鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ペルシプラ・ジャヤプラ戦報道

2010年03月25日 | Weblog
鹿島3連勝1次L突破王手/アジアCL

前半、ヘディングでラストパスを出す鹿島FW大迫(撮影・栗山尚久)
<アジアCL:鹿島5-0ペルシプラ・ジャヤプラ(インドネシア)>◇24日◇1次リーグ◇F組◇カシマ

 鹿島は序盤は苦しんだが、昨年10月17日のリーグ磐田戦以来、約5カ月ぶりに公式戦先発したFW大迫勇也(19)の2試合連続ゴールなどで5-0で大勝。3連勝で同組首位をキープし、次節にも1次リーグ突破が決まる可能性が出てきた。

 ゴールへの執念むき出しに飛び込んだ。3-0のリードで迎えた後半23分、DF内田の右からのクロスに反応した大迫はペナルティーエリア中央に走り込み、左足でだめ押し点を奪取。「ゴール? とにかく結果を出せたことはよかった」と控えめに振り返った。

 ゴールが欲しかった。約5カ月ぶりの公式戦先発。不慣れな3トップの中央に位置し、主将のMF小笠原の「真ん中で勝負しろ」との指示を体現した。下がってボールに触りたい欲求を封印して我慢したから、20日のリーグ大宮戦に続く2戦連続弾が生まれた。

 昨年3月中旬からルーキーで定位置をつかみ、華々しく注目されたが、中盤から失速。終了間際に途中出場した試合後、悔しそうにうつむく姿が見受けられた。そんな時、先輩DF岩政の「こういう時に自分の将来のため、しっかり練習できるかどうかが大事」という助言が胸に染みた。「(岩政)大樹さんは、いつも気をつかってくれて感謝しています」。昨季終盤から今季のここまで、出番がなくても気持ちを切らさず練習に励んだ。まさに「我慢」が結果につながった。

 気温5・2度。冷たい雨が降りしきる中、MFフェリペガブリエルが右ひざ負傷で長期離脱、MF中田が出場停止という状況で、格下相手に序盤は苦戦した。大迫も「もっと点を取るチャンスはあった」と話したように、鹿島が放ったシュートは37本。日本代表FW興梠が不発に終わるなど決定力に課題は残ったが、確実に勝ち点3をつかんだ。

 この日の勝利で、30日の第4節ペルシプラ・ジャヤプラ戦で早々と1次リーグ突破の可能性も浮上した。「最後に点を取れてよかったけど、次はリーグ戦(27日、山形戦)があるので、そこで頑張りたい」。若き背番号9がゴールを積み上げれば、その先の定位置も見えてくる。
【菅家大輔】
 [2010年3月25日8時42分 紙面から]


鹿島4年目小谷野が初出場/アジアCL
<アジアCL:鹿島5-0ペルシプラ・ジャヤプラ(インドネシア)>◇24日◇1次リーグ◇F組◇カシマ

 鹿島4年目のMF小谷野顕治(21)が後半35分からピッチに入り、公式戦初出場を飾った。ホームタウンの1つ潮来市生まれで下部組織育ちの地元の星は、後半ロスタイムに右サイドから中央に切れ込み、左足でゴールを狙うなど積極的なプレーを披露。同期で今季活躍しているMF遠藤とも同時にピッチに立ち「ヤス(遠藤)と一緒にプレーしたかったし、自分もこれから頑張りたい」と笑顔で話した。

 [2010年3月25日8時2分 紙面から]


【鹿島-ペルシプラ・ジャヤプラ】PKを決める小笠原(撮影・栗山尚久)

鹿島3連勝!大迫が公式戦2戦連発/ACL
2010.3.25 05:04

体を投げ出してチーム4点目を決めた大迫。1点だけでは満足していられない(撮影・財満朝則)
 アジアCL1次L第3節(24日、カシマ)F組の鹿島(J1)はホームでペルシプラ(インドネシア)に5-0と快勝。3連勝とした。今季公式戦初先発のFW大迫勇也(19)が、20日のJリーグ大宮戦に続く2戦連続ゴール。PKも獲得するなど勝利に貢献した。早ければ30日のペルシプラ戦(アウェー)で、1次リーグ突破が決まる。

 待望の今季初先発を勝ち取った2年目のFW大迫が、冷たい雨のピッチで期待に応えた。後半23分、内田の右クロスにゴール前へと飛び出す。思い切り体を投げ出し、スライディングするように左足で合わせてチーム4点目を決めた。

 「ゴール前で待ってるだけじゃ何も起こらない。動いて動いていくことで点に絡める」

 その言葉通り、ゴールの3分前にはこぼれ球に反応してDFの前に体を入れ、あわてた相手からPKをゲット。MF小笠原のチーム3点目も“アシスト”した。

 高校選手権の大会最多得点記録を塗り替えて昨年、鹿島に入団。しかし、J3連覇中の王者のポジション争いは甘くはなかった。今季は試合終了間際の出場が続き、4日前のJリーグ・大宮戦で初ゴール。この日の今季初スタメンを勝ち取った。

 ACLは昨年3月のホームでの上海(中国)戦で、1ゴール1アシストのプロデビューを飾った舞台。先発も昨年10月の磐田戦以来とあって、気合も入っていた。さらに相手は格下。シュート数も2本に対し、37本も見舞った。だから、「もっと点を獲るチャンスがあった。きょうは誰がヒーローでもない」と1ゴールでは満足していない。

 目指すのはJ4連覇、そしてアジアの頂点だ。「まだ(今季は)始まったばかり。これを持続させなきゃ意味がない」。ゴールに飢える19歳の目はもう、目の前にある27日の山形戦を見据えていた。
(丸山汎)


鹿島-ペルシプラ 前半、シュートを放つ鹿島・大迫(9)。左端は小笠原=カシマ


鹿島-ペルシプラ 前半、2点目を決める鹿島・マルキーニョス(左)=カシマ


鹿島-ペルシプラ 前半、シュートを放つ鹿島・小笠原(奥)=カシマ


鹿島-ペルシプラ 前半、ヘディングシュートを放つ鹿島・大迫(左)=カシマ


鹿島-ペルシプラ 後半、競り合いながら攻め込む鹿島・小笠原(手前)=カシマ


ペルシプラに快勝した鹿島イレブン=カシマ


鹿島-ペルシプラ 後半23分、4点目を決める鹿島・大迫=カシマ


後半、5点目を挙げたマルキーニョス(右)と喜び合う大迫勇也(左)=24日、カシマ(撮影・財満朝則)


試合後、サポーターの歓声に応える鹿島イレブン=24日、カシマ(撮影・財満朝則)


後半、攻め上がる大迫勇也(中央)=24日、カシマ(撮影・財満朝則)


大迫 定位置アピール弾!鹿島5発16強王手

<鹿島・ペルシプラ>後半23分、チーム4点目のゴールを決める鹿島・大迫勇也
Photo By スポニチ

 アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ第3戦が24日に各地で行われ、F組の鹿島はホームでペルシプラ(インドネシア)に5―0で快勝し、3連勝で1次リーグ突破に王手をかけた。5バックでゴール前を固めた相手に苦しみながらも、今季初先発のFW大迫勇也(19)が公式戦2試合連続となるゴールを挙げ、定位置獲りをアピールした。

 イライラが募る試合展開を一気に変えたのが大迫だった。2―0で迎えた後半21分。ペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得すると、そのPKを小笠原が決めて3点目。2分後にはDF内田の右クロスをスライディングしながら左足でゴールに流し込み、20日の大宮戦に続く2試合連続ゴールを記録した。不発だった興梠とは対照的な活躍に、「結果を出すことが大事。これを持続させたい」とさらなるアピールを誓った。

 格下相手に今季初めてマルキーニョス、興梠、大迫の3人を前線に並べたが、前半は2点のみ。39分にDF新井場の公式戦746日ぶりとなるゴールで先制するまでは苦戦しただけに、後半の大迫の働きは光った。オリヴェイラ監督は興梠について「3連覇に貢献している」と過去の実績を評価。しかし、プロ2年目の大迫についても「安定したパフォーマンスが年間を通してできれば先発のチャンスは巡ってくる」と話しており、2戦連発で27日の山形戦先発へ一歩前進した。

 一方、日本代表のFW争いで厳しい立場にいる興梠は、ゴール前を固める相手に対して持ち味の裏へ抜け出す動きを生かせず、シュートはFW陣では最低の3本。「得点を取れてないことは深く考えずにやっていきたい」と話したが、代表どころか大迫の活躍でチーム内でも尻に火がついた形だ。チームは30日に敵地でのペルシプラ戦に勝てば長春亜泰(中国)が引き分け以下、ペルシプラと引き分けでも長春亜泰が全北(韓国)に敗れれば1次リーグ突破が決まる。初のアジア制覇へ着々と歩を進める中、19歳のストライカーも確実に存在感を増しつつある。

[ 2010年03月25日 ]

遠藤に続くぞ!同期・小谷野が初出場
 【ACL 鹿島5―0ペルシプラ】鹿島4年目のMF小谷野が公式戦初出場した。後半35分、野沢に代わって登場すると、積極的なドリブル突破を見せた。「(デビューまで)長かったけど、まだこれから。もう少し中盤でボールに触りたかった」と振り返った。

 9日の全北戦で決勝ゴールを決めるなど今季ブレークした遠藤と同期入団。「(遠藤)ヤスと一緒に試合に出たい気持ちがある」と刺激を受け、負傷者続出の中盤を支える新戦力になるつもりだ。

[ 2010年03月25日 ]

鹿島5発で快勝!J単独最多のアジア26勝目!…ACL

後半31分、マルキーニョスが2得点目のゴールで5対0と引き離す
 ◆アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ第3戦 鹿島5―0ペルシプラ(24日・カシマ) 鹿島がホームでペルシプラ・ジャヤプラと対戦し、5―0と大勝した。前半39分、DF新井場徹(30)が先制点を挙げると、同ロスタイムにFWマルキーニョス(34)が追加点。後半にも3点を追加した。3連勝で勝ち点を9に伸ばし、単独首位を堅守。次節、アウェーの同カード(30日・ジャカルタ)で1次リーグ突破が決まる可能性もある。

 鹿島が5得点の猛攻で1次リーグ突破へ大きく前進した。9本のシュートを放ったMF小笠原が「勝てて良かったけど、もっと決めないといけない。まだまだ。シュート練習をします」と冷静に振り返れば、FW大迫も「勝てたのは良かったけど、引いてきた相手に手こずった」と反省の弁を口にする。みぞれ交じりの雨が降る中、表情は凍り付いたように崩れなかった。

 90分間で37本のシュートを数えた。2分26秒に1本のペースだ。相手が10人で引いて守る中、なかなかゴールを割れなかったが、前半39分、DF新井場が「恥ずかしい」と振り返るクロスがそのままゴールに吸い込まれると、前半ロスタイムにFWマルキーニョスが追加点。後半にはリーグ大宮戦(20日)に続く大迫の2試合連続ゴールなどで圧倒した。

 オリヴェイラ監督は昨年4月のACLアームド・フォーシズ戦以来、2度目となる3トップを採用した。クラブ創設以来4―4―2が売りのクラブで、今回は相手が格下なうえ、MF中田が出場停止、フェリペ・ガブリエルが負傷離脱中で欠場し、中盤が不足していることから、大迫を頂点に、左にFW興梠、右にFWマルキーニョスを配する超攻撃態勢を敷き、狙い通り大勝に導いた。

 3連勝で単独首位をキープ。次節の同カードで1次リーグ突破が決まる可能性が出てきた。さらにアジアサッカー連盟(AFC)主催試合で通算26勝目を収め、25勝の磐田(ヤマハ)、横浜M(日産)を抜き、Jクラブ最多勝利記録を更新。「うれしい記録だけど、今年はタイトルを取ってから記録を喜びたい」とMF青木。悲願のアジア初制覇へ、一歩前進したに過ぎない。

(2010年3月25日06時04分 スポーツ報知)


前半、シュートを放つ鹿島・大迫(中央)

鹿島5発3連勝ACL
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は24日、各地で1次リーグの第3戦を行い、鹿島はカシマスタジアムでペルシプラ(インドネシア)と対戦、5-0で大勝し、3連勝を飾った。

【写真説明】
鹿島-ペルシプラ・ジャヤプラ 後半21分、鹿島・小笠原が冷静にPKを決め3点目=カシマスタジアム


ニッカン・サンスポ、スポニチは大迫を大々的に報じ、報知は試合の総評とアジアでのJクラブ最多勝利記録を報じておる。
スターである大迫にスポットを当てるのは当然と言っては当然であるが、相手が相手故に得点も当然と言ったところで面白味に欠ける。
報知のJクラブ最多勝利記録と青木のコメントの方が価値は大きいと言って良かろう。
そんな中でニッカンとスポニチが小谷野の初出場を報じてくれた。
これは本当に嬉しいところ。
今季はブレイクしたヤスばかりにスポットが当たっておるが、同期入団の小谷野も逸材である。
ジュニア・ユース時代にはメニコンカップMVPの実力を誇る、将来を期待されておった若手なのである。
初出場を果たしたからには、これからは戦力として活躍してくれるであろう。
楽しみである。

最新の画像もっと見る