鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

柏戦コメント

2012年10月14日 | Weblog
Jリーグヤマザキナビスコカップ 決勝トーナメント 準決勝 第2戦


鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ

厳しい戦いというのは最初から分かっていた。しかしこの結果をつかみ取り、決勝に行けるのは、ここ数試合と同様にチームとしての集中力が高かったことが一番。1人1人が自分のポテンシャルを信じて戦っていた。

(大迫の)PKは相手のGKを称えたい。PKだけではなく、他にもチャンスがあったのでもう少し落ち着いてやれば3点目も取れたかも知れないが、相手のホームということを考えると全員がプレッシャーを感じていた中、うまく逃げ切れた。

決勝の相手である清水は攻撃的なチームだし脅威も感じるが、うまく全員で戦いたい。また相手のゴトビ監督にも決勝進出に関しておめでとうと言いたい。素晴らしい指導者であり人格者なので、決勝でお会いできることを楽しみにしている。





【曽ヶ端 準】
後ろのバランスを意識しながらカウンターからチャンスを作ることが出来た。みんなの集中力が切れなかった。最後は事故的な失点だったが気持ちの入った試合だったと思う。無失点で勝てれば良かったが、決勝に進むのが目標だった。

【大迫 勇也】
相手は前掛かりだったしSBも上がっていたので、後ろにスペースがあって攻めやすかった。後ろが頑張っていたので、自分も頑張らないといけないと思っていた。ドゥトラ、ヤスさん、レナトと良い攻撃の形が出来ていると思うし、やりやすい。(得点は)ドゥトラがが良いパスをくれたので落ち着いて決めるだけだった。PKもそれだけ落ち着いて決めれば良かった。

【柴崎 岳】
勝てなかったので素直には喜べない。先制点が良い形で取れたので気が楽になった。追加点も取れ、優位に試合を進めていけた。失点は流れの中ではないので良い守備が出
来たと思う。相手が前掛かりでスペースもあり戻りも遅かったので、狙っていた通りだったがもっとチャンスが作れずに残念。もっとボールを呼び込めば得点につながる。

【本田 拓也】
狙いとして岳を自由にプレーさせ、真ん中はCB2枚と守れればと考えていた。真ん中は問題ないけどサイドをえぐられるのは嫌だった。しっかりブロックを作ってカウンターからヤス、レナトがからんでシュートで終わることも出来ていたので、こちらの考えていたプラン通り。先制できたのが大きかったが失点はいらなかった。アウェイゴールとか考えず、勝とうと思ってプレーしていた。

【青木 剛】
かなりパワープレーで人数をかけてきたので、自分だけじゃなくDFラインとソガさんを含め、最後まで守る意識を強くした。最後はロングスローから失点したけど、上に進むのが目標だった。


2012年10月13日(土)

本日行われたナビスコ準決勝第2戦 柏戦は2-2のドローに終わりましたが、2戦合計で5-4と相手を上回り、2年連続決勝進出を果たしました。

【ヤマザキナビスコカップ 柏 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.10.13)
10月13日(土) 2012 ヤマザキナビスコカップ
柏 2 - 2 鹿島 (19:04/柏/13,527人)
得点者:12' ドゥトラ(鹿島)、24' 大迫勇也(鹿島)、37' ジョルジワグネル(柏)、90'+4 ネットバイアーノ(柏)


●ジョルジーニョ監督(鹿島):


「昨年度の(リーグ)優勝チームと対戦する上で、タフなゲームになるというのは分かっていたことです。特に攻撃能力に関しては非常に高いものを持っているチームで、もうひとつはそこに相手のホームという条件も加わって、タフなゲームになるだろうという予想をしました。その中で相手の隙を突いて2点を取ることができて、3点目を取れば試合を決定付ける流れではありましたが、ただ、こういう試合というのは簡単には決まらないし、相手のGKも称えなければいけないところもあると思います。その中でルールにのっとった形の捉え方をして、守備からカウンターを狙うという指示を出しましたしそこでやっていたんですが、当然ながら相手のホームなので圧力もあって2失点しましたけど、結果的に目標は達成できたのでよかったと思います」

Q:リーグ戦で結果が出ない中で、(ヤマザキナビスコカップで)優勝を目指せることがチームに与える影響とは。
「当然ながら決勝に行けることはチームにプラス作用はあるし、それにリーグ戦にも自ずと影響していくんじゃないかと思います。リーグ戦においては残念ながら、序盤はなかなか調子が上がらなかったところもありましたし、それは僕と選手とアダプトする時間も必要でした。契約した時点で昨年度のビデオを11試合いただきましたが、ビデオを通して見るのと、選手を実際に見るのとでは差がありました。あとは僕の新しいやり方と選手の特徴を把握するまで時間がかかってしまった。それはやむを得ない。あとはホームの負けてはいけない試合でポイントを失ってしまって、今の順位に置かれて下から降格のゾーンから勝点7、4位と勝点7という状況になっていて、リーグ戦の優勝はもう不可能であると言わざるを得ないところです。ただ、4位以内は目指せるんではないか、そういった意識を持って選手は取り組んでいるだろうし、4位以内を目指して、カップ戦、天皇杯でしっかり勝ち進んで、ACLの出場枠を手にすることができればと思ってやっています。今日は引き分けに終わりましたけど、先日の天皇杯の形、チームとしての姿勢という部分を選手たちが感じてもらえれば、姿勢というものが大事であって、良い形につながればと思っています。この世界は結果の世界なので、結果を出して、来年も指揮を取れればと思っています」


以上

【ヤマザキナビスコカップ 柏 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(12.10.13)
●大迫勇也選手(鹿島):
「PKを決めておけば(よかった)。やばいと思ってました。あれで決めておけば決まりだったので」

Q:相手の出方は予想通り?
「相手は結構、サイドバックとかも上がってくれてたので、俺だったり、ドゥトラ、レナト、ヤス(遠藤)さんが裏を突けて、スムーズに攻撃がやりやすかったです」

Q:4-2-3-1に自信持ってやれている?
「そうですね。後ろもがんばってくれてるので、僕もがんばらないといけないな、という感じです」

Q:2点先に取る理想的な展開でしたが?
「もう1点でしょ」

●曽ヶ端準選手(鹿島):
Q:後半我慢の展開が続きましたが?
「まあ、前半のスコアが2-1というのもありましたし、ある程度、後ろのバランスは意識しながらみんなもできたと思いますし、そこからカウンターというか、いい形でとってチャンスも多く作れた。あと、決められればもっと楽になりましたけど、みんな集中力は切れなかったし、最後はアクシデント的にロングスローから失点しましたけど、しっかり第1戦のアドバンテージを生かして次に上がることが大事だったので、みんな気持ちの入ったゲームができたと思います」

Q:小笠原選手が不在で、代わりにキャプテンを務めました?
「そうですね、久しぶりでしたね。大樹(岩政)か、天皇杯とか拓(本田)がやっていたので、どちらかかな、と思っていたら僕だったのでちょっとビックリしましたけど。初めてではないですし、もちろん完封で勝ったりとか、それに越したことはないですけど、ファイナルに進むという目標がチームとしてありましたし、修正するところは修正して、決勝に進むという結果を残せたので良かったと思います」

●柴崎岳選手(鹿島):
「今日は勝ててないので悔しいですが、2試合合計で勝ち進めたのは良かった。先制点が非常にいい形で取れて、守りが楽になった。追加点が取れたことも試合を優位に進められる要因になった。流れからの失点ではなかったし、ほぼほぼいい守備ができたと思います。本田拓也選手とはいつもやっている満男さん(小笠原)とは少し違うポジショニングだったりしたが問題なくやれたと思います。後半相手が前がかりになってたのでスペースもあったし戻りも遅かったのでそこを突いて行くようにしたかった。ボールをもっと呼び込んで捌くようなことをして得点につなげていきたかった。決勝進出は選手としては喜ばしいことだと思います」

●本田拓也選手(鹿島):
「センターバックの守備がしっかりしていたので僕はドゥトラが上がっていったところを埋めることなどを意識していた。相手が長いボールを放り込んでくることは問題なく対処できていたが、左サイドをえぐられてのクロスは嫌でした。ほぼプラン通りに進められたと思います。試合前から引き分け狙いではなく、点は取りに行こうと話をしていた。相手も取りに来るのでしっかりとブロックを作ろうと話をしていた。2点目を取れたのは大きかったが失点はいらなかったですね。アウェイということもありますが勝てた試合だったとは思います。個人的には90分出来たのは良かったです」

●岩政大樹選手(鹿島):
「トータルで勝ち上がれば良かったんで、決勝進出が出来て良かったです。前半に2点取れたのは予想していなかったです。結構シンプルにボールを入れてくる感じだったので、相手がクロスして動くのに惑わされず、狙ってるスペースはひとつなのでそこを見極めて競るようにしていました。いつも青木とはどっちがどう競るとか話をしています。相手がサイドから崩してくるのは分かっていたので、僕たち二人が引き出されないようにしていました。途中から競らない人が僕のことをブロックしてたりしたので、そこは前の人と話をして対処すればよかった。もう1点取れば相手は3点取ってもダメだったので3点目を取りたかったし、それをハーフタイムに話をして後半に入った。大迫はあれだけボールを収めてくれるし、起点になってた。結果的にはゴールに結びつかなかったがいいプレーをしてました。勝ちあがることが目標だったのでそれは達成できました」

●ドゥトラ選手(鹿島):
「最初から目標であった決勝進出を決められたのは良かったです。決勝は一発勝負なのでいい準備をして臨みたいと思います。リーグ戦と違ってナビスコカップは、アウェイゴールが有効になってくる試合で最初に2点取れたのは大きかったです。1試合目が3-2でしたが、引き分け狙いではなく勝ちに行こうと話をしていました。レイソルはビッグクラブですし、守っても守り切れないのでしっかりと点を取りに行って勝とうと話をしていた。ブラジル時代につけていた11番をつけて、ブラジル時代にプレーをしていたポジションでプレーできているので非常に自分としてもうまくいってると思います。最近の結果には満足しています。(大迫選手とのコンビネーションが良いですね?)大迫選手はボールをキープしてくれるし出してもくれるのでやりやすいですね。後は大迫選手だけではなく、遠藤選手、レナト選手ともコンビネーションが良くなってきていると思います。連携が深まることでしっかりと結果もついてくると思います」

●青木剛選手(鹿島):
「後半ネットバイアーノが入ってきてパワープレーで来ることは分かったので競った後のこぼれ球を意識してやりました。大樹さん(岩政)は凄く強くてほとんど勝のですが、二人で協力して中盤も含めて守備の意識を高くやりました。最後はスローインからの失点でしたが、なんとか決勝に出れて良かったです」

●新井場徹選手(鹿島):
「決勝に出られて良かったです。前半最初の決定機で得点が出来たのが大きかったですね。(大迫選手が)PKを外したのは仕方ないですね。後半も集中してましたし、柏はロングボール一辺倒になってくるだろうと予想が出来たのでそこをどう対処していくかを話していました。後半も守備一辺倒ではなく、点を取って試合を終わらそうと話して入った。相手のいい時間帯で落ち着いて守れたのが良かった。決勝に行きたい気持ちがスタッフも含め出せたと思うしいい緊張感の中でやれました」


[ ヤマザキナビスコカップ:準決勝 柏 vs 鹿島 ]

聖地国立を目指す鹿島アントラーズのスターティングメンバー。

[ ヤマザキナビスコカップ:準決勝 柏 vs 鹿島 ]

聖地国立を目指す鹿島アントラーズのジョルジーニョ監督。

[ ヤマザキナビスコカップ:準決勝 柏 vs 鹿島 ]

第1戦を勝利し優位に立つ鹿島は12分、大迫勇也のスルーパスからドゥトラが決めて先制した。

[ ヤマザキナビスコカップ:準決勝 柏 vs 鹿島 ]

リードする鹿島は続く24分、今度はドゥトラのスルーパスに大迫勇也が抜け出し、GKとの1対1を制し追加点をあげた。

[ ヤマザキナビスコカップ:準決勝 柏 vs 鹿島 ]

最後の最後で失点し同点に追いつかれたものの、トータルスコアで上回った鹿島が決勝へ。試合終了後、守備陣を引っ張った岩政大樹(写真左)と曽ヶ端準(写真右)


鹿島が柏を退け、2年連続の決勝の舞台へ…11月3日、連覇をかけて清水と対決


[10.13 ナ杯準決勝第2戦 柏2-2鹿島 柏]

 ナビスコ杯は13日、準決勝第2戦を行った。第1戦を3-2で制した鹿島アントラーズがアウェーで柏レイソルと2-2で引き分け、2年連続の決勝進出を決めた。連覇のかかる決勝は11月3日に行われ、清水エスパルスと対戦する。

 ホームの柏はMF栗澤僚一を出場停止で欠き、代わってMF水野晃樹が出場した以外は、10日に行われた天皇杯3回戦の湘南戦(2-1)と同じメンバーで臨んだ。対する鹿島もMF小笠原満男が出場停止。しかし10日の天皇杯3回戦鳥取戦(2-1)でターンオーバー制を採用したため、DF青木剛、MF本田拓也、MF遠藤康以外は、6日のF東京戦(5-1)以来の先発となった。

 試合はいきなり激しい展開となった。前半3分、鹿島のDF新井場徹がミドルシュートを放てば、同5分には柏も水野がフリーで右足を振り抜く。ともにわずかに枠を外れたが、お互い気合の入った立ち上がりをみせた。

 だが先制点はあっさり決まる。前半12分、FW大迫勇也がPAの外からミドルシュートを放つと、すぐ前にいたDFに跳ね返される。だがこぼれ球を再び拾うと、DFとGKとの間に出来たスペースにスルーパス。斜めに走りこんだDFドゥトラが落ち着いて右隅に流し込み、アウェーの鹿島が先制に成功した。

 なおも勢いづく鹿島は前半24分、柏のCKのボールを拾うと、遠藤がドリブルで持ち上がる。ハーフウェーラインを超えると右サイドのドゥトラに展開。ドゥトラはすかさず前線のスペースにスルーパス。するとオフサイドラインぎりぎりで抜け出した大迫が、GKとの1対1を制した。12日に日本代表がフランス代表相手に見せたカウンターばりの攻撃で追加点を奪ってみせた。

 だが決勝に勝ち上がるためには負けの許されない柏も反撃。FW田中順也が倒されて得たFKをMFジョルジ・ワグネルが直接ねじ込み、1点差に詰め寄る。さらに直後のプレーでMF茨田陽生がPA内でドゥトラを倒してしまい、鹿島にPKを与えるが、大迫のPKをGK菅野孝憲が横っ飛びセーブ。跳ね返りの大迫のシュートも大きく枠上に外れた。ピンチを迎えた柏だったが、なんとか1点差のままハーフタイムを迎えた。

 柏は後半開始と同時に水野に代えてFWネット・バイアーノを投入。後半8分には接触プレーでDF近藤直也に代わってDF増嶋竜也を投入するというアクシデントに見舞われるが、後半17分には茨田に代えてMF澤昌克を投入し、より攻撃的布陣を敷いて得点を奪いに行く。

 だが後半18分に左クロスにネット・バイアーノが飛び込み、こぼれ球に工藤が詰めるが、GK曽ヶ端準に体に当てて防がれるなど、なかなか同点弾を奪えないまま、焦りばかりが募り、時間だけが刻々と流れていく。

 対する鹿島も追加点が遠い。ハーフタイムにジョルジーニョ監督に「平常心で戦え」と送りだされたイレブンは守りを固めながら、チャンスを伺う。後半27分、オーバーラップしたDF西大伍がアーリークロスを入れるが、飛び込んだドゥトラとMF柴崎岳には合わない。同28分にはドゥトラが豪快にミドルシュートを放つが、菅野の横っ飛びセーブに防がれた。ダメを押したい鹿島だが、なかなか奪うことが出来ない。

 後半37分に混戦の中、柏のシュートがゴールポストを叩くなど惜しいシーンもあったが、お互い体を張った守りで跳ね返す。鹿島は後半40分にドゥトラに代えてMF増田誓志を投入する。同45分にもMFレナトに代えてMF本山雅志を投入するなど、落ち着いた試合運びを見せる。ロスタイムにネット・バイアーノにゴールを許し、2-2とされるが、鹿島が2戦合計5-4で制して、2年連続のナビスコ杯のタイトルにまた一歩前進した。

(取材・文 児玉幸洋)

遂にジョルジーニョ監督から来季の話が出た。
今季は特にジャッジの問題が噴出し、この極東の地に興味を持てなくなってもおかしくなかった。
それを、自らの言葉でやりたいと言ってくれることに感謝したい。
是非ともナビスコ杯を獲り、来季もジョルジーニョと共にありたい。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-10-14 09:45:37
Jリーグもうダメ、にならずによかった。

選手のモチベーションがあがります。

気持ちよく契約延長してもらうためにもナビスコ杯を制し、天皇杯で花を添えたい。
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