鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

セレッソ戦コメント

2011年07月31日 | Weblog
J1リーグ 第19節
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督

選手たちにお疲れさまと言いたい。選手それぞれが特長を生かして、得点できたと思う。最後も小笠原がその視野の広さを生かした得点だったと思う。チャンスで決めることができれば、自分たちの試合ができる。

【曽ヶ端 準】
PKを止められて良かった。ギリギリまで色々と考えて飛んだ。乾選手がボールをセットしたのにキッカーが代わったので何をするのかと思った。時間的にC大阪が点を取りに来ていた時間だったし、耐えてチャンスも作っていたので止められて良かった。

【西 大伍】
みんなの気持ちが伝わって守り切れた。今の雰囲気が新潟にいた時の9戦勝ち無しの後、12戦負けなしの雰囲気と似ていて、行ける感じになった。満男さんのゴールもでかい。勝ってよかった。

【岩政 大樹】
内容は良いと思っているし、決定的なチャンスは与えてないと思う。バランスは保てていた。田代の2点目が大きい。取れてなかったら、またカウンターでやられてたかもしれない。

【田代 有三】
勝てて良かった。ハットトリックが狙えた。先制されて前節の悪い流れになったけど点を取れたし、みんなで最後は守ろうと話した。1点目は相手GKが自分を見えていないと思った。戻ろうかと思ったら、目の前でボールを弾ませたので、奪おうかと思ったけど、ファールになると思い我慢した。そしたらボールを落としてくれた。サッカーを長い事やっていて、あいう事もあるんだなぁと思う。2点目はゴール前に浮かそうと思ったら、そのまま入った。アウェイで勝てたことは自信になったと思う。次はラッキーなゴールじゃなくて、自分らしいゴールを取りたい。


2011年07月31日(日)

本日行われたJ1第19節C大阪戦は、3-1で勝利しました。

【J1:第19節 C大阪 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.07.31)
7月31日(日) 2011 J1リーグ戦 第19節
C大阪 1 - 3 鹿島 (18:04/長居/28,039人)
得点者:22' 乾貴士(C大阪)、38' 田代有三(鹿島)、45'+2 田代有三(鹿島)、90'+3 小笠原満男(鹿島)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
「C大阪さんは過去にも香川選手や、今回も乾選手が海外移籍することになり、彼が海外で成功することを願っていますし、このクラブは数多く若い選手を育ててきているという感想を持っています。また新たな日本人が旅立ちますが、ぜひ成功することを願っています」

Q:タイトな日程のなか、勝ち切れた理由は?
「皆さんはただ勝敗、あるいは数字、データ、シュート数だけで、よかった、悪かったと考えがちですが、サッカーというのはその数字以上のものが含まれていて、それは内容的なものになってくる。連敗したり、負けたり、引き分けたりという試合はこれまでありましたが、今日のような内容というのは、他の試合でも見せている。ただ、サッカーというのは流れや勢いがあるもの。自分たちのタイミング、時間帯の時、点が流れで獲れれば、チームとしても自信や勢いがつくが、他の試合でチャンスに得点というところが結果にならず、選手、特に攻撃陣が自信を失ったのか、心理的な部分か、連戦の疲労もあったのか、気持ち的な部分で何か影響はあったのかという部分については分かりませんが、ただ彼らのことは僕は常に信じているし、負けたからといって、急に無能だとかいう考えは間違っている。サッカーというのは、結果が問われる部分があるとは思います。

この5年間、僕が鹿島で仕事をさせてもらっているのは、タイトルを獲ってきているから、この職にいられるわけで、当然結果が出なければ職を失う立場にいる。ただ、監督として、何か組織を作る立場として、内容は重視しないといけない。そのなかで、ゲームコントロールをしっかりして、チャンスを作る。それが決められなければ、サッカーのなかでは、それはありというか、しょうがない部分もあるが、チャンスを作れなければ、それは問題として考えなければいけない。それでも自分たちのやり方をやり続けることを僕は常に選手に言い続けており、それを選手たちがやっている。田代選手の得点だったり、選手たちの頑張りがあって、その報いが最後に小笠原選手のあんな綺麗なゴールが生まれたと思う。いろんな選手が狙っていることだが、あれもなかなかできないこと。選手の能力や素質というものも、そこにあるわけで、技術と質が表れた得点であり、全員の頑張りが最後の得点につながったと思う。内容という部分で、過去4年間のなか、もっとひどい内容で勝ったこともあれば、内容がよくてもなかなか勝てない部分も、このサッカーのなかではある。結果だけということで報道、評価、コメントなどすることもあるが、どっちが試合をしっかり押していたのかを見る必要がある。前節で言えば、得点差は圧倒的な試合を片方がやったと思われがちも、最後の2失点は前にいかざるを得なかったからというのもあったが、2失点目のところまでは、完全に自分たちが支配できていた。そのように、いろいろな部分がサッカーの試合にはある。攻撃、守備、攻守の切り替え、いろいろな部分を見てほしい。あまりに長い答えですみません(苦笑)」

Q:最後まで小笠原選手を残して、左サイドで起用したことについては?
「1つは彼には経験という部分があり、相手に対する威圧感のようなものを持っていて、相手もリスペクトするわけであり、彼がピッチにいるといないとでは、相手も我々へのチームの見方が変わってくる。コンディションがいい状態でいれば、極力そういう経験や、最後ひらめきのようなものが、急に出せる選手なので、なかなか交代しづらい部分があります。今日は正直、4~5名くらい交代しなくちゃいけなかった選手がいたものの、究極の選択のような形で、1つの賭けというか、ここかなと思って、(起用が)ぴったりとあったというところ。極力それを当てるよう、別に抽選しているわけではないが、ちゃんとした選択をするよう、努力しているが、今日は幸いなことにその選択肢を間違えなかったという部分では、勝たせてくれたのではないかなと思います」


以上

【J1:第19節 C大阪 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(11.07.31)
●中後雅喜選手(C大阪):
「結果的に勝てず、今日は(古巣対戦となった)自分もそうだが、貴士の最後の試合ということで、チーム全体としても勝ちたかったですし、勝って送り出せなかったことが残念です。
(いつも以上に気合いの入ったプレーが見られたが?)立ち上がりから毎試合入りが悪かったので、気を引き締めてやろうと、チーム全体としてもあった。守備から入るということで。そういう気持ちで入ったので、先制したまではよかったですが、そのあとが本当に残念です。
(8月にすぐ鹿島にリベンジできる機会もあるが?)同じ相手に2度負けられないし、久々にセレッソが(長居で)負けてしまった形にもなったので、次はアウェイですが、借りを返さないといけないという気持ちが強い。もうすぐあるので、他の試合もあるが、そこまでしっかり戦っていきたい」


●田代有三選手(鹿島)
「(1点目について)GKがたぶん僕のことを見えてなくて、ボールをバウンドさせるところで足を出そうかと思ったが、ファウルを取られるのも嫌だったから、そこは待とうと思ったら、目の前に転がってきたので、あとはゴールを決めるだけでした。あの場面はたまたまGKの後ろに入っていて、戻ろうかと思ったら、あまり見ていなかったので。たぶん気づいてないなと思って、そのまま後ろで待っていました。サッカーを長いことやっていたら、ボールだけしっかり見ていたら、ああいうこともあるんだなと。決めることができてうれしいです。
(追加点について)先制されて、前節の悪い流れのまま、変な入り方をしたんですが、徐々にボールを持てるようになって、相手もちょっと慌てていて、セットプレーでも(マークが)あやふやなところもあったので、うまくいい時間帯に獲れました。後半はみんなでしぶとく守ろうということで、後ろの選手も頑張ってくれて、僕も最後足が動かなかったですが、みんなが頑張ってくれて助かりました。2点目では、GKが違うところにいたのが見えたので、マサさん(岩政大樹)が走ってくるのが見えたので、とりあえずゴールのほうに浮かそうと思っていたら、ゴールが空いていて、そのまま入った感じでした。あれも運がいいなと思いました。
(1つ勝てば変わってくると言っていたが?)このセレッソ戦で、アウェイで、いつも勝てていなかったので、そういう意味では自信になったと思います。また、次はホームゲームですし、(前回の)リベンジできるというか、この前(G大阪戦で)すごく悔しい負け方をして、サポーターにも申し訳ない負け方をしたので、1つになって、勝点3だけを狙っていきたい」


[ J1:第19節 C大阪 vs 鹿島 ]

先制されたアウェイの鹿島は38分と45分+2に田代有三(写真)の2ゴールで逆転に成功する。
同点ゴールの場面は、キム ジンヒョンに気付かれないように後ろから近づき、 キム ジンヒョンがボールを転がして蹴りだそうとした瞬間に背後からボールを奪い、無人のゴールに流し込む抜け目ないゴールとなった。

[ J1:第19節 C大阪 vs 鹿島 ]

2-1と鹿島リードで迎えた90分+3、小笠原満男がハーフウェイライン付近でボールを奪い、C大阪のキム ジンヒョンを位置を見て、スーパーロングシュート!このシュートが見事決まり、試合を決める。
結局、アウェイの鹿島が3-1でC大阪に勝利。3試合ぶりの白星をあげた。
対するC大阪は乾貴士のラストゲームを勝利で飾れず。
写真は小笠原満男を祝福する鹿島の選手たち。

[ J1 第19節 C大阪vs鹿島 ] WOWプレーヤーズアワード

本日の試合で決勝点をあげた田代有三選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。


ハットトリックも狙えたと語る田代である。
枠に飛ばすだけのシュートを真上にフカしたシーンにはがっかりさせられた。
前半の野沢のどフリーといい、ガブさんといい、大迫といい、ゴールとなれば楽に試合を進められるところで、シュートミスとなっているのは、今季を象徴しておる。
今日の試合は、若干ラッキーなゴールが決まり、逃げきることができた。
課題は変わっておらぬ。
精進して次の試合に挑みたい。
楽しみにしておる。

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2 コメント

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Unknown ()
2011-08-01 02:24:29
勝ったし、タルタ来て本田慎三柴崎復帰も近くなりいい事ばかりじゃないですか。小笠原スーパーゴールで気分最高。選手たちに感謝!
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Unknown (Unknown)
2011-08-01 08:59:30
課題は変わりませんが、個人的には大迫が積極的にシュート打ってたのはよかった。
後は決めてくれ、特に後半開始直後の田代の折り返しは決めて欲しかった。
また、満男のロングシュートもそうだが、フェリッペ大迫とミドルを狙ってたのもいいと思う。
最近は、ミドルシュート?何それおいしいの?状態だったし。
それにしても銅像シュートはスカッとした。
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