鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
まだ2試合あるので、今日でどうこう言えない。今日の試合は一つの試合に過ぎないことであって、(今日は)勝利を目指して戦う、勝ち点3を取ることを目標に臨んでいたのでそれがしっかりと達成できて良かった。また今日の試合でケガ人が出なくて良かった。選手やフォーメーションなどを変えて臨んだが、全体的には非常に満足できるものであったと思う。(ACL予選リーグは残り2試合となるが)しっかりと残り2試合を戦って次のラウンドに進みたい。
【AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs SAF】オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.04.22)
4月22日(水) AFCチャンピオンズリーグ
鹿島 5 - 0 SAF (19:00/カシマ/6,027人)
得点者:29' 野沢 拓也(鹿島)、38' 興梠 慎三(鹿島)、50' 小笠原 満男(鹿島)、54' 大迫 勇也(鹿島)、74' 興梠 慎三(鹿島)
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
Q:今日の試合の感想について、勝利で終えたことをどうお考えですか?終わった感想はどうですか?
「終わりという最後の笛は今日ではないので、まだ2試合あるので、そこでグループリーグが一段落になります。勝利を目指して戦うということが今日の目標でしたし、勝点3を取ることが目標でした。それができたということは良かったと思いますし、また怪我人が出なかったことが良かったのではないかと思います。あと2試合残ってますので、しっかりと残り2戦を戦って決勝ラウンドに進めればと思っています」
Q:今日は、青木選手が出場停止で出られなかったわけですが、今日のメンバーのトータル的な評価をお願いします。
「これはあくまでも僕の観点からなんですけど、非常に良かったのではないかと思います。パク選手を中盤の位置に入れました。これまでずっとサイドでやってもらったんですけど、中盤でやってもらうのも途中ながら数試合はありましたが、90分はありませんでした。また、前線にFW3枚いますけど、基本的に1人が中盤の役割をするということでした。そういった意味で、この試合に関して分析して、こっちの方が効率的で機能的でいいのではないか、と。またそれぞれのFWがひとつ特長を持っていまして、各自がそれを出してくれればという狙いがありましたし、全体的には非常に満足できる出来ではないかと思っております」
Q:4点リードした段階で本山選手と増田選手を途中交代で投入しましたが、過密日程になっている状況とか、若手選手を実戦で試してみるという選択肢を考えなかったのか、というところ。選手交代の意図をお知らせ下さい。
「前者の選択を僕はしました。過密日程があって、今後の戦いを考えなくてはなりません。22日間で7試合をしなくてはいけないというなかで、いかにして良い状態で毎試合を迎えるか、またはそれに近い状態に持っていくことを考えながら指揮をとっています。それをどのタイミングでローテーションするか、選手を温存させるかということを考えなくてはならなかったわけで、対戦相手とかいろいろな条件や可能性を含めて、それぞれの大会での可能性も考えてやらなければいけないわけです。また、ACLとJ1リーグ戦の両方とも高いレベルのサッカーを要求されるわけで、どこかのタイミングというのを探さなくてはいけない。というわけで、今回この7連戦を乗り越えるという部分で、この試合では温存できる、回復させる作業ができると考えておりました。そこで次の試合にあたって、大半の選手が少しは休んだ状態で臨めるという形になります。そのなかでおそらく2人だけ、曽ヶ端選手と岩政選手だけがシーズン頭から90分出続けてる選手です。最近はパク選手がいますけど、シーズンの当初は先発ではなかったので、多少は連戦の疲労というものがあるかもしれませんけど、2人だけまだ疲れがたまった状態で試合を戦わなければいけないかもしれません。ただ、全体的にローテーションをする、温存するということを考えながら、いかにして毎試合100%に近い状態、あるいはそれに近い状態にもっていくのかという計画を緻密に考えながら、当然やりたい選手で代わりの駒がいなければできないことですので、そういったところも考えながらチームのバランスだったりいろんな要素を考えながら、こういう選択をしました」
Q:いまの試合に関連するのですが、次の試合はJリーグですが、小笠原選手が使えないということで、またボランチの編成が悩みの種になるかと思いますが、その辺どうお考えでしょうか?
「秘密もなにもなくて、青木選手の出場停止が決まって、小笠原選手の出場停止が決まったところで、明確になにをやるのかというのは頭の中で描いておりました。次節は青木選手が戻ってきますので、そのまま青木選手が入るという形になります。ボランチが悩みどころではないし、あくまでも相手を分析して相手の短所、長所をどうやって潰していくのか、あるいは狙っていくのかが悩みではないかと思います」
Q:今日3トップを試したことを良かったと思うとおっしゃいましたが、今後もこうしたシステムを使うのでしょうか?
「ビハインドの試合ではよくこうした形をとっていることをみなさんご存じだと思います。頭から行くということは、どうしても相手の戦法・状況を踏まえた上での選択となりますし、その意味で機能と効率というところが発揮されて5点取れたことは良かったのではないかと思います。今日に関しては満足できる出来だと思います。今後の試合に関しては、いろいろなことを踏まえ、相手の条件や状況でそうした選択をするかもしれませんし、しないかもしれません」
以上
【AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs SAF】試合終了後の鹿島選手コメント(09.04.22)
●興梠慎三選手(鹿島):
「頭から出たかったのでよかった。チャンスもありましたし、もっときっちり決めれば楽な試合になっていた。簡単にボールを失う場面もあった。今日の試合はもっと魅せられるプレーができたと思う。どんどん仕掛ければ良かった。後半立ち上がりに良い時間帯に点が取れた。
(Q:3トップの手応えは?)
マルキ(マルキーニョス)も引いて中盤の守備をしてくれた。オレと大迫ももう少しがんばれば楽にできた。
(Q:次のACLの相手は水原だが?)
水原でスタメンを外れたので借りを返したい。次はホームだから絶対に勝ちます」
●小笠原満男選手(鹿島):
「基本的にカウンターをケアしていた。10番の選手(ジョン・ウィルキンソン)を見ていた。ボール回しが停滞したときは、前に行って変化をつけられればと思った。(1点目は)サイドを崩して野沢が裏から行って良い形がつくれた」
●大迫勇也選手(鹿島):
「立ち上がりは戸惑いが大きくて、やっているうちにコミュニケーションを取ってよくなった。後半は、リーグ戦なので1点でも多く点を取りに行こうということだった。
(Q:興梠選手と初めて一緒に組んだが?)
動き出しが速いので、やっていてやりやすかった。早く追いついて追い抜きたい。
(Q:次の水原戦について)
水原の試合はベンチ外だった。悔しい思いがあるので試合に出られたら結果を出したい」
●新井場徹選手(鹿島):
「絶対に勝点3を取らないといけなかった。この結果でどうこうなるわけじゃない。次(4/25@NDスタ vs山形)はリーグ戦なので切り替えていきたい。どの試合も勝点3を狙いにいくというのがこのチームのスタンス」
野沢の先制点で1点をリードした鹿島は前半38分、小笠原のシュート性のボールを興梠がコースを変えて2点目をゲット!喜び駆けつける野沢(右)と大迫。
得点差を広げたい鹿島は後半5分に波状攻撃をみせ、野沢と興梠のシュートが続き、そのこぼれ球を小笠原が冷静に押し込んで3点目をゲット!
3点目ゲット!キャプテンの一撃に笑顔で迎える興梠。
後半9分、野沢からのスルーパスに抜け出した大迫が、冷静にゴール右隅に決めて4点目!大迫はACL3試合連続ゴールとなった。
後半25分、一人で突破した興梠が右足で狙い済ましたシュート!これがゴール右隅に決まって鹿島が5点目を挙げる。試合はこのまま5-0で終了、鹿島が勝ち点3をプラスし、グループG2位をキープした。
水原戦へ意気込みを感じる。
とはいえ、すぐに山形戦である。
気持ちを引き締めて挑みたい。
まだ2試合あるので、今日でどうこう言えない。今日の試合は一つの試合に過ぎないことであって、(今日は)勝利を目指して戦う、勝ち点3を取ることを目標に臨んでいたのでそれがしっかりと達成できて良かった。また今日の試合でケガ人が出なくて良かった。選手やフォーメーションなどを変えて臨んだが、全体的には非常に満足できるものであったと思う。(ACL予選リーグは残り2試合となるが)しっかりと残り2試合を戦って次のラウンドに進みたい。
【AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs SAF】オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.04.22)
4月22日(水) AFCチャンピオンズリーグ
鹿島 5 - 0 SAF (19:00/カシマ/6,027人)
得点者:29' 野沢 拓也(鹿島)、38' 興梠 慎三(鹿島)、50' 小笠原 満男(鹿島)、54' 大迫 勇也(鹿島)、74' 興梠 慎三(鹿島)
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
Q:今日の試合の感想について、勝利で終えたことをどうお考えですか?終わった感想はどうですか?
「終わりという最後の笛は今日ではないので、まだ2試合あるので、そこでグループリーグが一段落になります。勝利を目指して戦うということが今日の目標でしたし、勝点3を取ることが目標でした。それができたということは良かったと思いますし、また怪我人が出なかったことが良かったのではないかと思います。あと2試合残ってますので、しっかりと残り2戦を戦って決勝ラウンドに進めればと思っています」
Q:今日は、青木選手が出場停止で出られなかったわけですが、今日のメンバーのトータル的な評価をお願いします。
「これはあくまでも僕の観点からなんですけど、非常に良かったのではないかと思います。パク選手を中盤の位置に入れました。これまでずっとサイドでやってもらったんですけど、中盤でやってもらうのも途中ながら数試合はありましたが、90分はありませんでした。また、前線にFW3枚いますけど、基本的に1人が中盤の役割をするということでした。そういった意味で、この試合に関して分析して、こっちの方が効率的で機能的でいいのではないか、と。またそれぞれのFWがひとつ特長を持っていまして、各自がそれを出してくれればという狙いがありましたし、全体的には非常に満足できる出来ではないかと思っております」
Q:4点リードした段階で本山選手と増田選手を途中交代で投入しましたが、過密日程になっている状況とか、若手選手を実戦で試してみるという選択肢を考えなかったのか、というところ。選手交代の意図をお知らせ下さい。
「前者の選択を僕はしました。過密日程があって、今後の戦いを考えなくてはなりません。22日間で7試合をしなくてはいけないというなかで、いかにして良い状態で毎試合を迎えるか、またはそれに近い状態に持っていくことを考えながら指揮をとっています。それをどのタイミングでローテーションするか、選手を温存させるかということを考えなくてはならなかったわけで、対戦相手とかいろいろな条件や可能性を含めて、それぞれの大会での可能性も考えてやらなければいけないわけです。また、ACLとJ1リーグ戦の両方とも高いレベルのサッカーを要求されるわけで、どこかのタイミングというのを探さなくてはいけない。というわけで、今回この7連戦を乗り越えるという部分で、この試合では温存できる、回復させる作業ができると考えておりました。そこで次の試合にあたって、大半の選手が少しは休んだ状態で臨めるという形になります。そのなかでおそらく2人だけ、曽ヶ端選手と岩政選手だけがシーズン頭から90分出続けてる選手です。最近はパク選手がいますけど、シーズンの当初は先発ではなかったので、多少は連戦の疲労というものがあるかもしれませんけど、2人だけまだ疲れがたまった状態で試合を戦わなければいけないかもしれません。ただ、全体的にローテーションをする、温存するということを考えながら、いかにして毎試合100%に近い状態、あるいはそれに近い状態にもっていくのかという計画を緻密に考えながら、当然やりたい選手で代わりの駒がいなければできないことですので、そういったところも考えながらチームのバランスだったりいろんな要素を考えながら、こういう選択をしました」
Q:いまの試合に関連するのですが、次の試合はJリーグですが、小笠原選手が使えないということで、またボランチの編成が悩みの種になるかと思いますが、その辺どうお考えでしょうか?
「秘密もなにもなくて、青木選手の出場停止が決まって、小笠原選手の出場停止が決まったところで、明確になにをやるのかというのは頭の中で描いておりました。次節は青木選手が戻ってきますので、そのまま青木選手が入るという形になります。ボランチが悩みどころではないし、あくまでも相手を分析して相手の短所、長所をどうやって潰していくのか、あるいは狙っていくのかが悩みではないかと思います」
Q:今日3トップを試したことを良かったと思うとおっしゃいましたが、今後もこうしたシステムを使うのでしょうか?
「ビハインドの試合ではよくこうした形をとっていることをみなさんご存じだと思います。頭から行くということは、どうしても相手の戦法・状況を踏まえた上での選択となりますし、その意味で機能と効率というところが発揮されて5点取れたことは良かったのではないかと思います。今日に関しては満足できる出来だと思います。今後の試合に関しては、いろいろなことを踏まえ、相手の条件や状況でそうした選択をするかもしれませんし、しないかもしれません」
以上
【AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs SAF】試合終了後の鹿島選手コメント(09.04.22)
●興梠慎三選手(鹿島):
「頭から出たかったのでよかった。チャンスもありましたし、もっときっちり決めれば楽な試合になっていた。簡単にボールを失う場面もあった。今日の試合はもっと魅せられるプレーができたと思う。どんどん仕掛ければ良かった。後半立ち上がりに良い時間帯に点が取れた。
(Q:3トップの手応えは?)
マルキ(マルキーニョス)も引いて中盤の守備をしてくれた。オレと大迫ももう少しがんばれば楽にできた。
(Q:次のACLの相手は水原だが?)
水原でスタメンを外れたので借りを返したい。次はホームだから絶対に勝ちます」
●小笠原満男選手(鹿島):
「基本的にカウンターをケアしていた。10番の選手(ジョン・ウィルキンソン)を見ていた。ボール回しが停滞したときは、前に行って変化をつけられればと思った。(1点目は)サイドを崩して野沢が裏から行って良い形がつくれた」
●大迫勇也選手(鹿島):
「立ち上がりは戸惑いが大きくて、やっているうちにコミュニケーションを取ってよくなった。後半は、リーグ戦なので1点でも多く点を取りに行こうということだった。
(Q:興梠選手と初めて一緒に組んだが?)
動き出しが速いので、やっていてやりやすかった。早く追いついて追い抜きたい。
(Q:次の水原戦について)
水原の試合はベンチ外だった。悔しい思いがあるので試合に出られたら結果を出したい」
●新井場徹選手(鹿島):
「絶対に勝点3を取らないといけなかった。この結果でどうこうなるわけじゃない。次(4/25@NDスタ vs山形)はリーグ戦なので切り替えていきたい。どの試合も勝点3を狙いにいくというのがこのチームのスタンス」
野沢の先制点で1点をリードした鹿島は前半38分、小笠原のシュート性のボールを興梠がコースを変えて2点目をゲット!喜び駆けつける野沢(右)と大迫。
得点差を広げたい鹿島は後半5分に波状攻撃をみせ、野沢と興梠のシュートが続き、そのこぼれ球を小笠原が冷静に押し込んで3点目をゲット!
3点目ゲット!キャプテンの一撃に笑顔で迎える興梠。
後半9分、野沢からのスルーパスに抜け出した大迫が、冷静にゴール右隅に決めて4点目!大迫はACL3試合連続ゴールとなった。
後半25分、一人で突破した興梠が右足で狙い済ましたシュート!これがゴール右隅に決まって鹿島が5点目を挙げる。試合はこのまま5-0で終了、鹿島が勝ち点3をプラスし、グループG2位をキープした。
水原戦へ意気込みを感じる。
とはいえ、すぐに山形戦である。
気持ちを引き締めて挑みたい。
次回の対戦ではなんとか勝って欲しい