鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

満男の躍動

2011年02月17日 | Weblog
逆襲の鹿島を引っ張る小笠原
2011.2.17 18:51

 昨季にサッカーJ1の4連覇を阻まれて逆襲のシーズンとなる鹿島を引っ張るのはやはり小笠原だ。17日にキャンプ地の宮崎市で行ったJFLホンダロックとの練習試合でも、途中出場から流れを変えて7-0の完勝に導いた。J1、そしてまだ獲得していないACLの両タイトルを目指す常勝軍団にとって不可欠な大黒柱である。(奥山次郎)

 格下相手にてこずり0-0で前半を折り返すと、後半の頭からピッチ立った。「味方同士の距離が開いていてパスがつながっていなかった」。冷静に状況を見極めた司令塔がタクトを振り始めた途端に、チームは水を得た魚のように躍動。瞬く間に3点を奪い、小笠原がベンチに下がった後も流れに乗り続けた。

 ボランチとして守備の要の役割も担う。2点目の起点になったのも小笠原だ。ハーフウェイ付近でパスをカットすると、鮮やかなカウンターでゴールへつなげた。「相手のレベルもあるので喜んでもいられない」と控えめだったが、その存在感は群を抜いていた。

 鹿島の昨季は16勝12分け6敗で、ACL出場権も逃す4位に沈んだ。元日の天皇杯を制して無冠を免れACL出場権を得てもオリベイラ監督は収まらず、「リーグ戦で優勝できた。引き分けの中で6試合くらい勝ってもおかしくなかった」とぶちまけた。

 足りなかったピースを埋めようと、クラブはオフに積極的な補強を行った。内田のシャルケ移籍で空いた右サイドバックには西、マルキーニョスが退団したFWには欧州で実績のあるブラジル人のカルロンを補強。充実しながらも高齢化が進む中盤には、清水から25歳で日本代表の本田を獲得した。

 練習試合で本田とボランチを組んだ小笠原は「2人で一緒に攻めず、うまくバランスを取れた」と納得顔。他の新加入選手との連係についても「能力が高い選手ばかりなので時間が解決してくれる」とまったく心配していない。

 昨季の悔しさは忘れようもない。およそ30分の出場に「もう少しプレーしたかった」と苦笑いを浮かべたのもその証し。昨季のJ1王者である名古屋と顔を合わせる26日の富士ゼロックススーパー杯から始まるリベンジのシーズンに向けて腕をぶしている。


今季もチームを引っ張るのは小笠原主将であると報じる産経新聞である。
記者の目には満男のプレイが群を抜いておることが事細かに映ったのであろう。
ピッチの仲で躍動する小笠原が、守備に、攻撃に奔走することで、チームに活気が与えられる。
今季は小笠原満男と共に多くの冠を天に挙げたい。
楽しみである。

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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-02-17 19:27:06
満男さん、前半から出てくれたら良かったのに…。
野沢さんの相棒は、ガブさんより本山さんを希望したいです。
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Unknown (毬藻)
2011-02-17 22:40:54
なんなんだろ~。今年の鹿島のヤル気。
若い選手が必死過ぎで・・・o(^^)o
そして、現レギュラー陣は若手に負けないくらい頑張ってるんですよね。経験・実績ともにある選手がね。やる事やってないと、若手が納得しないですからかな~。

ホントでもね②、各ポジションに経験・実績・円熟の選手が傍にいるんです!モトさん・満男・浩二さん・ソガ。そして、それに応えられる選手も揃いましたよね。
たのしみです^^

どうなんだろう、やっぱ凄いでよね!
二年後・三年後は、鹿島はもっと強くなると感じています。
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小笠原 (大宮の鹿)
2011-02-18 00:41:46
>野沢さんの相棒は、ガブさんより本山さんを希望したいです
俺も同感です.天皇杯ラスト数試合の本山のキレキレのプレーは本当にしびれました.昨シーズンは左SBに不安があったからフェリペの運動量と守備能力はとても生きたと思います.その前のアツトがいて左右SBの守りがしっかりしていた時代は,野沢,遠藤の攻撃力が魅力的でした.今シーズン両SBが安定してればぜひとも,本山,野沢あるいは野沢,遠藤スタメンで後半途中から本山へ,てな感じでやってほしいなぁと.個人的に思います.
最近こんな妄想ばかりしていますが今年は選手層が厚めなのでいろんな妄想ができて大変です.
というわけで,小笠原がいるときにぜひともACLをとってほしいです!
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