鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

救世主・満男、出陣か

2010年02月11日 | Weblog
“がけっぷち”岡田ジャパンを小笠原が救う!
2010.2.11 05:03

最終調整に汗を流す小笠原。香港戦の快勝で、W杯前の熱狂が再び戻ってくることを期待した(撮影・森本幸一)
 日本代表合宿(10日、千葉県内)日本代表が、11日の東アジア選手権・香港戦(国立)に向けて公式練習を行った。国立競技場開催の代表戦としては過去最低の入場者数となるのが濃厚な中、先発復帰が有力なMF小笠原満男(30)=鹿島=は「魅力ある試合」を宣言。ピッチ内外での“がけっぷち”から岡田ジャパンを救う決意を示した。

 危機的状況に、小笠原が立ち上がる。前日に続き、この日の公式練習でも主力組に抜てきされると、寒風吹く聖地・国立で言い切った。

 「相手が強い、弱いじゃなく、いいゲームをして勝ちたい。結果が伴わないとナーバスになるし、1試合、いい試合をすれば乗っていける」

 相手はFIFAランク137位の格下。しかし、2試合連続無得点でブーイングも浴びた2試合の低調な内容を踏まえ、自身が欠場した前戦との違いを全力で生み出す決意を明かした。

 当初は香港戦での控え組起用を明言していた岡田監督も、公式会見で「今は早くリズムを取り戻すことが大事」と前言を撤回し、「勝負は甘いものじゃない。あしたの試合に勝つために全力でやる」となりふり構わない姿勢を示した。

 勝利しか許されない試合。それはスタンドの状況にも表れている。日本協会関係者によると、東京での祝日開催にもかかわらず香港戦の発券枚数は1万6000枚。うち有料購入数が9000枚であることが判明した。

 香港戦当日は雨か雪の予報もあり、J発足後の国立開催の最低記録、95年9月20日のパラグアイ戦(2万2544人)を下回る可能性も出てきている。2万人台の不入りが続くここ2試合に続く緊急事態に、この日の日本協会理事会でも集客面が話題に上ったほどだ。

 そんな中で、過去2度のW杯での盛り上がりを知る小笠原は「寂しいものがある。魅力ある試合をする義務がある。見たいと思う試合をしたい」とキッパリ。中国戦後に「(人気面まで)私は背負えない」とした指揮官とは対照的に、チームを苦境から救い、人気回復ももたらす内容と勝利を導く決意だ。
(志田健)

小笠原、W杯レギュラーへ「66メートル弾決める」

香港戦に向け調整した小笠原(右)
 ◆東アジア選手権 日本―香港(11日・国立競技場) 岡田ジャパン初招集のMF小笠原満男(30)=鹿島=は58メートル弾からW杯レギュラーを奪った4年前の再現を狙う。

 MF小笠原が2つの思いから歴史的ゴールを狙う。「今度は66メートルだね。前に決めたよりも長いのを決めたいね」。中国戦(6日)では「疲れからミスが多い」(岡田監督)という理由で欠場したが、香港戦では2列目での先発復帰が濃厚。「チームのために、人のためにという動きをしたい」というスタンスだが、すきあらば、4年前の58メートルをはるかにしのぐ超ロングシュートを打ちにいく。

 06年2月18日のフィンランド戦。日本代表の国際Aマッチ史上最長となる58メートルのロングシュートを決めた。当時のジーコ監督から絶賛され、同28日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で欧州組からポジションを奪取。ドイツW杯では2試合に先発出場。南アフリカW杯メンバー入りへ「最初で最後のチャンス」と位置づける今大会。サクセスストーリーの再現を思い描く。

 そして、もうひとつの思い。「02年の日韓W杯のときは日本国中が応援してくれて、一体となっていた。そのパワーは計り知れないと思った。今はちょっと(観衆が)寂しい。僕たちは観衆を楽しませる義務がある」。4年前も超ロング弾で観衆の度肝を抜いた。07年7月にイタリア・メッシーナから鹿島復帰後、ホーム観客動員は右肩上がりという実績も残している。

 天気予報では降雪の可能性もあるが、「僕は東北人(岩手・盛岡出身)なんで大丈夫ですよ」ときっぱり。「相手の穴を開けるような動きも大事になってくる。攻撃もショートパスばかりでなくて、バリエーションがあってもいい。大きな展開とかで相手を揺さぶったり。(DFラインの)裏もあってもいい」。たまには、超ロング弾があってもいい。

(2010年2月11日06時01分 スポーツ報知)

「自分たちが納得できる試合をしたい」小笠原満男=サッカー日本代表
 サッカー日本代表は10日、東アジア選手権2010 決勝大会の第2戦となる香港戦を翌日に控え、試合会場の東京・国立競技場で最終調整を行った。
 以下は練習後の、小笠原満男(鹿島)のコメント。


(今野とボランチを組んでいたように見えたが)東北人コンビです(笑)。(通じるものは?)言わなくても分かります。いい位置で(ボールを)取れれば攻撃につながるし、やっぱりボールを取ったところから攻撃が始まるので、できるだけそうしたい。

(ここ2試合で点を取れていないが)点を取れていないけれど、点を取るだけじゃなくて、いい位置でボールを取ることが大事だと思う。(香港は)カウンターを得意としていると思うので、それをさせないように。ボールを奪えればチャンスになるから。(香港は韓国に0-5と大敗したが)相手のレベルがどうとかじゃなくて、自分たちがやってきていることができるかどうかだと思う。強いとか、弱いじゃない。いいゲームをして勝ちたい。

 結果が伴わないとナーバスになったりするけど、1ついい試合があれば乗っていけると思う。そこは前向きに考えないと。みんな一生懸命やっているし、結果が出ていないだけ。みんな(サッカーを)よくしようとやっている。周りの声は気にせずに、自分たちが納得できる試合をしたい。いっぱい点が入ったからいいわけじゃない。もちろん、点が入ればいいけど、そこまでの過程や内容が大事。

(FWを生かすためには)1つにこだわるのではなくて、変化をつけたり、単純にならないようなプレーをしたい。(出場する選手の)個性を生かしたい。あとは相手の穴を突くことも大事。柔軟性を持って、いろいろなイメージやバリエーションを持って、いろいろな攻め方ができればいい。試合には誰でも出たいと思う。監督にパフォーマンスが落ちていると言われれば、もっと頑張ればいいだけ」

[ スポーツナビ 2010年2月10日 19:42 ]

小笠原満男の力に頼らざるを得ない日本代表である。
南アフリカW杯はもうすぐである。
ここは三顧の礼を持って力のある選手を起用すべきであろう。

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