鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

トルシエ氏発言

2009年12月11日 | Weblog
02年の因縁再び?トルシエ氏「中村はベンチ」
 元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(54=FC琉球総監督)が10日、フランスと日本の交流に貢献したとしてフランス政府から「フランス国家功労賞シュヴァリエ」を贈られた。

 都内のフランス大使館で行われた授与式後には日本代表選考に関する持論を展開。「中村はベンチに置いておけばいい。彼には競争が必要。代役以上になり得る経験豊富な選手はいる」とし、JリーグのMVPを受賞した鹿島のMF小笠原の起用を促した。同氏は02年日韓大会で中村を外して16強入りしている。

[ 2009年12月11日 ]

日本代表に於いて中村俊輔をベンチに置けと発言したトルシエ氏である。
確かに8年前の日韓W杯では中村俊輔を外しGL突破を達成した監督である、そう言うのも頷けなくはない。
そして、スペインのエスパニョールに移籍後、パフォーマンスの上がらぬ俊輔を観ると、外すべきと言う意見を真に受ける者も多かろう。
しかしながら、その煽りを受けて、引き合いに出される小笠原満男はいい迷惑と言えよう。
メディアとしては面白おかしく書き立ててきた。
今現在は、俊輔と満男ではポジションが異なる。
共存こそあり得るが、競争はあり得ぬ。
ましてや満男は「『日本代表のボランチは、どんどん前に出て行って、走って、ゴールを決める選手がいい』と言われても鹿島ではそのプレイはしない」と明言しているのである。
いらぬ火種を持ち込まないで欲しい。
とはいえ、実力ならば国内屈指のMFを放っておくのは解せないのは誰もが思っておることであろう。
トルシエ氏の発言がメディアに載るのも仕方がないことである。

最新の画像もっと見る