそれを勇敢に示したと思います。今日のパフォーマンスは、僕が求めたことに関しては全力で犠牲心を持って、勇敢に戦ったと評価しています。
ユースに4人ほど面白い選手がいますが、僕は使いたいのですけど登録上できないと言われているので、もうちょっと待ちたいと思います。若い選手というのは意欲があって、願望があって、ハングリーさがあります。彼らを使って失敗した方が明るい未来になると思います。ベテランや中堅の選手で欲がなくなった者は、前に進むことができなくなりますから、それを失った者を使うよりは、若い選手で戦った方がクラブにとっても、サポーターにとっても明るい未来につながっていくのではないかなと思います。それがチーム再建するための血の部分だと思います」

Q:監督は精神的なものを大事にされているというのはハーフタイムのコメントからも感じられますが、ご自身の経験から世界でそういったものはどれくらい大事なものか語ってください。
「メンタルコンディションは専門分野ではないので知識を持っていませんし、どの効果はよく分かりません。実の息子が10年くらい精神科医に通ってセラピーを受けていますが、いつよくなるのかなという思いでいるので、その意味はサッカーにおいては何も言うことはできません。ただ、選手たちは水曜日、土曜日という試合の流れが当たり前になっていて、水曜に試合をした後に土曜までメンタルトレーナーだったり、精神科医の専門家にメンタルのネガティブな部分をどうにかできるかと言えば、どうかなと思う。もしかしたらそういう専門知識のある方はできるのかもしれませんが、僕自身の経験から言えば、ミスや過去のことを引きずっても、土曜に試合があるので自分で切り替えるしかないし、自分で前に向かっていくしかない。ブラジルで言われていることですが、ボールは止まりません。人生同様、常に生きながら学んでいく。試合中でも、落ち込んでいる間に前に行かれてしまいますし、頭を抱えている選手がいますが、その間にサッカーの人生は進んでいます。自分でどうにかするしかないと思いますし、そういう話を選手たちにしたことがあります。落ち込んでいる暇があったら、次に切り替えた方がいいと思います」

以上

【J1:第17節 浦和 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(14.07.27)
●柴崎岳選手(鹿島)
「(シュートは)横に人がいるのも見えたけど、相手に付かれていたので、思い切り自分で打とうと思った」

Q:あのコースはGKの苦手とするところだが?
「とりあえず顔の横辺りに高く打とうという意図はあった。ファーでもニアでもよかったけど、あまり反応できないところだったと思う」

Q:引き分けという結果については?
「ショックというか、勝てる要素はある試合だったので。うれしさよりも悔しさの方が勝る3試合だし、大宮戦と今回はセットプレーでやられている。試合前から監督がセットプレーでしっかりと集中して守るようにという指示があったし、練習の中でもセットプレーはある程度時間を割いてやっているなかで、この2試合それでやられているのは、個人個人の意識の改善が必要だと思う。チームとしてセットプレーでの集中力を高めないといけない。セットプレーは一対一だし、うちはマンツーマンでやっているし、ポジション取りだったり、タイミングだったりで負けてはいけない。逆にこちらはああいうセットプレーで決めていないし、やり返すくらいの地力がほしい。これをいい教訓として受け止めないといけない」

[ J1:第17節 浦和 vs 鹿島 ]


先制を許した鹿島は30分、ダヴィのスルーパスに抜け出した柴崎岳がニアサイドに打ち抜き同点ゴールを決めた。しかし引き分けに終わり笑顔なくスタジアムを後にした。

浦和ゴールをこじ開けた鹿島MF柴崎「反応できないところに打てた」
14/7/27 23:04

[7.27 J1第17節 浦和1-1鹿島 埼スタ]



 鉄壁の守備を背番号20が打ち破った。相手はJ1新記録の7試合連続完封中の浦和レッズ。序盤からゴールを強襲した鹿島アントラーズだったが、GK西川周作の好セーブに遭ってネットを揺らせない。前半20分にはFW興梠慎三に先制ゴールを奪われて劣勢に立たされたが、嫌な流れをMF柴崎岳が断ち切った。

 前半30分、DF植田直通が相手の縦パスをインターセプトすると、柴崎はすぐさま右サイドを駆け上がる。MF土居聖真、FWダヴィを経由したボールをフリーで呼び込むと、西川の動きをしっかりと確認して強烈なシュートをニアサイドに叩き込んだ。7試合無失点という、浦和が築き上げた鉄の壁を打ち砕いた瞬間だった。

「横に(土居)聖真が見えましたが相手につかれていたので、思い切り自分で打とうかなと思いました。とりあえず(GKの)顔の横のあたり、高い位置にシュートを打とうという意図があったので、ニアでもファーでもどちらでも良かったのですが、あまり反応できないところには打てたかなと思います」とゴールシーンを振り返った。

 この日は攻撃面だけでなく、守備面でも貢献した。相手2シャドーのMF柏木陽介、MF梅崎司への監視を怠ることなく、自由を奪う。2人に向けて縦パスが配球されるや、鋭い出足で相手の前に体を入れてインターセプトを成功させると、その勢いのまま攻撃に移ってチャンスを生み出した。

 しかし、結果的には3試合連続の引き分けに終わり、本人も納得のいかない表情を浮かべた。「ショックというか、どれも勝てる要素のある試合だったと思うので、僕の中では嬉しさよりも悔しさが勝る3試合でした」と語ると、「大宮戦と今日の試合はセットプレーからの失点でやられているので、個人個人の意識の改革が必要だし、チームとしてセットプレー時には集中力を高めないといけない。これを教訓として受け止めないといけません」と個人として、そしてチームとしてさらなる成長を期した。

(取材・文 折戸岳彦)

18歳のJデビュー、鹿島MF杉本「鹿島を背負う責任感が強まった」
14/7/27 23:49

[7.27 J1第17節 浦和1-1鹿島 埼スタ]



 18歳の若武者が大きな一歩を踏み出した。第3節以来となるベンチ入りを果たした鹿島アントラーズのMF杉本太郎は、この試合で自分がJリーグデビューする予感があったと語った。「ベンチに入ったことで正直、今日は出れるかなと思っていました。何となく、雰囲気的に」と――。

 そして1-1で迎えた後半23分、その予感が的中する。MF豊川雄太に代わり、ピッチに送り出された杉本は念願のJデビューを飾ることとなった。同点で迎えた試合途中での投入となったが、「とりあえず思い切りやれと言われました。思っていたよりも緊張もなかったし、雰囲気にのまれることはなく、思い切ってやれたと思います」。試合後にそう語ったように、18歳ながらも物怖じしない姿勢を見せてピッチ上で存在感を示した。

 右サイドハーフのポジションで投入されると、直後の後半24分にはMFカイオのスルーパスを受けて、PA内で積極的な仕掛けを披露。対面するDF槙野智章にも激しく体をぶつけて守備をこなすだけでなく、同32分にはFWダヴィとのパス交換から自身初シュートを放つなど、思い切りの良いプレーで鹿島サポーターを沸かせた。

 シュートがジャストミートしなかったこともあり、「自分の中では余裕を持っていましたが、相手のスライディングが視界に入って、それが気になってしまいました。チャンスがあった分、ゴールも決めたかったです」と反省を口にしたが、「でも、いい勉強になりました。試合に出たことで気持ちの余裕も出てきますし、自信もついたと思うので、もっと思い切ったプレーが練習から出せると思います」と、すぐさま視線を上に向けた。

 プロデビューを飾ったことで、新たな世界も見えてきたようだ。「今まで思っていた以上の責任感を感じました。これから戦って、鹿島を背負うんだぞという。そういう気持ちがより一層強くなりました」と語るだけでなく、「試合に出たことで満足するわけではありません。自分がチームのために走り、気持ちの入ったプレーを見せて盛り上げていきたいし、もっと前へ、前へという意識を持ってゴールも決められればと思います」と今後に向けて意気込みを示した。1996年生まれの18歳の物語は、まだ始まったばかりだ。

(取材・文 折戸岳彦)

広島柴崎弾で分け「逆転できず残念」監督
<J1:広島1-1甲府>◇第17節◇27日◇Eスタ

 広島は甲府に前半21分に先制点を奪われたが、後半40分にMF柴崎晃誠(29)の得点でドローに持ち込んだ。

 前半33分には相手FWが退場。数的有利の状況だったが、相手の手堅い守備を崩すことができなかった。

 森保一監督(45)は「この試合は相手に先制点を与えると厳しい戦いになると思っていた。終盤に相手が疲れたところで同点、逆転と思っていたが逆転できず残念」と肩を落とした。
 [2014年7月27日22時20分]

鹿島・杉本が堂々J1デビュー「雰囲気にのまれなかった」
 J1第17節(27日、浦和1-1鹿島、埼玉)鹿島の18歳、杉本が後半23分から右MFでJ1初出場した。4万人近い大観衆にも「思ったほど緊張せず、雰囲気にものまれなかった」と堂々とプレーした。

 24分の決定機は槙野の鋭いタックルに阻まれ、32分に放ったシュートは弱く、GK西川に止められた。岐阜・帝京大可児高から今季加入した162センチの技巧派は「試合に出たことで気持ちに余裕が生まれ、自信もついた」と話した。(共同)

代表復帰へ意欲!鹿島・柴崎、チームの無失点記録止めた!

浦和-鹿島 前半、同点ゴールを決めた鹿島・柴崎(右から2人目)=埼玉スタジアム

 J1第17節(27日、浦和1-1鹿島、埼玉)鹿島のMF柴崎が浦和の無失点記録を止める同点ゴールを決め、「高く打とうと意識した。(GKが)反応できないところだったと思う」と胸を張った。ブラジルW杯はメンバー入りを期待されながら落選。アギレ・ジャパン入りに向け、「前に入っているとか関係なくなる。個人のパファーマンスも出していきたい」と意欲を語った。
(紙面から)


浦和-鹿島 前半、浦和・柏木(右)と競り合う鹿島・柴崎=埼玉スタジアム


鹿島・小笠原と競り合う浦和・柏木=埼玉スタジアム (撮影・桐山弘太)


浦和と引き分けに終わった鹿島イレブン=埼玉スタジアム


柴崎 冷静弾で浦和止めた!期待のボランチ「ロシアに出たい」
J1第17節 鹿島1―1浦和 (7月27日 埼玉)


<浦和・鹿島>後半、鹿島・柴崎が浦和・青木(手前)と競り合う
Photo By スポニチ


 鹿島が首位・浦和の連続無失点試合記録を「7」で止めた。1点を追う前半30分に18年W杯ロシア大会でのメンバー入りが期待されるMF柴崎岳(22)が得点して1―1の引き分けに持ち込んだ。5―1で神戸に圧勝したG大阪はFW宇佐美貴史(22)が2得点と活躍。“プラチナ世代”が大暴れした。2位の鳥栖はアウェーでC大阪を1―0で破り、浦和との勝ち点差を2に縮めた。

 アギーレジャパンの“心臓”候補が鉄壁の浦和を止めた。1点を追う前半30分、FWダヴィのスルーパスに右サイドを駆け上がってきたMF柴崎が反応。W杯ブラジル大会に選ばれたGK西川との1対1を制し、浦和の連続無失点記録にピリオドを打った。

 「横(ゴール前)に聖真(土居)がいたけどマークに付かれていたので自分で打とうと思った。とりあえず高くて強いシュートを打とうという意図があった」。狙い澄ました一撃はニアを打ち抜く今季3ゴール目。シーズン自己最高記録となる得点で、首位・浦和相手に敵地で勝ち点1を手にする原動力となった。

 鹿島だけではなく、アギーレジャパンへの期待も高まる。W杯ブラジル大会に出場したMF遠藤は34歳で、主将のMF長谷部も30歳。4年後を見据えればボランチは血の入れ替えが必要となる。4月の国内組の代表候補合宿に招集されたが吉報は届かず、悔しさは人一倍。だからこそ「今回のW杯を見て思うところはあったし、ロシアは出場したい」と4年後への思いを強めた。

 「前に代表に呼ばれていたとかの評価は関係なくなる。これからのパフォーマンスで選ぶだろうし、代表に値するパフォーマンスを示していきたい」。ダヴィに通した前半26分のスルーパスのように、ゲームをつくれるまれな存在であることは間違いない。

 そして得点シーンのようにタイミングを見て前線へ飛び出せるのも魅力の一つだ。遠藤のパスセンスと長谷部の機動力を持った柴崎が、新生ジャパンのボランチに名を連ねる可能性は十分にある。


<浦和・鹿島>前半、鹿島・柴崎(右)にゴールを決められる浦和・西川 
Photo By スポニチ


<浦和・鹿島>後半、鹿島・柴崎がクロスを上げる
Photo By スポニチ


[ 2014年7月28日 05:30 ]

【鹿島】柴崎の右!浦和ゴール8戦ぶりこじ開けた!アギレ日本主軸へアピール
2014年7月28日6時0分 スポーツ報知


前半30分、同点ゴールを決めた鹿島・柴崎(右から2人目)

 ◆J1第17節 浦和1―1鹿島(27日・埼玉スタジアム)

 日本代表のハビエル・アギレ新監督(55)就任発表からの初戦で、新生ジャパン入りを狙う有望株がアピール合戦を繰り広げた。鹿島はMF柴崎岳(22)が首位・浦和から同点ゴールを決め、1―1と引き分けた。浦和の連続無失点記録を歴代2位の659分で止めた。

 ゴールを見ていなかった。1点を追う前半30分。柴崎は右45度からドリブルでエリアに進入し、相手GK西川と1対1を迎えた。ゴール前に味方が走り込んでくる、その方向を見ながら、ゴール右上に突き刺した。「狙い通り? そうですね。(GKの)顔の横だったり、とにかく高く打とうと思った」。高度な技術と、それを実行する自信が詰まったゴールだった。

 ブラジルW杯をテレビで見た。4得点を記録するなど国を背負って戦うブラジル代表FWネイマール(22)=バルセロナ=ら同世代が得点するシーンを目にした。特にネイマールとは、09年U―17W杯で対戦した時は「まだ、手が届きそうだった」という。それが、5年を経て「(違う世界に)行っちゃうよね」と印象を持ったという。

 5年前に日本代表の10番を背負って、ネイマールと渡り合ったボランチは「焦りもある」と心境を明かした。それでも、「(自分も)そっちの世界にも行かなきゃいけない。追いつけるか? 分からない。でも、やるしかない」と心に決めた。ブラジルW杯のメンバー選考では、最終候補に残りながらも、選出されなかった。その差を「実力不足」と整理。「(18年の)ロシアW杯では出場したい」と走り始めた。

 ナイターだったこの日も、前半12分に強烈なミドルシュートを放つなど、気温28度、湿度73%の酷暑の中で、運動量を落とさなかった。「もっともっとチャンスを決められた。勝てなくて悔しい方が強い」。MF遠藤(G大阪)から日本代表ボランチの後継者に指名されるなど、アギレ・ジャパンでも主軸となりうる能力を持つ。世界の最高峰を見ながら、柴崎は尽きることのない向上心を燃やしている。(内田 知宏)

 ◆柴崎 岳(しばさき・がく)1992年5月28日、青森・野辺地町生まれ。22歳。野辺地小2年でサッカーを始める。青森山田高2年時の09年2月に鹿島入りを決断。当時、Jリーグ史上最速のプロ内定選手となった。12年ナビスコ杯決勝でMVP。同年にJリーグベストヤングプレーヤー賞受賞。Jリーグ通算95試合出場5得点。利き足は右。175センチ、64キロ。家族は両親と兄2人。

柴崎、司令塔はオレ弾!浦和無失点阻む
2014年7月28日


 前半、同点ゴールを決め、サポーターの声援にガッツポーズで応える鹿島・柴崎

 「J1、浦和1-1鹿島」(27日、埼玉)

 鹿島はMF柴崎岳(22)が同点ゴールを挙げ、首位・浦和の連続無失点のJ1記録を7試合で止めた。試合は1‐1で引き分けた。

 鹿島のボランチ柴崎が、冷静に日本代表GK西川から得点を奪った。浦和の連続無失点試合を「7」で、連続無失点時間を「659分」で止めた。

 0‐1で迎えた前半30分、FWダビからのパスに右サイドを抜け出した。ペナルティーエリア内で西川と1対1の絶好機。中央にいたFW土居に一瞬目線を送りフェイントをかけると、ためらいなく右足を振り抜き、ゴール右上を打ち抜いた。

 狙い通りか?との問いには「そうですね」と平然と答えた。「顔の横だったり、とにかく高く打とうと思った。ファーかニアかはどちらでもよかった」と、冷静に振り返った。

 22歳にして名門・鹿島の中盤を支え、“ポスト遠藤保仁”の呼び声も高い。W杯ブラジル大会は選外だったが、日本代表のザッケローニ前監督も注目はしていた。

 「ロシア(W杯)は出場したい。多分、評価は前に(代表に)入っているとか、いないとか関係ないと思う」と意欲十分。アギーレ新監督へのアピールを続ける。

加入4年目の鹿島MF柴崎岳…漂うリーダーの風格と秘めるポテンシャル

鹿島加入4年目となった柴崎岳 [写真]=Getty Images

 浦和レッズのJ1無失点記録に終止符を打ったのは、鹿島アントラーズの柴崎岳の放った豪快な一発だった。

 首位との敵地での一戦で、1点ビハインドで迎えた30分。植田直通のパスカットを発端に、土居聖真とダヴィを経由して、ボールは一気にゴール前に。カウンターの流れと並走するかのように、自陣から一気に右サイドを駆け上がった柴崎は、ディフェンスラインを抜け出すと右足を振り抜く。

「横に聖真が見えたが、自分で思い切り打とうと思った。高いところに打とうとして、ファーサイドでもニアサイドでもどちらでも良かった。反応できないところもあったと思う」

 ニアサイド上を冷静に打ち抜いたシュートは、日本代表GK西川周作でもさすがになす術なしと言ったところか。得点に絡んだ土居も「理想の形」と誇る一連の流れで、659分もの間無失点だった浦和のゴールをこじ開けた。

 普段はクールな柴崎も、ゴール直後に大きなガッツポーズを見せた。しかし、勝ち越し点までは奪えず、3試合連続ドローで首位の浦和との勝ち点差は9のまま。「結果はショック」という言葉通り、試合直後にしゃがみ込んだことも勝ち切れなかった故か。

「勝てる要素があった試合なので、嬉しさよりも悔しさがある」

 常勝を義務付けられたクラブの主力らしい言葉が続いたが、プレー面でも完全にリーダーの風格が出てきている。本人は「特別なことはやっていない」と語ったが、約2カ月間の中断期間を経て、下半身を中心にがっしりして逞しさが増したように映る。接触プレーもいとわず、仲間へのコーチングや審判へのコミュニケーションもこれまでよりも積極的な印象を残す。

 1-1で迎えた終盤の86分。カウンターから中盤で大きく右サイドの土居に展開すると、ゴール前に突進。ファーサイドで受けたクロスを繊細なワンタッチパスで本山雅志に落とし、決定機も作り出した。最終盤の勝負所でも見せる衰えない走力と高い技術は、観るものを唸らせる。

「中断前と比べると、ある程度走れているなという実感はあるし、このコンディションを維持していきたい」

 将来を嘱望され、ルーキーイヤーから出番をつかんだ22歳。ただ、4年目のスケールアップというよりも、むしろ本領発揮という表現の方がしっくりくるから恐ろしい。

 浦和の無失点記録を止める一発は、自己新となるシーズン3ゴール目。秘めるポテンシャルも、まだまだ感じさせる。今季はようやく折り返しを迎えただけに、更なるインパクトの期待は高まるばかりだ。

文=小谷紘友


ユースに起用したい選手がいると語るトニーニョ・セレーゾ監督である。
この試合でもルーキーの杉本太郎を送り出し、若手起用に積極的な指揮官と言えよう。
その杉本太郎は、公式戦デビューを振り返り、「今まで思っていた以上の責任感を感じました。これから戦って、鹿島を背負うんだぞという。そういう気持ちがより一層強くなりました」と語る。
将来の鹿島を背負う若者はタイトルへの執念も深く、鹿島らしい選手として成長してくれるであろう。
そして、報道の中心は岳であった。
冷静かつ豪快に同点ゴールを決め、改めて才能の高さを感じさせられた。
ここ3試合、勝ちきれず悔しい思いをしておることが伝えられる。
8月は攻勢をかけ、勝利に導くのだ。
岳の更なる活躍を期待しておる。

浦和・興梠、流れの中でゴールを決めることができなかった

2014年07月28日 | Weblog
【J1:第17節 浦和 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(14.07.27)
7月27日(日) 2014 J1リーグ戦 第17節
浦和 1 - 1 鹿島 (18:04/埼玉/39,205人)
得点者:20' 興梠慎三(浦和)、30' 柴崎岳(鹿島)

●興梠慎三選手(浦和)
「鹿島がある程度、引いてくることはわかっていたので、先に点を取れれば相手が出てくるところを突いて、追加点を狙えると思っていたけど、うまく抑えられてしまった。あのゴールもラッキーだったし、課題がいっぱい見つかった試合だった。FWとしてああいうところでゴールできるのは大事なことだけど、流れの中でゴールを決めることができなかった」

Q:縦パスを受けてポストプレーをする機会が少なかった?
「鹿島は引いてくるとは思っていたけどあそこまで守ってくるとは思っていなかったので、自分にもボールが入ってこなかったので苦戦した。個人的にはやりづらかった。自分たちのホームだから勝ちたかったし、何度かチャンスがありながら決められなかったところもあったので、そこを決めていれば勝てた試合だと思う。それはお互いそうだけど、最後の最後のところがまだまだ甘い」

Q:試合前に今年は空回りしないと言っていたが?
「空回りしました(苦笑)。全然ダメだった。もっともっといいプレーをしたかったけど。ゴールは決めたけど、鹿島戦はいつも中途半端なゴールだから、もうちょっとスカッとしたゴールを決めたかった。またアウェイでも鹿島とやるので、その時にスカッとしたゴールを決めたい」

[ J1:第17節 浦和 vs 鹿島 ]


ホーム浦和は20分、CKから中央にこぼれたボールを興梠慎三が押し込み古巣相手からのゴールとなった。


相手チームサポーターへの挑発行為は懲罰が必須である。
あれほどの行動を取らせるクラブ体質共に問題があると言えよう。
この行為には厳罰を与えるべきである。
もし、これが不問だとしたら、Jリーグ全体に問題があると思わざるを得ない。

浦和戦プレビュー

2014年07月26日 | Weblog
【J1:第17節 浦和 vs 鹿島】プレビュー:好発進の浦和は中断明け3連勝を狙う。鹿島は上位戦線に留まるためにも負けられない(14.07.26)
ここまでは順調に来ている。中断前に首位に立った浦和はリーグ再開後の新潟戦、徳島戦で2連勝を飾り、これ以上ないスタートを切った。公式戦8連勝、リーグ新記録となる7試合連続無失点と今の浦和は波に乗っている。

無失点記録を更新するほどの結果を残していることもあり、選手たちは守備に自信を深めている。だが、そういう時こそ、これまで以上に気を引き締めて戦わなければいけない。無失点記録は守備意識を高めるいい刺激となっているが、かといってこだわりすぎるのは危険だ。

サッカーではスーパーシュートが息を呑むようなファインセーブで防がれることもあれば、何の変哲もないシュートがゴールに入ってしまうこともある。どれほど守備の固いチームであっても、いつかは必ず失点する。怖いのは無失点記録が途切れた時に、緊張の糸も切れてしまうことだ。

鹿島戦で記録がさらに更新されるかもしれないし、途絶えてしまうかもしれない。それは神のみぞ知ることだが、実際に途切れた時に集中力を欠くような事態にならないためには、記録が途絶えることも想定して戦うべきだろう。守護神も常に心の準備はしている。

「記録を塗り替えた後が一番大事だと思っている。まず勝つことを考えて、終わった時に無失点であればいいけど、サッカーは失点することもあるし、失点した後が大事だと思う。徳島戦でも最悪の事態を考えて入った」

実際、徳島戦でもちょっとしたミスからピンチになりかけたシーンはいくつかあった。リーグ最少得点の相手の決定力不足に助けられた部分もあったし、守備陣の奮闘や西川のファインセーブで窮地を乗り切ったが、鹿島にはチャンスを見逃さずに決め切れる選手が揃っている。

鹿島は現在、浦和と勝点9差の4位につけている。F東京戦、大宮戦で2試合連続引き分けと、中断明けでスタートダッシュをかけたいところで足踏みを強いられた。特に前節の大宮戦は2度にわたってリードを奪うなど優勢に試合を進め、シュートも相手の倍以上となる22本も放ちながら勝点3を奪えなかったのだから相当に悔しかったはずだ。

浦和との対戦は、上位戦線に生き残っていくために非常に重要な試合になる。首位の浦和にこれ以上引き離されないためにも、この一戦は絶対に落とせない。両者の対決は白熱した展開になることが多いが、今回もヒリつくような戦いになるだろう。

鹿島と対峙する上でやっかいなのはサイドハーフの動きだ。鹿島はサイドハーフが中に入ってマークを撹乱させるのが上手なチームだ。タイミングよくバイタルエリア周りに顔を出し、前を向いてボールを受ける一連の動きは相手からすると非常に嫌らしい。

そして、これまでの浦和はその動きに対応するのがあまり得意でなかった。相手サイドハーフが中に入ってきた時に、ウィングバックが見るのか、センターバックが見るのか、あるいはボランチがケアするのかという受け渡しの部分が曖昧になりがちで、マークが浮いてしまうことがあった。

さらに、その動きに連動してサイドバックが攻め上がってくると、誰が誰を見るのかという判断が難しくなる。元々、今の浦和の守り方だと、構造的に相手サイドバックへのチェックは遅れがちになる。単純にサイドバックをフリーにしてクロスを上げられる分にはまだいいが、中のマークが曖昧なままサイドバックにも揺さぶられるとかなり危険な状況に直面することになる。

鹿島はその連動した仕掛けがうまい。それはサイドハーフの質の高さもさることながら、中途半端なポジションで浮いている彼らや、駆け上がってきたサイドバックにタイミングよくピンポイントのパスを出せる選手──柴崎岳と小笠原満男──が中盤の底にいることも大きい。

ただ、最近の浦和はそういった仕掛けにも、ある程度対応できるようになってきている。だからこそ無失点記録も樹立できた。それに、形は違えど、サイドを絡めたコンビネーションは浦和も得意とするところだ。サイドを巡る攻防はこの試合の見どころに1つになりそうだ。

以上

2014.07.26 Reported by 神谷正明


鹿島のサイドハーフの動きについて警戒する浦和番の神谷氏によるプレビューである。
伝統的にこのポジションに有能な選手を置く鹿島としてはこのストロングポイントを活かしたいところ。
ヤスとカイオがフィジカルとスピードで浦和の選手を上回り、攻撃の要としたい。
変なジャッジさえなければ、問題なく勝てる相手である。
公平な試合で快勝を望む。
良い結果を楽しみにしておる。

ジョルジ・ワグネルは候補の一人

2014年07月26日 | Weblog
鹿島、元柏MFジョルジワグネル獲得へ
 鹿島が、元柏のブラジル人MFジョルジワグネル(35)の獲得に乗り出していると、ブラジル紙グロボなど複数メディアが報じた。11~13年に柏でリーグ優勝などに貢献し、現在はブラジル1部ボタフォゴでプレー。本人が約半年ぶりのJリーグ復帰を決断し、2年契約を結んだとも報じられたが、鹿島関係者は「契約はしていない。調査対象なのは事実だが、何人かいる候補の1人」と説明した。
 [2014年7月26日7時51分 紙面から]

鹿島 ジョルジ・ワグネル獲得へ 昨季まで柏所属、左太腿は完治

昨季まで柏に所属したジョルジ・ワグネル
Photo By スポニチ


 鹿島が昨季まで柏に所属したMFジョルジ・ワグネル(35)を獲得することが分かった。同選手は母国ブラジルのボタフォゴに所属。左太腿を痛めていたものの、完治して問題なくプレーができる状態に戻っているという。

 柏では正確な左足を武器にJ1(11年)、天皇杯(12年度)、ナビスコ杯(13年)制覇に貢献。鹿島は首位・浦和と勝ち点9差の4位につけ、“優勝請負人”に逆転Vを託す。
[ 2014年7月26日 06:19 ]

【鹿島】元柏ジョルジ・ワグネル獲得へ「候補の1人」
2014年7月26日6時0分 スポーツ報知

 鹿島が元柏のMFジョルジ・ワグネル(35)=ボタフォゴ=の獲得に動いていることが25日、分かった。25日のブラジル日刊紙「オ・グローボ」が報じた。給料未払いなどが原因で、ボタフォゴはワグネルとの契約を解除した。

 鹿島は後半戦の巻き返しを狙い、中盤から前線を補強ポイントに挙げ、助っ人を探していた。鹿島関係者も「候補の1人」と認めた。

 ワグネルは主に攻撃的MFを務め、左足の正確さが武器。昨季まで柏で3年間プレーし、Jリーグ91試合20得点を挙げるなど実績も十分だ。今季はボタフォゴで21試合3得点だった。


昨日報じられたジョルジワグネルの続報である。
既に契約済みで2年契約との噂もあったが、鹿島関係者は「契約はしていない。調査対象なのは事実だが、何人かいる候補の1人」と返答とのこと。
また、心配された負傷は完治しておりプレイに支障は無い様子。
ジョルジ・ワグネルほどの選手が加入すれば、確実に戦力がアップする。
また、彼かどうかは別として、補強には動いておること。
次なる報を待ちたい。

仙台・柳沢、次こそはという気持ちで行く

2014年07月26日 | Weblog
【仙台】柳沢がフルメニュー!27日・東京F選に意欲
2014年7月26日6時0分 スポーツ報知


全体練習に合流した柳沢(先頭)

 右膝痛のため23日の名古屋戦を欠場したJ1ベガルタ仙台のFW柳沢敦(37)が25日、炎天下でフルメニューを消化し万全をアピールした。紅白戦でもキレのある動きを見せたベテランは「いい試合にしたい」と意欲。27日のアウェーF東京戦(午後6時30分開始)での勝利を誓った。

 この日は、FW赤嶺とFW武藤が別メニュー調整。DF石川直らは、全体練習中にはピッチに姿さえ見せなかった。けが人が続出し、厳しい状態にあるのは間違いない。それでもストライカーは「現状の中で勝ち点3が取れれば、大きな自信になる」とキッパリ。苦しい状況だからこそ、全力を出し切る構えだ。

 19日のアウェー柏戦、前節の名古屋戦と2戦連続で引き分け。勝ちきれない試合が続いているが、柳沢は悲観的な見方をしていない。「常にポジティブに考えるという意味では、負けていないことは強みでもある。次こそはという気持ちで行く」と力を込めた。現在、J1で得点した通算シーズンは「16」でG大阪の遠藤と並び1位タイ。歴代単独1位の“メモリアル弾”を決め、チームの勝利に貢献する。(高橋 宏磁)


フルメニューを消化した仙台の柳沢である。
好調な様子。
ここは得点という結果を出し、大きく報じられて欲しいところ。
柳沢の動き出しで勝利に導くのだ。
楽しみにしておる。

明るい未来につながるMF陣

2014年07月26日 | Weblog
連続無失点記録更新を狙う浦和に対し鹿島が意地を見せるか
第17節が7月27日(日)に開催される。浦和は連続無失点記録をさらに伸ばすことができるか。その記録を阻止しようと立ちはだかるのが名門の鹿島。Jリーグの歴史を彩ってきた両者の対決は、タイトル争いにも影響を及ぼす重要なカードといえるだろう。

浦和(1位) vs 鹿島(4位) 7月27日(日)18:00@埼玉



前節の徳島戦でJ1新記録となる7試合連続無失点を達成し、4連勝で首位をキープした浦和が、一つのヤマ場を迎える。今節の鹿島に始まり、神戸、川崎Fと続く上位陣との3連戦だ。鹿島との勝敗を分けるポイントとなりそうなのが、セットプレーの攻防だ。浦和は徳島戦でMF柏木 陽介のFKからDF槙野 智章が決めて先制。DF那須 大亮もCKやFKを合わせる得点力には定評があり、攻撃面の貢献も大きい。一方、鹿島は前節の大宮戦で「ダメージが大きい」(トニーニョ セレーゾ監督)セットプレーから失点しており、マークの見直しなどの修正が必要かもしれない。

鹿島は名門のプライドに懸けても、浦和の連続無失点記録を阻止したいだろう。大宮戦でFWダヴィに4試合ぶりの得点が生まれたことは好材料。柴崎 岳、遠藤 康、土居 聖真のMF陣も素晴らしいパフォーマンスを見せ、「明るい未来につながる」とトニーニョ セレーゾ監督を喜ばせた。彼らが持ち味を生かして多彩に相手ゴールに迫ることができれば、「(守備構築に)しっかり取り組んできた」(ペトロヴィッチ監督)浦和の堅守を攻略することも可能だろう。

清水(15位) vs 柏(7位) 7月27日(日)18:00@アイスタ
再開後の初白星を目指すチームの対決。8試合連続して複数得点がない清水は、シュート意識を高めることが重要か。柏はボールを失った後のカウンターアタック対策が必要だろう。


浦和との対戦をピックアップするJリーグ公式のプレビューである。
MF陣が素晴らしいパフォーマンスを見せておると語る。
中盤を圧倒し、浦和の守備陣を崩すのだ。
邪悪なるアウェイの地にてゴールの歓喜に酔おうではないか。
ジャッジさえまともであれば、恐れる相手では無い。
楽しみな一戦である。

西、ゴールの予感

2014年07月25日 | Weblog
2014年07月25日(金)


15時半からのミーティング後、紅白戦やセットプレーの確認を行いました。一部の選手はFKの練習も実施しています。紅白戦では杉本選手がフェイントで相手を上手くかわし、ゴールを決めていました。

紅白戦に出場した西である。
右サイドの攻撃を活性化させるのは西の上がりである。
サイドに張り付くこと無くセンターに侵入するプレイは、西の真骨頂である。
そろそろゴールという結果が出るのではなかろうか。
また、この紅白戦では杉本太郎がフェイントからゴールを決めたとのこと。
これは朗報。
そろそろ出番があるやも知れぬ。
期待しておる。

優勝戦線生き残りを懸けた重要な一戦

2014年07月25日 | Weblog
【J1第17節予想スタメン 浦和vs鹿島】リーグ戦7試合連続無失点の浦和、鹿島戦でJ記録樹立に挑む
■浦和レッズ 好調を支えるのは堅守を誇るディフェンス陣、J1再開後も連勝で勢いを持続

 中断期間を首位で迎えた浦和はリーグ再開後の新潟戦、徳島戦を連勝で切り抜け、スタートダッシュに成功。これで天皇杯、ナビスコカップを含めて公式戦8連勝と勢いに乗っている。

 その好調を支えている大きな要因は守備力にある。ミッドウィークに行われた徳島戦もクリーンシートで乗り切り、J1新記録となる7試合連続無失点の金字塔を打ち立てた。16試合を終えた時点でリーグ唯一の失点数一桁をキープ。まずやられないという自信が選手たちからも感じ取れる。

 ただ、内容を見ていくと、危ない場面を作られる試合も少なくない。直近の徳島戦でも隙を突かれてピンチにつながりそうなシーンがしばしばあった。ギリギリのところで体を張るディフェンス、そして守護神・西川周作の能力の高さで難を逃れてきたという側面は見逃せない。鹿島はリーグトップクラスの得点力を誇るチーム。徳島戦のように脇の甘いところを見せると、痛い目を見ることになりかねない。これまで以上にリスクマネジメントの意識と集中力が問われる試合になりそうだ。

 新潟戦で開始わずか8分に負傷交代して状態が心配された興梠慎三は、その4日後の徳島戦でフル出場を果たして不安を払拭した。次は古巣との対戦、燃えないはずがない。昨年同様、埼玉スタジアムで古巣に痛烈な“恩返し”ができるか注目だ。(神谷正明)

■浦和予想スタメン
3-4-2-1
GK
西川周作
DF
森脇良太
那須大亮
槙野智章
MF
平川忠亮
青木拓矢
阿部勇樹
宇賀神友弥
柏木陽介
梅崎司
FW
興梠慎三


■鹿島アントラーズ 優勝戦線生き残りを懸けた重要な一戦、勝ち点3獲得は絶対条件

 2試合連続の引き分けで勝ちきれない試合が続く鹿島は、首位浦和との対戦に臨む。現在、勝ち点9差と開いている中で迎える直接対決。勝てば同6差まで縮めることができるが、敗れると同12差に広がり、リーグ優勝はほぼ絶望的となる。7試合連続無失点の堅守を誇る相手に対し、絶対に勝利が必要だ。

 昨季、浦和には2戦2敗。これまで攻守における可変システムにうまく対応できず、後塵を拝してきた。しかし、第9節のアウェー広島戦を3-0と完勝。守備時に小笠原満男がバックラインに加わり、最終ラインがスライドする局面を極力減らすことで安定感のある戦い方で勝利を手にした。

 とはいえ、守備に重きを置く戦い方には鹿島の選手たちも難色を示していた。同じような戦い方をすれば、ある程度安定した守備を手に入れることはできるが、本来の戦い方からは外れる。どういう戦法をトニーニョ・セレーゾ監督が選択するかに注目が集まる。

 ただ、前節の大宮戦ではセットプレーから2失点。ファーサイドの折り返しを決められるという似た形からの失点だっただけに、短期間での修正が求められる。勝利するためには守備の安定が絶対的に必要だ。

 攻撃面では決定力不足が問題視されているが、後半途中に登場する豊川雄太を中心に猛攻を仕掛けられているのも事実。勝利への飽くなき執念を見せられていることは、間違いなくプラス材料と言えるだろう。(田中滋)

■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
植田直通
昌子源
山本脩斗
MF
柴崎岳
小笠原満男
遠藤康
土居聖真
カイオ
FW
ダヴィ


広島戦で勝利した布陣で挑むのか、より攻撃的に行くのか、指揮官の選択を注目するサッカーキングのプレビューである。
ここは、采配で首位・浦和を討ち取りたいところ。
カイオのスピード、聖真の技術、ヤスのフィジカル、そして豊川の積極性で勝利を掴むのだ。
楽しみな一戦である。

浦和戦に向けて非公開練習

2014年07月25日 | Weblog
練習スケジュール(7/26)変更のお知らせ
2014年07月25日(金)

7/26(土)の練習スケジュールが変更になりましたので、お知らせいたします。

9時からの練習となっておりましたが、非公開練習に変更となりました。

皆様のご理解のほど、何とぞよろしくお願いいたします。


浦和戦に向け練習を非公開としたチームである。
ここは、周囲の雑音をシャットアウトし、試合へ向けて集中力を高めたい。
特に目新しいことをせずに良い。
単に偏ったジャッジさえなければ、勝利を掴むことが可能である。
強い気持ちを沸き上がらせるのだ。
楽しみな一戦である。

ユース・平戸太貴くん、2種登録

2014年07月25日 | Weblog
登録選手追加・変更・抹消のお知らせ
2014年7月25日(金)

[1]ポジション[2]生年月日[3]身長/体重[4]出生地[5]国籍[6]前所属チーム[7]Jリーグ通算出場(J1/J2/J3)[8]Jリーグ通算得点(J1/J2/J3) [9]Jリーグ初出場[10]Jリーグ初得点


●Jリーグ ディビジョン1
【 追加 】
鹿島アントラーズ
38 平戸 太貴 Taiki HIRATO(2種)
[1] MF [2] 1997/04/18 [3] 177/68 [4] 茨城県 [6] 鹿島アントラーズJrユース


アルビレックス新潟
30 指宿 洋史 Hiroshi IBUSUKI
[1] FW [2] 1991/02/27 [3] 195/89 [4] 千葉県 [6] 柏レイソルJrユース-柏レイソルユース-ジローナFC/スペイン-レアル サラゴサB/スペイン-CEサバデル/スペイン-セビージャB/スペイン-セビージャ/スペイン-KASオイペン/ベルギー-バレンシア メスタージャ/スペイン

徳島ヴォルティス
33 エステバン Juan ESTIVEN Velez Upegui
[1] MF [2] 1982/02/09 [3] 176/66 [4] コロンビア [5] コロンビア [6] キンディオ/コロンビア-ペレイラ/コロンビア-ナシオナル/コロンビア-蔚山現代/大韓民国-ヴィッセル神戸-済州ユナイテッドFC/大韓民国-ヴィッセル神戸 [7] 0/28/0 [9] 2013/03/03 2013Jリーグ ディビジョン2 第1節 神戸(vs徳島@鳴門大塚)

【 抹消 】
柏レイソル
18 田中 順也 Junya TANAKA

ヴァンフォーレ甲府
20 金子 昌広 Masahiro KANEKO

清水エスパルス
13 樋口 寛規 Hiroki HIGUCHI

徳島ヴォルティス
9 ドウグラス Dyanfres DOUGLAS Chagas Matos


●Jリーグ ディビジョン2
【 追加 】
湘南ベルマーレ
40 樋口 寛規 Hiroki HIGUCHI
[1] FW [2] 1992/04/16 [3] 173/71 [4] 兵庫県 [6] 宝塚ジュニアFC-学文中-滝川二高-清水エスパルス-FC岐阜-清水エスパルス-FC岐阜-清水エスパルス [7] 0/67/0 [8] 0/9/0 [9] 2012/03/17 2012Jリーグ ディビジョン2 第3節 岐阜(vs草津@長良川) [10] 2012/03/20 2012Jリーグ ディビジョン2 第4節 岐阜(vs湘南@BMWス)

京都サンガF.C.
11 ドウグラス Dyanfres DOUGLAS Chagas Matos
[1] FW [2] 1987/12/30 [3] 184/74 [4] ブラジル [5] ブラジル [6] モトクラブ/ブラジル-マドゥレイラ/ブラジル-フィゲレンセ/ブラジル-徳島ヴォルティス [7] 13/92/0 [8] 0/24/0 [9] 2010/07/25 2010Jリーグ ディビジョン2 第19節 徳島(vs東京V@西が丘) [10] 2010/08/22 2010Jリーグ ディビジョン2 第23節 徳島(vs北九州@鳴門大塚)

大分トリニータ
33 林 容平 Yohei HAYASHI
[1] FW [2] 1989/07/16 [3] 177/64 [4] 埼玉県 [6] 柏原ジャガーズSC-狭山JrユースFC-浦和レッズユース-中央大-FC東京-ファジアーノ岡山-FC東京 [7] 4/15/0 [8] 0/1/0 [9] 2012/05/26 2012Jリーグ ディビジョン1 第13節 F東京(vs浦和@味スタ) [10] 2014/03/16 2014Jリーグ ディビジョン2 第3節 岡山(vs群馬@カンスタ)

【 抹消 】
モンテディオ山形
27 谷村 憲一 Kenichi TANIMURA

ファジアーノ岡山
24 林 容平 Yohei HAYASHI


2種登録されたユースの平戸太貴くんである。
右利きのボランチである。
サイズも有り、技術に優れる。
いよいよ頭角を現してきたと言って良かろう。
7月1日に行われた練習試合・東京国際大学戦の2本目にトップの選手にまじり出場した。
本来のボランチではなく右SBとしての起用であったが、持ち前の技術と走力でプロと遜色のない活躍をした様子。
まだ二年生ながら、ここで二種登録される実力を評価したい。
楽しみな逸材である。

浦和・興梠、鹿島戦にてハットトリック宣言

2014年07月25日 | Weblog
[浦和]古巣の鹿島戦へ意気込みを語る興梠慎三「点を決めると言っちゃったので、実行しないといけない」
 興梠慎三が古巣戦に向けて意気込みを語った。

 27日に行われる第17節で2012年まで在籍していた鹿島と対戦するが、「昨季ほど燃える気持ちはないし、空回りすることはないと思う」と気合いを入れていた昨季とは異なり、冷静に語った。

 その理由は「鹿島は若い選手が多くなっているし、一緒にやっていた人は減ったから」。とはいえ、「プレーしていたチームだから負けなくない」と必勝を誓う。何より「点を決めると言っちゃったので、実行しないといけない」と興梠は言う。7月12日に行われた天皇杯2回戦・浦安SC戦(8○2)で2点を決めながらもハットトリックを逃し、試合後のヒーローインタビューで「ハットトリックは鹿島戦に取っておきます」とサポーターの前で“公約”をしたからだ。

 そのために大事なことは「相手が鹿島だということはあまり考えず、いつもどおりのプレーで落ち着いてやること」。昨季の反省も生かしながら、古巣戦の活躍を期している。
(浦和担当 菊地正典)


鹿島戦にてハットトリック達成すると公約した浦和の興梠である。
これには、異を唱えたい。
これまで、オフサイドの誤審があってこその得点を記録しただけの男が、きちんとした正当なゴールだけではなくハットトリックとは不愉快極まりない。
もう少し、考慮した発言はできぬものであろうか。
それともまた主審を騙せば良いとでも言いたいのであろうか。
これもまた、所属クラブのなせる空気なのであろう。
紳士たる鹿島の選手ではないと改めて思わせる発言である。
このような結果を招かぬよう、気持ちを込めて守りぬきたい。
この対戦、興梠を抑えきり、鹿島が勝利を掴むことを信じておる。

源・植田、日本代表への道

2014年07月25日 | Weblog
鹿島 若手がアギーレJ入りへ虎視眈々!大量選出を目指す


代表入りを狙う鹿島・昌子
Photo By スポニチ


 鹿島の若手たちは虎視眈々(たんたん)とアギーレジャパン入りを狙っている。

 4月の日本代表候補合宿に招集されたDF昌子は「チームが良い結果を残せば自然と選ばれる。今回(のW杯ブラジル大会)は鹿島からは0人だったけど、上位に押し上げて(Jクラブで)一番多く選ばれるようにしたい」ときっぱり。MF柴崎やU―21日本代表DF植田ら若手の宝庫であるチームからの大量選出を意気込んだ。植田も「鹿島で結果を残し続けなければいけないし、今後も頑張りたい」と日本代表の新監督が決まり気持ちを新たにした。

[ 2014年7月25日 08:30 ]

新たなる日本代表監督が決定し、鹿島の若手がコメントしておる。
源と植田のCBコンビは、代表入りが期待される才能を持つ。
鹿島にて結果を出し、日本代表への切符を掴んで欲しいところ。
楽しみにしておる。