監督コメント
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
Q:前の2試合があまり良くなかったが、今回この流れをどう断ち切ろうとしたのか?
選手たちも人間であり、すべて100%でやれと言われてもできないことだってある。お互いに理解することが大切。勝ったり負けたりすることについてはあまり気にしていない。選手たちが上手くやってくれることを信じて(今日は)彼らを送り出した。
予選リーグを考えた時に6試合しかない中でスタートが負けていたことで我々としては勝たなければいけない試合だったし、目標は予選リーグを突破することであり全員が気合を入れてやらなければならなかった。その中でこの今日の勝利を得たことで、少しは今後、試合での安定感が出せるのではないかと思う。
Q:今日の試合でメンバーを3人入れ替えてきたことについて。
狙いは守備の安定感を取り戻すこと、もう1つは前でボールを収めることで全体の安定感を考えていた。それが出来ればチームの力を発揮することができると思っていたので、結果が出たことは喜ばしいことだと思う。今日試合に出ていなかった3人はもちろん能力が高い選手たちばかりなので、選手たちの中でお互いの競争意識が出てくればいいと思っている。(今後、今日のメンバーで戦うのか?という質問については)もう少し落ち着いてきてから状況を見ながら考えていきたい。
【AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs 上海】オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.03.18)
3月18日(水) AFCチャンピオンズリーグ
鹿島 2 - 0 上海 (19:00/カシマ/6,375人)
得点者:44' 野沢拓也(鹿島)、80' 大迫勇也(鹿島)
●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):
Q:この試合に先立って、その流れをどのように断ち切ろうとして、その結果どうだったのか教えてください。
「監督である以上、選手たちも人間であって、すべての試合で100%できるかといったら、できないときもあるわけです。そのなかでうまくやるには、お互いに理解することが大事ではないかと思っています。勝ったり負けたりすることは気にしていませんし、うまく彼らがやってくれることを信じて送り出すことにしました」
Q:おめでとうございます。いまの率直な気持ちをお聞かせ下さい。
「残念ながらスタートが負けでした。我々にとっては勝たなくてはいけない試合でした。目標はグループリーグを突破することであり、今日は勝たなくてはいけない部分で、自分が気持ちを入れてやらなければいけない試合だったと思います。この勝利を得たことによって、グループリーグを戦う上で、今後はひとつの安定感が出せるのではないかと期待しています。また、グループリーグの突破ができればと考えております」
Q:今までと3人のメンバーを変更しましたが、チームにはどういった声をかけたのでしょうか? またメンバーはこのままいくのでしょうか?
「守備の安定感をもたらすことがひとつの狙いでした。もうひとつは、前でボールを収めること。それをやることによって全体的な安定感をもたらすことができるという狙いがありました。その作業ができれば、うまくチームの安定した力が発揮できると思っていました。結果が出たことは喜ばしいことであり、ただ出場していなかった3人の選手というのは力を持っている選手であり、能力も高い選手です。彼らがまた復帰して、調子を上げてくるということは心から期待しているわけであって、その健康的な、建設的な競争意識がチーム内に発揮されればと考えております。今後については、もう少し落ち着いて、試合の状況やいろいろなことを見てみてから決めていきたいと思います」
Q:上海申花についての感想をお願いします。
「ほんとうにすばらしいチームだと考えております。まず高い競争意識を持っているチームです。また技術的にも能力的にも高い素質をもっている選手が揃っています。特に前半は、我々が負担をかけられたところがあったと思います。頑丈な守備を徹底してやろうとしたところを感じました。そのなかで、我々の選手ががんばって、やっとのことで点を取ることができたと思います」
Q:アウェイで上海申花と対戦するときの勝算は?
「先のことを考えることはできません。ひとつはJリーグも併行して戦っておりますので、近い試合の方に集中して考えていきたいと思っています。正確な数字を覚えていませんが、上海に行くまでに5試合くらいあると思います。ひとつひとつ大切な試合なので、そこに対して集中して取り組んでいきたいと思います。間にACLの試合もあるかと思います。上海申花の試合は、近くなったときに考えたいと思っています」
Q:大迫勇也選手が1ゴール1アシストと大活躍でした。今日の大迫選手を監督はどのような評価でしょうか?
「すばらしい能力をもった選手だと思います。将来的には日本を背負う選手になるかもしれません。ただし、18歳、プロ1年目の選手ということで、空気、雰囲気に慣れさせなければいけない、それを大切にしていかなければいけないと思います。彼の成長にあたって、いろいろな妨げがあり、それが彼に悪影響を及ぼさないことを願っております。扱う側が、どういう風に接するのか、どういう風に彼を扱うかによって、彼がどういう風に伸びるか、このすばらしい逸材が、伸びないで悩むのか、我々だけでなくて、報道各社にも責任があると考えております」
以上
【AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs 上海】試合終了後の各選手コメント(09.03.18)
●小笠原満男選手(鹿島):
「やっと試合に出た気がする。短かったり、負けたりだったので。引いた相手に対してサイドから攻めるのはいつものこと。動きをつけて、相手の陣形を崩した穴が空いたところを攻めるつもりだった。得点シーンもそうだったし、ゴールは入らなかったけどチャンスはつくれた。
(Q:代わった選手が結果を出したことは?)
大きいと思いますよ。練習でもみんなが必死にやりたい」
●パク・チュホ選手(鹿島):
「久しぶりの90分でした。いつも準備していた。DFだったからディフェンスから頑張ろうと思っていました。タイミングがあったらオーバーラップするのと、プレスに行く。それが鹿島だから。相手は、ビデオで見たのがシンガポール戦だったのもあったけど、サイドで勝てればと思っていた。真ん中よりサイドの選手がいっぱいいる。(小笠原)満男さんと青木さんがいたんでパスをしました。最後はきつかったけど、自分が走れば相手もきついと思ってがんばりました」
●大迫勇也選手(鹿島):
「素直にうれしい。とにかく結果を出すことだけを考えていた。結果は出たけど、課題も出た。次からもチャンスが来たら結果を出していきたい。(サポーターへ)1試合1試合点を取れるように頑張るので応援してください」
●野沢拓也選手(鹿島):
「大迫のそばでやろうとしてた。(得点は)練習どおりのプレーが出た。アウェイで申し訳ない戦いをしてしまっていたので、ここでもう1度立て直すことができたんじゃないかと思う」
元ブルガリア代表のバルカノフ(上海)の堅いマークに遭い、立ち上がりこそフィジカルで負ける場面が多かったものの、この後大迫の活躍がチームを勝利へと導く。
前半44分、大迫がクサビに入った後のパスから野沢が巧くゴールに流し込み、鹿島が先制!前半の終了間際に試合が動いた
ライン際からクロスを供給する内田。今日も豊富な運動量で右サイドを上下、サイドチェンジからクロスを上げるパターンが多くみられた。
スタメンから登場し、90分間ピッチに立った小笠原。キャプテンマークを左腕に巻き、鋭いパスを通すなど、プレーでもチームを引っ張る。
1点リードの鹿島は後半35分、左サイドからマルキーニョスがクロス、待ち構えていたフリーの大迫が左足でゴールゲット!試合を俄然優位なものとした。
公式戦初ゴール!この日スタメン出場を果たした期待のルーキー・大迫勇也が後半35分、マルキーニョスからのクロスを左足で豪快に決めてみせた。大迫の1ゴール1アシストの活躍により、鹿島が上海を2-0のスコアで下す。
ホームで勝ち点3を得た鹿島。試合後満足そうにサポーターに応える選手たち。中央は岩政、左はベンチで試合を見守ったベテラン大岩。
試合後、ゴール裏の「お立ち台」には勝利の立役者の2人、野沢と大迫が迎えられた。トラメガを使ってサポーターに挨拶する。
サポーターに応える曽ヶ端。相手の攻撃をゼロに抑えての勝利に、会心の笑顔を浮かべる。
超大型新人の活躍に、大勢の報道陣が大迫を取り囲む。試合後のインタビューでは「正直嬉しいです」と心の内を語った。
相手の退場が無ければ出場しておったであろう大岩は、誰と交代で入り、どのポジションでプレイする予定であったのか聞きたいところである。
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
Q:前の2試合があまり良くなかったが、今回この流れをどう断ち切ろうとしたのか?
選手たちも人間であり、すべて100%でやれと言われてもできないことだってある。お互いに理解することが大切。勝ったり負けたりすることについてはあまり気にしていない。選手たちが上手くやってくれることを信じて(今日は)彼らを送り出した。
予選リーグを考えた時に6試合しかない中でスタートが負けていたことで我々としては勝たなければいけない試合だったし、目標は予選リーグを突破することであり全員が気合を入れてやらなければならなかった。その中でこの今日の勝利を得たことで、少しは今後、試合での安定感が出せるのではないかと思う。
Q:今日の試合でメンバーを3人入れ替えてきたことについて。
狙いは守備の安定感を取り戻すこと、もう1つは前でボールを収めることで全体の安定感を考えていた。それが出来ればチームの力を発揮することができると思っていたので、結果が出たことは喜ばしいことだと思う。今日試合に出ていなかった3人はもちろん能力が高い選手たちばかりなので、選手たちの中でお互いの競争意識が出てくればいいと思っている。(今後、今日のメンバーで戦うのか?という質問については)もう少し落ち着いてきてから状況を見ながら考えていきたい。
【AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs 上海】オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.03.18)
3月18日(水) AFCチャンピオンズリーグ
鹿島 2 - 0 上海 (19:00/カシマ/6,375人)
得点者:44' 野沢拓也(鹿島)、80' 大迫勇也(鹿島)
●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):
Q:この試合に先立って、その流れをどのように断ち切ろうとして、その結果どうだったのか教えてください。
「監督である以上、選手たちも人間であって、すべての試合で100%できるかといったら、できないときもあるわけです。そのなかでうまくやるには、お互いに理解することが大事ではないかと思っています。勝ったり負けたりすることは気にしていませんし、うまく彼らがやってくれることを信じて送り出すことにしました」
Q:おめでとうございます。いまの率直な気持ちをお聞かせ下さい。
「残念ながらスタートが負けでした。我々にとっては勝たなくてはいけない試合でした。目標はグループリーグを突破することであり、今日は勝たなくてはいけない部分で、自分が気持ちを入れてやらなければいけない試合だったと思います。この勝利を得たことによって、グループリーグを戦う上で、今後はひとつの安定感が出せるのではないかと期待しています。また、グループリーグの突破ができればと考えております」
Q:今までと3人のメンバーを変更しましたが、チームにはどういった声をかけたのでしょうか? またメンバーはこのままいくのでしょうか?
「守備の安定感をもたらすことがひとつの狙いでした。もうひとつは、前でボールを収めること。それをやることによって全体的な安定感をもたらすことができるという狙いがありました。その作業ができれば、うまくチームの安定した力が発揮できると思っていました。結果が出たことは喜ばしいことであり、ただ出場していなかった3人の選手というのは力を持っている選手であり、能力も高い選手です。彼らがまた復帰して、調子を上げてくるということは心から期待しているわけであって、その健康的な、建設的な競争意識がチーム内に発揮されればと考えております。今後については、もう少し落ち着いて、試合の状況やいろいろなことを見てみてから決めていきたいと思います」
Q:上海申花についての感想をお願いします。
「ほんとうにすばらしいチームだと考えております。まず高い競争意識を持っているチームです。また技術的にも能力的にも高い素質をもっている選手が揃っています。特に前半は、我々が負担をかけられたところがあったと思います。頑丈な守備を徹底してやろうとしたところを感じました。そのなかで、我々の選手ががんばって、やっとのことで点を取ることができたと思います」
Q:アウェイで上海申花と対戦するときの勝算は?
「先のことを考えることはできません。ひとつはJリーグも併行して戦っておりますので、近い試合の方に集中して考えていきたいと思っています。正確な数字を覚えていませんが、上海に行くまでに5試合くらいあると思います。ひとつひとつ大切な試合なので、そこに対して集中して取り組んでいきたいと思います。間にACLの試合もあるかと思います。上海申花の試合は、近くなったときに考えたいと思っています」
Q:大迫勇也選手が1ゴール1アシストと大活躍でした。今日の大迫選手を監督はどのような評価でしょうか?
「すばらしい能力をもった選手だと思います。将来的には日本を背負う選手になるかもしれません。ただし、18歳、プロ1年目の選手ということで、空気、雰囲気に慣れさせなければいけない、それを大切にしていかなければいけないと思います。彼の成長にあたって、いろいろな妨げがあり、それが彼に悪影響を及ぼさないことを願っております。扱う側が、どういう風に接するのか、どういう風に彼を扱うかによって、彼がどういう風に伸びるか、このすばらしい逸材が、伸びないで悩むのか、我々だけでなくて、報道各社にも責任があると考えております」
以上
【AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs 上海】試合終了後の各選手コメント(09.03.18)
●小笠原満男選手(鹿島):
「やっと試合に出た気がする。短かったり、負けたりだったので。引いた相手に対してサイドから攻めるのはいつものこと。動きをつけて、相手の陣形を崩した穴が空いたところを攻めるつもりだった。得点シーンもそうだったし、ゴールは入らなかったけどチャンスはつくれた。
(Q:代わった選手が結果を出したことは?)
大きいと思いますよ。練習でもみんなが必死にやりたい」
●パク・チュホ選手(鹿島):
「久しぶりの90分でした。いつも準備していた。DFだったからディフェンスから頑張ろうと思っていました。タイミングがあったらオーバーラップするのと、プレスに行く。それが鹿島だから。相手は、ビデオで見たのがシンガポール戦だったのもあったけど、サイドで勝てればと思っていた。真ん中よりサイドの選手がいっぱいいる。(小笠原)満男さんと青木さんがいたんでパスをしました。最後はきつかったけど、自分が走れば相手もきついと思ってがんばりました」
●大迫勇也選手(鹿島):
「素直にうれしい。とにかく結果を出すことだけを考えていた。結果は出たけど、課題も出た。次からもチャンスが来たら結果を出していきたい。(サポーターへ)1試合1試合点を取れるように頑張るので応援してください」
●野沢拓也選手(鹿島):
「大迫のそばでやろうとしてた。(得点は)練習どおりのプレーが出た。アウェイで申し訳ない戦いをしてしまっていたので、ここでもう1度立て直すことができたんじゃないかと思う」
元ブルガリア代表のバルカノフ(上海)の堅いマークに遭い、立ち上がりこそフィジカルで負ける場面が多かったものの、この後大迫の活躍がチームを勝利へと導く。
前半44分、大迫がクサビに入った後のパスから野沢が巧くゴールに流し込み、鹿島が先制!前半の終了間際に試合が動いた
ライン際からクロスを供給する内田。今日も豊富な運動量で右サイドを上下、サイドチェンジからクロスを上げるパターンが多くみられた。
スタメンから登場し、90分間ピッチに立った小笠原。キャプテンマークを左腕に巻き、鋭いパスを通すなど、プレーでもチームを引っ張る。
1点リードの鹿島は後半35分、左サイドからマルキーニョスがクロス、待ち構えていたフリーの大迫が左足でゴールゲット!試合を俄然優位なものとした。
公式戦初ゴール!この日スタメン出場を果たした期待のルーキー・大迫勇也が後半35分、マルキーニョスからのクロスを左足で豪快に決めてみせた。大迫の1ゴール1アシストの活躍により、鹿島が上海を2-0のスコアで下す。
ホームで勝ち点3を得た鹿島。試合後満足そうにサポーターに応える選手たち。中央は岩政、左はベンチで試合を見守ったベテラン大岩。
試合後、ゴール裏の「お立ち台」には勝利の立役者の2人、野沢と大迫が迎えられた。トラメガを使ってサポーターに挨拶する。
サポーターに応える曽ヶ端。相手の攻撃をゼロに抑えての勝利に、会心の笑顔を浮かべる。
超大型新人の活躍に、大勢の報道陣が大迫を取り囲む。試合後のインタビューでは「正直嬉しいです」と心の内を語った。
相手の退場が無ければ出場しておったであろう大岩は、誰と交代で入り、どのポジションでプレイする予定であったのか聞きたいところである。
パク・チュホ選手も活躍してましたね!
篤人選手も相変わらずの運動量、凄いです^^
大迫選手も90分間プレーし初ゴールおめでとうございます!!
2試合黒星だったので嬉しかったです!
これからもケガなく頑張ってほしいですね!!
長くなっちゃってスイマセン…
それはともかく、怪我には気をつけて欲しいですね。
大岩は、大迫に変わってセンターに入り、伊野波が左サイドバック、パクを小笠原、青木とボランチで…とその時は考えました。
結果が出ていなかったので、手堅く勝点3を取りに行こうとしたのではないかと…。
それにしても、大迫には感服です。
それをサポートする周りの選手の能力の高さがあってでしょうね。