前野、思い切ってやるだけ

鹿島左ＳＢ前野は失点恐れず前へ、前へ！
　前へ、前へ、前へ－。鹿島ＤＦ前野貴徳（２４）が、今日３日のナビスコ杯（対鳥栖＝カシマ）で積極的な仕掛けをみせる。２日のミニゲームでは主力組に入り、３月２３日の東京戦に続いて左サイドバック（ＳＢ）での先発出場が濃厚。「せっかくチャンスをもらったんで、思い切ってやるだけ」と鼻息荒く意気込んだ。

　超攻撃的ＳＢとしてＪ２愛媛から今季加入。東京とのナビスコ杯第２節では、果敢なオーバーラップから２度の絶好機を作った。その一方でチームは４失点。今節は守りを優先する必要に迫られるところだが「反省しているが、自分の中で攻撃参加を控えめにすることは考えていない」と持ち味を消すつもりはない。最終ラインを組むＤＦ青木からは「攻撃になったら特長を生かしてほしい。うまくカバーしていきたい」と“ゴーサイン”。失点を恐れず、敵陣を駆け回る。
　［2013年4月3日7時6分　紙面から］

先発が濃厚の前野である。
思い切ってやるだけと意気込んでおり、持ち味の攻撃力を発揮してくれるであろう。
後ろをを守る青木がうまくカバーして行きたいと語っており、失敗を恐れず前への推進力を高めて欲しい。
前野の攻撃力はFC東京戦、大宮戦で十分にアピールされておる。
次は結果であろう。
アシストにゴールと観客を沸かせるプレイを魅せるのだ。
前野の前への突進力に期待である。