鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

好調・鹿島の不安材料は

2014年04月04日 | Weblog
不調・G大阪×絶好調・鹿島の構図も、勝負は……

柴崎岳(鹿島アントラーズ) (c)J.LEAGUE PHOTOS

開幕5試合で好対照なスタートとなった両クラブが激突する。4勝1敗で首位を走る鹿島アントラーズと1勝2分2敗の14位に沈むガンバ大阪が対峙するのだ。

ホームで迎え撃つG大阪の不調の原因はハッキリしている。昨季途中に古巣へ復帰し、18試合で19ゴールをマークした宇佐美貴史が、開幕前のケガで不在なのが響いている。長谷川健太監督は、FW・佐藤晃大のパートナーに、新助っ人のリンスのほか、遠藤保仁、倉田秋らMFを試してきたが、いまだ前線の組み合わせは固まっていない。5試合で3得点とリーグ16位の得点にとどまっている。

だが、アウェイチームの勝ち点3と決め付けるのは早計だ。エース不在の間に、G大阪は超攻撃的なパスサッカーから堅守速攻にシフトチェンジしつつある。今野泰幸&明神智和の新旧日本代表が中盤の底に並び、ディフェンスが安定している。ここ2試合2列目に入っているリンスの潜在能力は誰もが認めるところ。スピードとパワーを兼ね備えたFWが、慣れてくれば決定力不足は一気に解決する。中盤の遠藤から前線のリンスへの一本のパスは、シンプルながら相手守備陣にとって脅威となる。

アウェイに乗り込む鹿島はリーグ最多の12得点と絶好調である。前線のダヴィが2得点、トップ下の土居聖真が2得点、2列目右の遠藤康が3得点とアタッカー陣がそれぞれゴールを奪っている。中盤の底に並ぶ小笠原満男と柴崎岳の存在感も忘れてはならない。小笠原が正確なロングフィードで前線にボールを預ければ、柴崎は攻め上がった際パスにシュートと非凡な攻撃センスを見せ付けている。攻撃陣だけではない。5試合で3失点と固い守備も健在である。

16冠の鹿島に不安材料がないわけではない。『ナビスコカップ』開幕戦のFC東京戦、J1リーグ戦第4節・セレッソ大阪戦では、先制されるとバタバタしたリズムを修正できずに、そのまま敗北を喫した。21歳の柴崎と土居、20歳のサイドバック・伊東幸敏、21歳のセンターバック・昌子源ら若きタレントたちはここまでの快進撃の原動力となっているが、時折脆さを覗かせる危険性を孕んでいる。

『ナビスコカップ』を含め、両軍の7試合のパフォーマンスを見れば、鹿島有利は動かない。ただ、G大阪は試行錯誤しながら今、生みの苦しみの時期を迎えている。ゴールというキッカケで状況が一変する可能性も少なくない。G大阪×鹿島は4月6日(日)・万博記念競技場でキックオフ。チケット発売中。


リーグ最多の12得点と攻撃陣が絶好調と評するチケットぴあのプレビューである。
その裏には黒子と化したボランチコンビがおる。
満男と岳の二人はJリーグ屈指のボランチである。
満男の長中距離のパスに岳の攻め上がりと攻撃を司っておる。
また、不安要素は先制された際の対応と語る。
若き選手が多い今季の鹿島は時折脆さを露呈するという。
しかしながら、若さ故の過ちも若さ故に成長に繋がっておる。
この試合にて脆さを克服した修正力を魅せてくれるのではなかろうか。
楽しみな対戦である。

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9 コメント

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Unknown (tomoppu)
2014-04-04 15:20:47
若さゆえのミスや粗さはあると思いますが、公式戦2試合連続の逆転勝ちは確実に、若手の経験になっていると思います!明日の試合、楽しみですね☆
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Unknown (Unknown)
2014-04-04 15:22:30
先制されても去年と違って攻撃オプションが豊富ですからね。

野沢・本山・カイオとそれぞれ特徴が異なる控えが出てこられたら、相手は大変だと思いますよ。
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Unknown (古河市の本山好き)
2014-04-04 15:57:21
この写真はいいですね。柴崎の躍動感、好調さが伝わってくるような気がします。
すぐ後ろの山口選手とのコンビを代表で見たい。
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Unknown (Unknown)
2014-04-04 19:06:53
>この試合にて脆さを克服した修正力を魅せてくれるのではなかろうか。

原理主義者様の仰る通りです。
修正能力=学習能力
これに伴い高いポテンシャルと、緻密な練習、これを今支えているのはベテランでもなく、プラチナ・カルテットだと思います。
彼らは揃って大変真面目!これは何事にも揺るがない目標を各々もっているからだと思います。
まだまだ発展途上です。
躓いても転んでも、すぐに起き上れる。七転び八起きとはよく言いますが、そんな彼らに今後も大いに期待したいと思います。
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Unknown (Unknown)
2014-04-04 19:34:26
柴崎,確かに躍動感ありますねー!!
ガンバの遠藤のポジションによりますが,現代表の不動のボランチとのマッチアップがみてみたいです.
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Unknown (横鹿)
2014-04-04 19:40:43
攻撃に関しては本山
守備に関してはルイス
がそれぞれ控えてますからね
手立てがないとか崩れるってことはないでしょうからね。

若さ若さと言われるけど
若い選手が安心できる状態ができていると思います。
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Unknown (三鷹鹿)
2014-04-04 22:48:30
原理様の言うとおり、小笠原U+2022柴崎選手のコンビは素晴らしい。
このまま2人が代表のレギュラーで良いのではないでしょうか?リーグ戦が好調であること、失点が少ないことはこのダブルボランチの功績が大きい。
小笠原選手は強い鹿島の象徴であり、柴崎選手は素晴らしい司令塔です。更にトップ下というオプションも身につけました。
ガンバ戦でも日本の心臓とやらに、負けることはないと思います。
鹿島の脆さとありますが、それを解決するために、雨の日でさえユースとTMです。連携は更に良くなっています。
不安なのは鹿島ではなく、いつも驚きのジャッジメントです。
記者の方もたまにはそれを取り上げてくださらないですかね?
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Unknown (Unknown)
2014-04-05 00:08:11
ナビスコ杯グループリーグの初戦で先制を許し負け、リーグ戦4節でも先制されて負け。この2試合の反省があるからこそ5節のFマリノス相手に先制を許すも逆転勝ち、ナビスコ杯グループリーグ第2戦でも先制の後の逆転勝ちという結果が出ておる。苦手と言われるアゥエーでも代替の国立で甲府に4-0と快勝、鳥栖戦でも3-0、Fマリノス戦では3-1と逆転勝ち。慢心さえなければ不安要素は皆無と言えよう。満男の1日遅れのバースディゴールに期待したい!
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Unknown (Unknown)
2014-04-05 09:44:07
鹿島の不安材料?八百長もどきのジャッジだけですよ。
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