鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ガンバ戦監督コメント

2010年02月28日 | Weblog
FUJI XEROX SUPER CUP 2010
vsガンバ大阪

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
両チームとも高いレベルで同じ質だった。チャンス数はアントラーズの方が多かったと思う。攻撃陣がもう少し落ち着きを持てれば点を取ることができた。ガンバの強みは中盤の構成力やクリエイティブな部分で、そこをどう抑えるのかが戦う上での一番のポイントだと思ってやっているが、今日はアントラーズの中盤の守備が物足りないところがあった。途中出場した遠藤(康)は、成長してきているし、評価している。ここまで徐々に出場時間を増やしてきたし、これからも徐々に増やして試合に慣れさせていきたいと思っている。

【FUJI XEROX SUPER CUP 鹿島 vs G大阪】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.02.27)
2月27日(土) 2010 FUJI XEROX SUPER CUP
鹿島 1 - 1(PK 5 - 3)G大阪 (13:36/国立/34,634人)
得点者:20' マルキーニョス(鹿島)、45'+1 加地亮(G大阪)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

※会見は質疑応答から

Q:今日の試合を見る限り順調な調整ができているようですが、手応えはいかがでしょう?

「状態が良い悪いと判断するのはまだ早いと思います。チームを出た選手もいるし、新加入選手もいます。連携やイメージの共有といった面など色々な部分でズレがある。ただ、それは当たり前のことで、良い状態になるまでにはもう少し時間がかかると思っています」

Q:1-1と拮抗した内容でした。PK戦で勝敗が決しましたが、勝ちに値するものが鹿島にはあったと感じていますか?

「たしかに拮抗した試合でした。両チームとも高いレベルにありました。ただ、チャンスの数では我々が上回っていた。あと少し攻撃陣に落ち着きがあれば、そのチャンスをものにすることができたと思います。ガンバの武器・特徴は中盤の構成力。ポジションチェンジであったり、発想力というかクリエイティブな部分で秀でています。我々だけでなく、どのチームにとっても、ガンバの中盤の流動的な部分を抑えるかというのが、彼らとの対戦時に一番のポイントになると思います。そういった面で、我々の中盤の守備の部分ではもの足りないものがありました。個々を見ると、遠藤選手やルーカス選手です。彼らはうまいタイミングで縦に横にと、二人だけでなく他の選手も交えてポジションチェンジをしながら、DFラインと中盤のギャップ、センターバックとサイドバックのギャップなど、良いタイミングで顔を出してボールを受けていた。個人のところでは二人のギャップの突き方が目立ちました。

Q:遠藤康選手の評価と、タイトな日程を踏まえた若手の起用法について

「彼は私と同じくこのチームで4年目ということで、かなり成長してきている選手です。皆さんは若手という表現をされていますが、私自身は経験という面で若手から脱皮するチャンスがある選手だと思っていますし、良くなってきていると評価しています。昨年の天皇杯、ホームで敗退した試合で彼を出場させることで、今後の起用に関しての意図を彼にメッセージとして伝えました。今シーズンここまでの3試合のなかで、徐々に出場時間を増やして慣れさせる作業をやっています。引き続きやっていきたいと思います。シーズン中、彼が必要となる場面が出てくるわけで、そうなったときのために少しずつ慣らしておきたいと思い起用しています」

Q:内田選手について。今シーズンは昨年以上にタフなシーズンになります。どのようなケア、起用方法を?

「確かに代表とクラブと行き来をして試合数が多くなっている選手です。しかし、彼自身が持つ体のタフさは生まれつきのものなので、無理してタフな体にするのは難しいことです。どう扱うかを考えないといけません。持久力は持っていますが、あれだけ試合をこなしていれば、途中で足が動かなくなるのは当たり前のことです。あとは、休めるのであれば試合を休ませたり、フル出場でなく途中交代させたりなど、使い方を考えてあげないといけません。代表やクラブの間で、食事の質・量も考えてやっていかないといけない。代表チームの関係者の方とも情報交換は行っています。我々指導者が彼を使う際に、色んなことを考えながらケアをして、彼を成長させて、体調面をケアしつつ、うまく使わないといけません」

Q:今季の最初のタイトルを取れた感想。今日の試合で評価できた点

「公式戦でのタイトル奪取は喜ばしいことです。勝つか負けるかというのは選手に精神的な影響が出ます。勝つということは、鎮痛剤のような効果があり、多少なり痛みや苦しかったことを忘れるために良い影響があります。次の試合へむけて、選手たちの良いモチベーションや姿勢につながると思います。
評価できた面ですが、新加入選手が一生懸命、チームの役割や効率をチームに合わせようとする姿勢が素晴らしいです。もうひとつ感じているのは、もともといた選手が新加入選手に対して、チームに慣れさせるためのアドバイスを伝えるなど協力し、選手同士で良い信頼関係を築いている点です」

Q:PK戦について。右利きのキッカーがみんなゴールに向かって右側に蹴りました。これは戦術ですか?

「ノーコメントです(笑)
今後、大事な試合でPK戦になることもあると思いますので、皆さんのご想像にお任せします。ゴメンナサイ(日本語で)」


以上

ヤスの成長に期待大である。

最新の画像もっと見る