京都橘 初戦敗退…J注目2年生・岩崎涙「最後に甘さ出た」
第94回全国高校サッカー1回戦 京都橘0―1尚志 (12月31日 駒沢)
京都橘の期待のストライカーが初戦で姿を消した。1点を追う後半ロスタイム、味方からパスを受けた岩崎は右足でシュートを放つもGKにセーブされて同点とならず「最後のプレーに甘さが出た」と悔しさをにじませた。
世代別の各代表に選ばれてきた2年生は早くもJリーグ各クラブから注目を受ける存在。しかしこの日は相手DFが自陣に下がったため、自由にプレーできるスペースを消されてしまった。将来の代表入りを目指す17歳は「今年の結果が厳しかったし自分の課題も見えてきた」と最後は前を向いた。
[ 2016年1月1日 05:30 ]
「僕の力不足」…初戦敗退の京都橘FW岩崎悠人、リベンジ誓う来季は主将就任
痛感したことは、ただ一つ。「力不足。本当に僕の力不足だったと思います」。京都橘高校のU―18日本代表FW岩崎悠人は、同じ言葉を何度も繰り返した。
尚志高校との1回戦。実力校同士による伯仲の攻防は1点を争うスリリングな展開となった。セットプレーで1点を先行した相手に対して、京都橘は攻勢を強めたものの、最後まで1点を奪うことはできず。岩崎自身も「ほぼマンツーマンで付いてきた」(岩崎)尚志DF井出隼人のハードマークに苦しみ、当初は中盤で下がってボールを受けようとしたが、これは相手の思うツボ。ボランチとセンターバックが挟む形で岩崎をつぶす尚志の狙いにハマってしまう。好相性の2年生FW堤原翼が投入されてからいくつか決定的な形は作ったものの、スコアは0-1から動かず。京都橘の冬は1試合で終わってしまった。
「球際の強さ、フィニッシュの精度……。今日の試合でいろいろと甘かったと気づけた」(岩崎)
米澤一成監督はそんなエースについて「精神面を含めて、まだまだ成長しなければいけないところがある」と断じつつ、「ここから新しいチャレンジが始まる。来年は岩崎が主将と決まっている。プレーに集中させたほうがいいという考えも分かるが、自分のことだけでなくチームのことにも目を配る中で、彼自身が成長してくれれば」と期待を込めた。
来年に向けて、岩崎は試合後のロッカールームで主将の小川礼太から「来年、俺を楽しませてくれよ」と言われ、キャプテンマークを託された。尊敬する大先輩・小屋松知哉(名古屋グランパス)もかつて巻いていたその腕章について「重いっす」と漏らした岩崎はしかし、「とにかく一所懸命にやって、周りで起こることを拒否せずに受け入れてやっていきたい」と前向きに語った。
小川主将は「来年、大変になるのは間違いない。でも、僕が憧れた小屋松さんもプレーで引っ張っていってくれる選手だった。アイツなら大丈夫ですよ」と太鼓判を押した。最後に「来年度は(堤原と)怪物コンビになって戻って来ます」と誓った岩崎。その成長とさらなるブレイクスルーを期待して待ちたい。
文=川端暁彦、写真=鷹羽康博
わけわけ三国志
全国高校選手権の初戦にて敗退した京都橘高校の岩崎くんである。
鹿島が興味を持つ2年生の岩崎くんは、FWのポジションに入りゴールを狙ったが不発に終えた。
本人は「力不足。本当に僕の力不足だったと思います」と述べ、悔しさを表現した。
来年は主将として成長を遂げ、良い結果を出すのではなかろうか。
U-18日本代表にも選出されておるこの逸材が飛躍を誓った。
楽しみな選手である。
わけわけ三国志
第94回全国高校サッカー1回戦 京都橘0―1尚志 (12月31日 駒沢)
京都橘の期待のストライカーが初戦で姿を消した。1点を追う後半ロスタイム、味方からパスを受けた岩崎は右足でシュートを放つもGKにセーブされて同点とならず「最後のプレーに甘さが出た」と悔しさをにじませた。
世代別の各代表に選ばれてきた2年生は早くもJリーグ各クラブから注目を受ける存在。しかしこの日は相手DFが自陣に下がったため、自由にプレーできるスペースを消されてしまった。将来の代表入りを目指す17歳は「今年の結果が厳しかったし自分の課題も見えてきた」と最後は前を向いた。
[ 2016年1月1日 05:30 ]
「僕の力不足」…初戦敗退の京都橘FW岩崎悠人、リベンジ誓う来季は主将就任
痛感したことは、ただ一つ。「力不足。本当に僕の力不足だったと思います」。京都橘高校のU―18日本代表FW岩崎悠人は、同じ言葉を何度も繰り返した。
尚志高校との1回戦。実力校同士による伯仲の攻防は1点を争うスリリングな展開となった。セットプレーで1点を先行した相手に対して、京都橘は攻勢を強めたものの、最後まで1点を奪うことはできず。岩崎自身も「ほぼマンツーマンで付いてきた」(岩崎)尚志DF井出隼人のハードマークに苦しみ、当初は中盤で下がってボールを受けようとしたが、これは相手の思うツボ。ボランチとセンターバックが挟む形で岩崎をつぶす尚志の狙いにハマってしまう。好相性の2年生FW堤原翼が投入されてからいくつか決定的な形は作ったものの、スコアは0-1から動かず。京都橘の冬は1試合で終わってしまった。
「球際の強さ、フィニッシュの精度……。今日の試合でいろいろと甘かったと気づけた」(岩崎)
米澤一成監督はそんなエースについて「精神面を含めて、まだまだ成長しなければいけないところがある」と断じつつ、「ここから新しいチャレンジが始まる。来年は岩崎が主将と決まっている。プレーに集中させたほうがいいという考えも分かるが、自分のことだけでなくチームのことにも目を配る中で、彼自身が成長してくれれば」と期待を込めた。
来年に向けて、岩崎は試合後のロッカールームで主将の小川礼太から「来年、俺を楽しませてくれよ」と言われ、キャプテンマークを託された。尊敬する大先輩・小屋松知哉(名古屋グランパス)もかつて巻いていたその腕章について「重いっす」と漏らした岩崎はしかし、「とにかく一所懸命にやって、周りで起こることを拒否せずに受け入れてやっていきたい」と前向きに語った。
小川主将は「来年、大変になるのは間違いない。でも、僕が憧れた小屋松さんもプレーで引っ張っていってくれる選手だった。アイツなら大丈夫ですよ」と太鼓判を押した。最後に「来年度は(堤原と)怪物コンビになって戻って来ます」と誓った岩崎。その成長とさらなるブレイクスルーを期待して待ちたい。
文=川端暁彦、写真=鷹羽康博
わけわけ三国志
全国高校選手権の初戦にて敗退した京都橘高校の岩崎くんである。
鹿島が興味を持つ2年生の岩崎くんは、FWのポジションに入りゴールを狙ったが不発に終えた。
本人は「力不足。本当に僕の力不足だったと思います」と述べ、悔しさを表現した。
来年は主将として成長を遂げ、良い結果を出すのではなかろうか。
U-18日本代表にも選出されておるこの逸材が飛躍を誓った。
楽しみな選手である。
わけわけ三国志
だから成長するしかない。
まずは鹿島の練習に招待して欲しい。
源に抑え込まれ、植田に弾き飛ばされてくれ。
なにか得るものがあるはず。