[CL]内田に決定機も…C・ロナウド1G1Aのレアルが敵地で先勝
15/2/19 06:36

[2.18 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 シャルケ0-2R・マドリー]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)はホームでレアル・マドリー(スペイン)と対戦し、0-2で敗れた。第2戦は3月10日にレアルのホームで行われる。
昨季の決勝トーナメント1回戦でも対戦した両チーム。1年前はレアルが敵地で6-1、ホームで3-1と2戦合計9-2で大勝していたが、この日はホームのシャルケが積極的な入りを見せた。前半21分、MFケビン・プリンス・ボアテングから右サイドに開いたFWエリック・マキシム・シュポ・モティングに展開。中央のMFマルコ・ヘーガーを経由して、MFデニス・アオゴがPA手前から左足で狙ったが、ゴールの枠を外れる。同25分にはFWクラース・ヤン・フンテラールが左足ミドルを放ったが、GKイケル・カシージャスが弾き出した。
すると直後の前半26分、レアルはDFダニエル・カルバハルが右サイドから中に持ち込み、左足でゴール前にクロス。中央でフリーになったFWクリスティアーノ・ロナウドがヘディングで難なく流し込み、先制点を奪った。3トップの左で先発したC・ロナウドだが、中央に絞る時間が長く、時には右サイドに回るなど流動的にプレー。内田とマッチアップする場面は少なかったが、レアルはその分、左MFのイスコがサイドで高い位置を取り、内田もその対応に追われる時間が目立った。
1点ビハインドを負ったシャルケは前半33分にフンテラールが負傷交代するアクシデント。ブンデスリーガで4試合出場停止中のため、この日が1月31日のハノーファー戦以来となる公式戦出場だったエースを前半途中で失い、19歳のFWフェリックス・プラッテがピッチに入った。レアルは前半35分、左45度からC・ロナウドが直接FKを狙うが、19歳のGKティモン・ベレンロイターがセーブ。前半はレアルの1点リードで折り返した。
反撃に出たいシャルケだが、フンテラール不在の攻撃陣が決め手を欠く。後半17分、右クロスに合わせたボアテングのボレーシュートは枠を捉え切れず、同24分にボアテングが狙った右足ミドルもGKの正面を突いた。それでも内田が最大の決定機を演出する。後半29分、ボアテングのロングパスに反応した内田が右サイドからダイアゴナルな動きでPA内に走り込み、ワンタッチで後方に落とすと、エリア手前からプラッテが右足ダイレクトでシュート。しかし、これは惜しくもクロスバーを直撃し、跳ね返りを拾った内田の左足シュートもDFマルセロの背中に当たってカシージャスの腕の中に吸い込まれた。
絶好の同点機を逃したシャルケ。逆にレアルが決定力を見せつけ、追加点を奪った。後半34分、左サイドのタッチライン際でボールを持ったC・ロナウドが内田との1対1から縦に行くと見せかけ、切り返して中に持ち込み、内田とヘーガーの間を突破。中央に流したボールをマルセロが右足ダイレクトで振り抜き、豪快なミドルシュートをゴール右上隅に突き刺した。2-0とリードを広げたレアル。そのままシャルケの反撃を完封し、敵地で先勝した。ホームで敗れたシャルケはフンテラールの負傷に加え、第2戦はボアテングが累積警告で出場停止となる。
[CL]レアルの得点までの流れに脱帽…内田「スルスルポンって」
15/2/19 10:29

[2.18 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 シャルケ0-2R・マドリー]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)はホームでレアル・マドリー(スペイン)と対戦し、0-2で敗れた。内田は右ウイングバックでフル出場。唯一と言える決定機を演出し、自らも決定的なシュートを打ったが、ホームでの第1戦は零封負けという結果に終わった。
「試合前から簡単じゃないのは分かっていた。だからといって、さくっと負けるわけにはいかない。入りはそんなに悪くなかった。でも、さくっとやられた」
立ち上がりはシャルケペースとも言えた。フィニッシュまでつながる形もあり、逆にレアルには決定機をつくらせなかった。ところが前半26分、レアルはDFダニエル・カルバハルが右サイドから中に持ち込み、左足でゴール前にクロス。中央でフリーになったFWクリスティアーノ・ロナウドがヘディングで流し込み、いとも簡単に先制点を奪った。
3トップの左で先発したC・ロナウドだが、中央に絞ってプレーする時間が長く、時には右サイドにも回った。C・ロナウド、FWカリム・ベンゼマ、MFガレス・ベイルの3トップの流動的な動きに対し、「前線の3人は、ベイルはあんまりこっちに来なかったけど、そこは自由に攻撃なんだと思う」と、難しい対応を強いられた。
それでも「振られて振られて、後半、疲れてくるとあれだけど、それまではコンパクトな守備を意識していた。(自分たちがボールを)持っていても、7(C・ロナウド)、9(ベンゼマ)、11(ベイル)は俺とベネ(ヘーベデス)でアイコンタクトしながら」と、高い集中力で粘り強く最少失点で耐えていた。
迎えた後半29分、MFケビン・プリンス・ボアテングのロングパスに反応した内田が右サイドからダイアゴナルな動きでPA内に走り込み、ワンタッチで後方に落とすと、エリア手前からFWフェリックス・プラッテが右足ダイレクトでシュート。ところが、これは惜しくもクロスバーを直撃し、跳ね返りを拾った内田の左足シュートもDFマルセロの背中に当たってGKイケル・カシージャスの腕の中に吸い込まれた。
「俺がレアルの選手だったら、やられる気はしなかったんじゃないかな。一本を除いて」という決定機。同点に追いつくチャンスを逸すると、その5分後だった。後半34分、左サイドのタッチライン際でボールを持ったC・ロナウドが内田との1対1から縦に行くと見せかけ、切り返して中に持ち込み、内田とMFマルコ・ヘーガーの間を突破。中央に流したボールをマルセロが右足ダイレクトで振り抜き、豪快なミドルシュートをゴール右上隅に突き刺した。
「カウンターでドンというのはやられなかったけど、点を取るあたりがすごい。スルスルポンって。あーって」。決定機とも言えないような形から確実に得点につなげたレアルの攻撃に、ただ脱帽するしかなかった。

欧州CL・R.マドリー戦に先発フル出場したシャルケの篤人である。
結果的にはC.ロナウドの1G1Aに沈みチーム力の差を感じさせられた。
ロングフィードに飛び出し、ミドルシュート演出し、バーに当たったボールをシュートしたシーンは圧巻であったが決めることは出来なんだ。
世界最高峰の舞台に挑む姿は素晴らしい。
しかしながら、敗戦は悔しかろう。
2nd legでの巻き返しを期待したい。
15/2/19 06:36

[2.18 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 シャルケ0-2R・マドリー]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)はホームでレアル・マドリー(スペイン)と対戦し、0-2で敗れた。第2戦は3月10日にレアルのホームで行われる。
昨季の決勝トーナメント1回戦でも対戦した両チーム。1年前はレアルが敵地で6-1、ホームで3-1と2戦合計9-2で大勝していたが、この日はホームのシャルケが積極的な入りを見せた。前半21分、MFケビン・プリンス・ボアテングから右サイドに開いたFWエリック・マキシム・シュポ・モティングに展開。中央のMFマルコ・ヘーガーを経由して、MFデニス・アオゴがPA手前から左足で狙ったが、ゴールの枠を外れる。同25分にはFWクラース・ヤン・フンテラールが左足ミドルを放ったが、GKイケル・カシージャスが弾き出した。
すると直後の前半26分、レアルはDFダニエル・カルバハルが右サイドから中に持ち込み、左足でゴール前にクロス。中央でフリーになったFWクリスティアーノ・ロナウドがヘディングで難なく流し込み、先制点を奪った。3トップの左で先発したC・ロナウドだが、中央に絞る時間が長く、時には右サイドに回るなど流動的にプレー。内田とマッチアップする場面は少なかったが、レアルはその分、左MFのイスコがサイドで高い位置を取り、内田もその対応に追われる時間が目立った。
1点ビハインドを負ったシャルケは前半33分にフンテラールが負傷交代するアクシデント。ブンデスリーガで4試合出場停止中のため、この日が1月31日のハノーファー戦以来となる公式戦出場だったエースを前半途中で失い、19歳のFWフェリックス・プラッテがピッチに入った。レアルは前半35分、左45度からC・ロナウドが直接FKを狙うが、19歳のGKティモン・ベレンロイターがセーブ。前半はレアルの1点リードで折り返した。
反撃に出たいシャルケだが、フンテラール不在の攻撃陣が決め手を欠く。後半17分、右クロスに合わせたボアテングのボレーシュートは枠を捉え切れず、同24分にボアテングが狙った右足ミドルもGKの正面を突いた。それでも内田が最大の決定機を演出する。後半29分、ボアテングのロングパスに反応した内田が右サイドからダイアゴナルな動きでPA内に走り込み、ワンタッチで後方に落とすと、エリア手前からプラッテが右足ダイレクトでシュート。しかし、これは惜しくもクロスバーを直撃し、跳ね返りを拾った内田の左足シュートもDFマルセロの背中に当たってカシージャスの腕の中に吸い込まれた。
絶好の同点機を逃したシャルケ。逆にレアルが決定力を見せつけ、追加点を奪った。後半34分、左サイドのタッチライン際でボールを持ったC・ロナウドが内田との1対1から縦に行くと見せかけ、切り返して中に持ち込み、内田とヘーガーの間を突破。中央に流したボールをマルセロが右足ダイレクトで振り抜き、豪快なミドルシュートをゴール右上隅に突き刺した。2-0とリードを広げたレアル。そのままシャルケの反撃を完封し、敵地で先勝した。ホームで敗れたシャルケはフンテラールの負傷に加え、第2戦はボアテングが累積警告で出場停止となる。
[CL]レアルの得点までの流れに脱帽…内田「スルスルポンって」
15/2/19 10:29

[2.18 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 シャルケ0-2R・マドリー]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、DF内田篤人の所属するシャルケ(ドイツ)はホームでレアル・マドリー(スペイン)と対戦し、0-2で敗れた。内田は右ウイングバックでフル出場。唯一と言える決定機を演出し、自らも決定的なシュートを打ったが、ホームでの第1戦は零封負けという結果に終わった。
「試合前から簡単じゃないのは分かっていた。だからといって、さくっと負けるわけにはいかない。入りはそんなに悪くなかった。でも、さくっとやられた」
立ち上がりはシャルケペースとも言えた。フィニッシュまでつながる形もあり、逆にレアルには決定機をつくらせなかった。ところが前半26分、レアルはDFダニエル・カルバハルが右サイドから中に持ち込み、左足でゴール前にクロス。中央でフリーになったFWクリスティアーノ・ロナウドがヘディングで流し込み、いとも簡単に先制点を奪った。
3トップの左で先発したC・ロナウドだが、中央に絞ってプレーする時間が長く、時には右サイドにも回った。C・ロナウド、FWカリム・ベンゼマ、MFガレス・ベイルの3トップの流動的な動きに対し、「前線の3人は、ベイルはあんまりこっちに来なかったけど、そこは自由に攻撃なんだと思う」と、難しい対応を強いられた。
それでも「振られて振られて、後半、疲れてくるとあれだけど、それまではコンパクトな守備を意識していた。(自分たちがボールを)持っていても、7(C・ロナウド)、9(ベンゼマ)、11(ベイル)は俺とベネ(ヘーベデス)でアイコンタクトしながら」と、高い集中力で粘り強く最少失点で耐えていた。
迎えた後半29分、MFケビン・プリンス・ボアテングのロングパスに反応した内田が右サイドからダイアゴナルな動きでPA内に走り込み、ワンタッチで後方に落とすと、エリア手前からFWフェリックス・プラッテが右足ダイレクトでシュート。ところが、これは惜しくもクロスバーを直撃し、跳ね返りを拾った内田の左足シュートもDFマルセロの背中に当たってGKイケル・カシージャスの腕の中に吸い込まれた。
「俺がレアルの選手だったら、やられる気はしなかったんじゃないかな。一本を除いて」という決定機。同点に追いつくチャンスを逸すると、その5分後だった。後半34分、左サイドのタッチライン際でボールを持ったC・ロナウドが内田との1対1から縦に行くと見せかけ、切り返して中に持ち込み、内田とMFマルコ・ヘーガーの間を突破。中央に流したボールをマルセロが右足ダイレクトで振り抜き、豪快なミドルシュートをゴール右上隅に突き刺した。
「カウンターでドンというのはやられなかったけど、点を取るあたりがすごい。スルスルポンって。あーって」。決定機とも言えないような形から確実に得点につなげたレアルの攻撃に、ただ脱帽するしかなかった。

欧州CL・R.マドリー戦に先発フル出場したシャルケの篤人である。
結果的にはC.ロナウドの1G1Aに沈みチーム力の差を感じさせられた。
ロングフィードに飛び出し、ミドルシュート演出し、バーに当たったボールをシュートしたシーンは圧巻であったが決めることは出来なんだ。
世界最高峰の舞台に挑む姿は素晴らしい。
しかしながら、敗戦は悔しかろう。
2nd legでの巻き返しを期待したい。