鹿島黄金の中盤トリオで不振脱出狙う
鹿島が99年ワールドユース選手権準優勝を経験した「黄金世代中盤トリオ」で不振脱出を狙う。千葉戦(24日、カシマ)に向けた21日の紅白戦でMF小笠原満男(30)、中田浩二(30)、本山雅志(30)の3人が中盤で同時にテストされた。3人が中盤での同時出場すれば、リーグ戦では04年11月28日の名古屋戦以来約5年ぶり。本山は「(中田)浩二が入り起点も多くできる」。中田は「(小笠原)満男や本山らが良いポジションを取れるように、オレは守備的にやらないと」と話した。17日の磐田戦のドローで連敗を5で止めたが、不振が続く鹿島を経験豊富な男たちが立て直す。
[2009年10月22日9時0分 紙面から]
小笠原&本山&中田!黄金の中盤が鹿島救う
紅白戦でドリブルする本山雅志(右から2人目)と小笠原満男
Photo By スポニチ
“黄金の中盤”で鹿島が7試合ぶりの勝利を狙う。鹿島は21日に紅白戦を行ったが、MF小笠原満男、本山雅志、中田浩二がレギュラー組の中盤に入った。24日の千葉戦(カシマ)でそろって先発することが濃厚となった。97年入団の同期トリオがともにMFでプレーするのは5年ぶり。30歳になった黄金世代のトライアングルが王者を救う。
勝利に見放されたオリヴェイラ監督が採用したのは“黄金の中盤”だった。紅白戦のレギュラー組の中盤は、小笠原と中田がダブルボランチを組み、本山が左MFに入った。鈴木満取締役強化部長が「試してほしいと思っていた」というトライアングルが、24日の千葉戦で04年12月12日の天皇杯・川崎F戦以来1777日ぶりに復活することが濃厚だ。
「違和感はないし、特徴も分かっている。(小笠原)満男を自由に動かせればいいと思うし、前に絡んでいかないとチャンスもできない。そういう形ができればいい」。入団して初めて中盤の底で小笠原とコンビを組み、まずまずの動きを見せた中田は、司令塔を生かすプレーを誓った。
先発復帰する本山は中田のボランチを歓迎する。「(中田)浩二もさばけるし、起点がたくさんできるのでやりやすい。誰よりも声を出してくれるし、そういう選手とやれるのはうれしい」。小笠原に加えて中田もゲームメークに参加することで、攻撃の幅が広がることを喜んだ。
小笠原、本山、中田が97年に入団してから、常勝・鹿島の歴史が始まったと言っても過言ではない。00年に史上初の3冠を達成するなど、3人が在籍したシーズンで7つのタイトルを獲得。U―20日本代表としても、99年の世界ユース(ナイジェリア)で準優勝に輝いた。30歳となって経験を積み、円熟味を増した黄金世代トリオが、機能しない中盤を安定させる。
「同期で中盤?変わりないですよ。問題は年齢だけ」。小笠原は笑ったが、誰よりも分かり合っている同期とプレーすることで連係は、より深まる。「内容より結果。もう勝たないといけない」と中田。常勝軍団を支えてきた黄金世代が、7試合ぶりの勝利へと導く。
40 小笠原満男(おがさわら・みつお)MF
鹿島 生年月日:1979/4/5 出身:岩手 身長:173 体重:72
6 中田浩二(なかた・こうじ)MF
鹿島 生年月日:1979/7/9 出身:滋賀 身長:182 体重:74
10 本山雅志(もとやま・まさし)MF
鹿島 生年月日:1979/6/20 出身:福岡 身長:175 体重:66
[ 2009年10月22日 ]
新布陣テスト!小笠原、中田のダブルボランチ…鹿島
鹿島は千葉戦(24日・カシマ)へ向け、中盤の新布陣をテストした。不動のレギュラーだったMF青木に代わって中田が主力組に入り、小笠原とダブルボランチを結成。2列目は本山、野沢という陣容だ。オリヴェイラ監督体制下で初の布陣で、最近6試合未勝利のチームに変化をもたらす狙い。小笠原は「誰が入っても変わらないプレーができる」と話した。
(2009年10月22日06時02分 スポーツ報知)
本山が先発に復帰し、小笠原主将はボランチへ戻る見込み、そして青木に替えユダが満男の相棒となる。
前節で満男を前目に上げた攻撃的布陣で挑んだが、攻撃は不発に終わった。
そこで、守備で結果を残したユダを継続起用し、本山を戻しす布陣で行くとのこと。
この切り替えの早さが素晴らしい。
同期の三人はベテランの域に達し、勝利とは何たるかを熟知しておる。
ここに若手の興梠やイノパンが加わりチームは更なる熟成へと向かうであろう。
この勝利しかあり得ぬ試合を目の当たりに出来る我等は至福である。
聖地へ集まり、記念すべきゲームに参加しようではないか。
声を出すのだ、立ち上がるのだ。
正義は我等の手にある。
鹿島が99年ワールドユース選手権準優勝を経験した「黄金世代中盤トリオ」で不振脱出を狙う。千葉戦(24日、カシマ)に向けた21日の紅白戦でMF小笠原満男(30)、中田浩二(30)、本山雅志(30)の3人が中盤で同時にテストされた。3人が中盤での同時出場すれば、リーグ戦では04年11月28日の名古屋戦以来約5年ぶり。本山は「(中田)浩二が入り起点も多くできる」。中田は「(小笠原)満男や本山らが良いポジションを取れるように、オレは守備的にやらないと」と話した。17日の磐田戦のドローで連敗を5で止めたが、不振が続く鹿島を経験豊富な男たちが立て直す。
[2009年10月22日9時0分 紙面から]
小笠原&本山&中田!黄金の中盤が鹿島救う
紅白戦でドリブルする本山雅志(右から2人目)と小笠原満男
Photo By スポニチ
“黄金の中盤”で鹿島が7試合ぶりの勝利を狙う。鹿島は21日に紅白戦を行ったが、MF小笠原満男、本山雅志、中田浩二がレギュラー組の中盤に入った。24日の千葉戦(カシマ)でそろって先発することが濃厚となった。97年入団の同期トリオがともにMFでプレーするのは5年ぶり。30歳になった黄金世代のトライアングルが王者を救う。
勝利に見放されたオリヴェイラ監督が採用したのは“黄金の中盤”だった。紅白戦のレギュラー組の中盤は、小笠原と中田がダブルボランチを組み、本山が左MFに入った。鈴木満取締役強化部長が「試してほしいと思っていた」というトライアングルが、24日の千葉戦で04年12月12日の天皇杯・川崎F戦以来1777日ぶりに復活することが濃厚だ。
「違和感はないし、特徴も分かっている。(小笠原)満男を自由に動かせればいいと思うし、前に絡んでいかないとチャンスもできない。そういう形ができればいい」。入団して初めて中盤の底で小笠原とコンビを組み、まずまずの動きを見せた中田は、司令塔を生かすプレーを誓った。
先発復帰する本山は中田のボランチを歓迎する。「(中田)浩二もさばけるし、起点がたくさんできるのでやりやすい。誰よりも声を出してくれるし、そういう選手とやれるのはうれしい」。小笠原に加えて中田もゲームメークに参加することで、攻撃の幅が広がることを喜んだ。
小笠原、本山、中田が97年に入団してから、常勝・鹿島の歴史が始まったと言っても過言ではない。00年に史上初の3冠を達成するなど、3人が在籍したシーズンで7つのタイトルを獲得。U―20日本代表としても、99年の世界ユース(ナイジェリア)で準優勝に輝いた。30歳となって経験を積み、円熟味を増した黄金世代トリオが、機能しない中盤を安定させる。
「同期で中盤?変わりないですよ。問題は年齢だけ」。小笠原は笑ったが、誰よりも分かり合っている同期とプレーすることで連係は、より深まる。「内容より結果。もう勝たないといけない」と中田。常勝軍団を支えてきた黄金世代が、7試合ぶりの勝利へと導く。
40 小笠原満男(おがさわら・みつお)MF
鹿島 生年月日:1979/4/5 出身:岩手 身長:173 体重:72
6 中田浩二(なかた・こうじ)MF
鹿島 生年月日:1979/7/9 出身:滋賀 身長:182 体重:74
10 本山雅志(もとやま・まさし)MF
鹿島 生年月日:1979/6/20 出身:福岡 身長:175 体重:66
[ 2009年10月22日 ]
新布陣テスト!小笠原、中田のダブルボランチ…鹿島
鹿島は千葉戦(24日・カシマ)へ向け、中盤の新布陣をテストした。不動のレギュラーだったMF青木に代わって中田が主力組に入り、小笠原とダブルボランチを結成。2列目は本山、野沢という陣容だ。オリヴェイラ監督体制下で初の布陣で、最近6試合未勝利のチームに変化をもたらす狙い。小笠原は「誰が入っても変わらないプレーができる」と話した。
(2009年10月22日06時02分 スポーツ報知)
本山が先発に復帰し、小笠原主将はボランチへ戻る見込み、そして青木に替えユダが満男の相棒となる。
前節で満男を前目に上げた攻撃的布陣で挑んだが、攻撃は不発に終わった。
そこで、守備で結果を残したユダを継続起用し、本山を戻しす布陣で行くとのこと。
この切り替えの早さが素晴らしい。
同期の三人はベテランの域に達し、勝利とは何たるかを熟知しておる。
ここに若手の興梠やイノパンが加わりチームは更なる熟成へと向かうであろう。
この勝利しかあり得ぬ試合を目の当たりに出来る我等は至福である。
聖地へ集まり、記念すべきゲームに参加しようではないか。
声を出すのだ、立ち上がるのだ。
正義は我等の手にある。
勝ち続けるぞ。
青木の快速、スタミナならSBも一流です。