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鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

鹿島の始祖・ジーコ

2014年04月17日 | Weblog
神様から受けた衝撃…鹿島に根ざす「ジーコの魂」 勝利への執念と団結力
産経新聞 4月17日(木)8時30分配信

 Jリーグで最も成功を収めているクラブはどこか-。日本のサッカー関係者の多くが「鹿島アントラーズ」と即答することだろう。

 3月にリーグ最速でJ1通算400勝に到達。1992年度以降、獲得した国内主要タイトル16個は、2位の東京V(7個)に大きく水をあけて断トツだ。「常勝軍団」を語るうえで王国ブラジルの存在は欠かせない。中でも、ペレとともにブラジルサッカー界の「英雄」と言われるジーコは特別だ。

 「ジーコがいなかったら今の鹿島はない。プレーヤーとしてテクニカルディレクターとして、サッカーに必要なすべてを教えてくれた」

 ジーコとともに鹿島の土台を築き、96年から強化部門を率いてきた鈴木満常務は、ブラジルのカリスマがクラブにもたらした功績に最大限の敬意を払う。

 鹿島のロッカールームには、ジーコがプロの魂として大切にした「TRABALHO(献身)、LEALDADE(誠実)、RESPEITO(尊重)」の3つの言葉をポルトガル語と日本語で記した額が飾られている。

 現在もクラブに息づく「ジーコ・スピリット」を鈴木常務は「勝利への執着心とクラブの団結力」と置き換える。

 よく知られるのは「遊びのPK合戦」。遊び感覚のPK練習でも負けることを嫌った。「ジーコに負けていい試合なんてなかった。勝つために自分を追い込んでいたし、勝利という目標に向かって団結することをチームメートやフロントに厳しく求めた」と振り返る。

 日本代表の監督時代は「自由」を与えたが、鹿島ではプロのあるべき姿を自ら範を示して徹底的にたたき込んだ。「ブラジル代表で10番を背負ったジーコがみせる勝利への執着心とクラブに団結を求める姿勢は、プロとして歩み始めたばかりの選手の基準になった」と鈴木常務。

 「あのジーコがここまでやるのか」。若い選手もベテランも「神様」から受けた新鮮な衝撃がチームの原点になっている。それはいまも鹿島に受け継がれている伝統である。

 ジーコはピッチの外でも、わが子と接するようにクラブを育てた。鈴木常務は、メンバーに入っていないブラジル人選手から遠征への帯同を求められてジーコに相談したときのことを忘れない。

 「判断に困ってジーコに相談すると、『連れて行けばいい』といわれる。ところが、無駄に費用はかかるし、ほかの選手にも示しがつかない。ジーコに反論すると、今度は『お前の判断が正しい』。いま思い返せば、わざと試して、正しい判断ができるように仕向けてくれていた」と懐かしむ。

 「ジーコの教えをピッチ内外で風化させずに継承していくこと」。鈴木常務は、それを自分の最大の任務と自覚する。監督や選手が入れ替わっても鹿島には譲れない部分があるという。

 「サッカーに必要なことが10あるとすれば、7を譲ったとしても3にあたるジーコスピリットは今後も守り続けたい」

 Jリーグの草創期から一貫してブラジル色を発散させてきた鹿島の伝統は色あせることなく、Jのトップクラブとして日本サッカーを牽引(けんいん)していくだろう。(奥山次郎)


鹿島とジーコについて記す産経新聞である。
鹿島アントラーズの礎はジーコが築いた。
この事実を改めて一般紙が民に報じたことを重く感じ取りたい。
ジーコの教えを思い返し、鹿島が鹿島たる所以を深く肝に銘じるのだ。
鹿島が強くあるのは如何なるものであるのか。
それも何もかも祖であるジーコに端を発しておる。
これからもその道を誤らずに行きたい。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-04-17 10:13:49
いろいろな縁があって、今のアントラーズが出来上がり、これからも新たな挑戦や変革があったとしても、クラブの核心は受け継がれていくことでしょう。
代表監督も務めたジーコにとって、母国で日本チームが活躍することは、大きな喜びだと思います。鹿島に所縁のあるプレーヤーが一人でも多く、選出されることを願っています。
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Unknown (Unknown)
2014-04-17 17:54:11
今思えば鹿島にジーコがきたのは奇跡です。凄いことです。感謝!感謝!。
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