【2010シーズン始動!ニューカマー・レコメンド】能力に疑問の余地なし!:イ ジョンス(京都→鹿島)(10.02.07)
能力について疑問の余地はないと思います。オズワルドオリヴェイラ監督がその能力を高く評価するのを漏れ聞きますが、そうなんじゃないでしょうか。正直、よくも引き抜いてくれたな、という気持ちもまだ残っていたりもします。
まず、すごいと思ったのが日本への適応力でした。あっという間にディフェンスの中心になりました。合流は遅かったと記憶しています。キャンプにも合流していなかったのではないでしょうか。それが、開幕の神戸戦から、水本裕貴と見事なコンビを見せ、相手のハイボールをことごとく跳ね返してくれました。そして、3節のG大阪戦で、右コーナーキックからJ初ゴールを挙げて勝利に貢献。鹿島でもすぐその能力を発揮するでしょう。
さらにタフさもすごい。韓国代表と移籍1年目のJリーグとの掛け持ちで昨年はかなりタフなシーズンだったはずですが、代表戦をこなして中2日でのゲームだった21節の山形戦で、抜群の集中力を見せ、フリーキックから1点取るという化け物ぶりを披露しました。ACLを戦い抜く鹿島にとって大きな戦力となるでしょう。
カバーリング能力、守備範囲もまたすごい。センターの左でしたが、左サイドバックが上がっても余裕のカバーを見せていました。逆に上がりが中途半端ですぐ後ろを気にするサイドバックだと彼と動きが重なるというシーンもたびたびあったほど。だから京都の左サイドバックは攻撃力のある中谷勇介でピタリとハマったというところもあるのです。サイド攻撃を仕掛ける鹿島にとって頼もしい力となるでしょう。
弱い部分を強いて挙げるなら精神面でしょうか。中東移籍の噂が流れた直後の27節大宮戦ではいい所なく3失点しました。ラファエルと1対1であっさりとやられたシーンは印象的でした。また、韓国ではチームが敗れてもファンはきつく言ったりすることはないそうで、アウェイで敗れ、その移動中にサポーターにきついことを言われ韓国との違いを感じたと話していたことがありました。なかなか心やさしい男なのです。色々ご紹介させて頂きましたが、能力、そして人間的にも疑問の余地なし、という選手であります。
以上
2010.02.07 Reported by 武田賢宗
京都担当ライターの武田氏によるイ・ジョンス評である。
まったくもって穴のない選手と言えよう。
アジアを狙う我等にとって大きな戦力となることこの上ない。
JOMOオールスターでその力の片鱗を見せており、MVPにも選ばれておる。
やはりオリヴェイラ監督監督の見る目に狂いはない。
ユダだけでなく、イ・ジョンスもカバー能力が高いとのことなので、ジウトンも心置きなく攻撃に力を注げるというもの。
放出が相次ぎ不安視された選手層であるが、出て行ったのはサブであり、入って来た選手はレギュラー候補であることを考慮すると、戦力は大幅に上がったと言わざるを得まい。
大いなる力を得て、我等は勝利へ突き進むであろう。
楽しみである。
能力について疑問の余地はないと思います。オズワルドオリヴェイラ監督がその能力を高く評価するのを漏れ聞きますが、そうなんじゃないでしょうか。正直、よくも引き抜いてくれたな、という気持ちもまだ残っていたりもします。
まず、すごいと思ったのが日本への適応力でした。あっという間にディフェンスの中心になりました。合流は遅かったと記憶しています。キャンプにも合流していなかったのではないでしょうか。それが、開幕の神戸戦から、水本裕貴と見事なコンビを見せ、相手のハイボールをことごとく跳ね返してくれました。そして、3節のG大阪戦で、右コーナーキックからJ初ゴールを挙げて勝利に貢献。鹿島でもすぐその能力を発揮するでしょう。
さらにタフさもすごい。韓国代表と移籍1年目のJリーグとの掛け持ちで昨年はかなりタフなシーズンだったはずですが、代表戦をこなして中2日でのゲームだった21節の山形戦で、抜群の集中力を見せ、フリーキックから1点取るという化け物ぶりを披露しました。ACLを戦い抜く鹿島にとって大きな戦力となるでしょう。
カバーリング能力、守備範囲もまたすごい。センターの左でしたが、左サイドバックが上がっても余裕のカバーを見せていました。逆に上がりが中途半端ですぐ後ろを気にするサイドバックだと彼と動きが重なるというシーンもたびたびあったほど。だから京都の左サイドバックは攻撃力のある中谷勇介でピタリとハマったというところもあるのです。サイド攻撃を仕掛ける鹿島にとって頼もしい力となるでしょう。
弱い部分を強いて挙げるなら精神面でしょうか。中東移籍の噂が流れた直後の27節大宮戦ではいい所なく3失点しました。ラファエルと1対1であっさりとやられたシーンは印象的でした。また、韓国ではチームが敗れてもファンはきつく言ったりすることはないそうで、アウェイで敗れ、その移動中にサポーターにきついことを言われ韓国との違いを感じたと話していたことがありました。なかなか心やさしい男なのです。色々ご紹介させて頂きましたが、能力、そして人間的にも疑問の余地なし、という選手であります。
以上
2010.02.07 Reported by 武田賢宗
京都担当ライターの武田氏によるイ・ジョンス評である。
まったくもって穴のない選手と言えよう。
アジアを狙う我等にとって大きな戦力となることこの上ない。
JOMOオールスターでその力の片鱗を見せており、MVPにも選ばれておる。
やはりオリヴェイラ監督監督の見る目に狂いはない。
ユダだけでなく、イ・ジョンスもカバー能力が高いとのことなので、ジウトンも心置きなく攻撃に力を注げるというもの。
放出が相次ぎ不安視された選手層であるが、出て行ったのはサブであり、入って来た選手はレギュラー候補であることを考慮すると、戦力は大幅に上がったと言わざるを得まい。
大いなる力を得て、我等は勝利へ突き進むであろう。
楽しみである。
満男、野沢、竜太あたりが殴られない程度にどうイジるか・・・・今から楽しみです
反面ナショナルチームでの挙動はいちいちニュースになりますよね
困ったときのセットプレー得点なんかにも期待します