鹿島アントラーズ原理主義

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徳島・アレックス、得点力に期待

2013年02月20日 | Weblog
2013シーズン戦力補強診断J2編 ~徳島ヴォルティス~
フットボールチャンネルでは開幕に向けて、J2各クラブの補強動向を診断していく。今季の目標に向けて、効果的な補強を行うことができたクラブはどこなのか。今回は、昨シーズン昇格候補に挙げられながら、苦しいシーズンを送った徳島ヴォルティスを占う。

2013年02月20日
text by 編集部


戦力をさらに骨太にした印象 昇格争いに絡むことは間違いない

 昨季は昇格候補に挙げられながらうまく噛み合わず、長らく下位に低迷。小林体制初年は苦いシーズンとなった。しかし、昨季終盤から3-4-3システムを採用したことが転機となった。チームのベースは徐々に出来つつあったのだ。

 今オフはそのベースを一回り強固にすべくセンターラインの強化に着手。磐田からDFラインに千代反田を獲得し、守備の主軸に据える。ボランチには配球力に定評のある柴崎、前線には高崎や大崎といった一癖ある選手たちを揃え、ワンランクチーム力をアップさせた印象だ。もともと個に優れた選手を多数抱えるチームだけに、既存戦力と新戦力がうまくかみ合えば自動昇格も夢ではない。

 さらに今季は山形時代に小林監督の右腕として映像分析やスカウティングを担当した長島裕明氏がヘッドコーチとして入閣。指揮官をサポートする体制も整った。一昨年に4位と、あと一歩届かなかったJ1昇格に向けて、再び上位に肉薄する1年になるだろう。

2013シーズン 戦力の入れ替え

IN OUT
高崎寛之〔完全移籍/甲府〕 西嶋弘之〔完全移籍/横浜FC〕
アレックス〔完全移籍/鹿島〕 オスンフン〔完全移籍/京都〕
青山隼〔完全移籍/浦和〕 石川雅博〔完全移籍/アルビレックス新潟・S(シンガポール)〕
千代反田充〔完全移籍/磐田〕 榎本達也〔完全移籍/栃木〕
柴崎晃誠〔完全移籍/川崎〕 平島崇〔完全移籍/長野パルセイロ〕
大崎淳矢〔期限付き移籍/広島〕 上里一将〔期限付き移籍期間満了/札幌〕
松井謙弥〔期限付き移籍/C大阪〕 ジオゴ〔未定〕
川浪吾郎〔期限付き移籍/柏〕 エリゼウ〔未定〕
李栄直〔新加入/大阪商業大学〕 徳重隆明〔未定〕
藤原広太郎〔新加入/立命館大学〕 杉本恵太〔未定〕
木下淑晶〔新加入/中央大学〕 -
佐々木一輝〔新加入/京都産業大学〕 -

補強面と総合力それぞれの診断結果




徳島ヴォルティス・2013シーズン 予想フォーメーション

 タレントを揃える四国の雄が、さらに戦力を増強させた。DFラインには磐田からクレバーで展開力に長ける千代反田を完全移籍で獲得。ボランチには展開力のある柴崎。前線にはゴール前での強さと巧さを発揮する高崎、ドリブラーの大崎らを揃えた。

 ドウグラス、津田、アレックス、鈴木達らが居並び、十分に力のあった前線をさらに骨太にした印象だ。J2ではトップクラスの顔ぶれだろう。

 大塚製薬という強力なバックボーンを持つ徳島は、J1未経験クラブの中では随一と言っていいほど資金力に恵まれたクラブ。昨季オフの動きも万全に進んだが、ピッチ上での歯車が合わない1年となった。小林体制2年目は再出発と巻き返しの1年となる。



 戦力だけを見れば徳島はJ2ではトップクラス。チームとしてうまく噛み合えば自動昇格も狙える陣容だ。あとは個々の戦力をチームとしてどう組み合わせるかだが、それも昨季終盤になってようやく指揮官の目指すべきスタイルが構築され始めていた。今季はその路線を継続しつつ、新たに加わった戦力がどうフィットしていくかがカギを握る。小林監督の手腕が問われるところだろう。

 一昨年にわずかな勝点差で4位に沈み、ギリギリで昇格を逃す悔しさを味わった徳島。当時を主力として戦った津田やドウグラス、衛藤らは今季もチームを牽引する存在として健在。今季、その思いを晴らすべく準備は万全に整った。(※それぞれA~Eランクで診断)

【了】


右のFWとして先発が予想される徳島のアレックスである。
背番号こそ3を着けるが今季も徳島では攻撃的なポジションで起用される見込み。
やはりアレックスの魅力は攻撃力と言って良かろう。
徳島では昨季同様に得点を重ね、勝利に貢献して欲しい。
アレックスの活躍を遠くから見守っておる。

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