鹿島、パスサッカーへ原点回帰(J1戦力診断)
大迫勇也
鹿島予想布陣図
【増田創至】クラブ史上最低の11位から立て直しを図るのは、8年ぶりに戻ったトニーニョ・セレーゾ監督。取り組むテーマは原点回帰だ。
優勝回数で最多7度のビッグクラブが低迷した原因は「らしさ」を失っていたことに尽きる。「昨季はカウンターしか攻め手がなかった」と鈴木強化部長。歴代のブラジル人監督が志向してきたパスサッカーに立ち返るため、鹿島の原点「ジーコ」らとともにブラジル代表で「黄金のカルテット」を組んだ監督は練習試合中もピッチの中まで入って、細かい指示を叫ぶ。
世代交代も課題の一つ。左サイドのDF新井場、トップ下で攻撃を担ったMFドゥトラ、チーム得点王のFW興梠らを放出し、大幅な入れ替えを断行した。3年目のMF柴崎、5年目のFW大迫らの成長なしに復活はない。
補強はまずまず。神戸に1年出たパスサッカーの切り札、MF野沢が戻った。甲府から加入した昨季J2得点王のFWダビと大迫の2トップは良い連係をみせている。
今季の鹿島を予想する朝日新聞である。
本文の内容はこれまでに報じられてきたことが述べられており、特筆すべきことはない。
まさに岳と大迫の成長にかかる期待は大きいと言って良いところ。
注目は予想布陣であろう。
新加入であるダヴィ、野沢、アツ、前野、そして新人の植田の全てを入れてきた。
これは大抜擢である。
実際にここまで刷新されると面白いと思うところ。
しかしながら、キャンプからここまでの経緯を見る限り、昨季の布陣をベースにしておるように思える。
助っ人のダヴィはともかく、アツと前野はチーム戦術を身に付ける最中であり、植田も即起用される気配はない。
とはいえ、シーズン後半には彼等が戦力として起用されるようになっている可能性は高い。
この布陣になる試合もあるのではなかろうか。
どのような選手が起用されるのかを楽しみにして毎試合スタジアムに向かいたい。
大迫勇也
鹿島予想布陣図
【増田創至】クラブ史上最低の11位から立て直しを図るのは、8年ぶりに戻ったトニーニョ・セレーゾ監督。取り組むテーマは原点回帰だ。
優勝回数で最多7度のビッグクラブが低迷した原因は「らしさ」を失っていたことに尽きる。「昨季はカウンターしか攻め手がなかった」と鈴木強化部長。歴代のブラジル人監督が志向してきたパスサッカーに立ち返るため、鹿島の原点「ジーコ」らとともにブラジル代表で「黄金のカルテット」を組んだ監督は練習試合中もピッチの中まで入って、細かい指示を叫ぶ。
世代交代も課題の一つ。左サイドのDF新井場、トップ下で攻撃を担ったMFドゥトラ、チーム得点王のFW興梠らを放出し、大幅な入れ替えを断行した。3年目のMF柴崎、5年目のFW大迫らの成長なしに復活はない。
補強はまずまず。神戸に1年出たパスサッカーの切り札、MF野沢が戻った。甲府から加入した昨季J2得点王のFWダビと大迫の2トップは良い連係をみせている。
今季の鹿島を予想する朝日新聞である。
本文の内容はこれまでに報じられてきたことが述べられており、特筆すべきことはない。
まさに岳と大迫の成長にかかる期待は大きいと言って良いところ。
注目は予想布陣であろう。
新加入であるダヴィ、野沢、アツ、前野、そして新人の植田の全てを入れてきた。
これは大抜擢である。
実際にここまで刷新されると面白いと思うところ。
しかしながら、キャンプからここまでの経緯を見る限り、昨季の布陣をベースにしておるように思える。
助っ人のダヴィはともかく、アツと前野はチーム戦術を身に付ける最中であり、植田も即起用される気配はない。
とはいえ、シーズン後半には彼等が戦力として起用されるようになっている可能性は高い。
この布陣になる試合もあるのではなかろうか。
どのような選手が起用されるのかを楽しみにして毎試合スタジアムに向かいたい。