鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

水戸戦コメント

2016年02月22日 | Weblog
2016Jリーグプレシーズンマッチ いばらきサッカーフェスティバル2016




鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日の試合はJリーグ開幕前の実戦形式の最後の試合ということで、最終的なテストという位置づけで試合に臨んだ。内容的にはあまりよくなかったが、しっかり勝ちきることができたことは、よかった。しかし、自分たちのミスから簡単に失点してしまったことは、かなり改善が必要だと感じた。

Q 開幕までの仕上がり具合、足りないと感じている部分は?

A 選手個人個人の戦術理解度というものは、かなり上がってきている。そこをどう組み合わせていくか。これまでは、昨年のベースにいろいろな選手を加えてやってきたので、不安定なゲーム展開が続いていた。そこがしっくりと収まれば、昨年と同じようなパフォーマンスは出せると思う。それぐらいの仕上がりにはある。この2試合、簡単なかたちで失点しているのでそこは修正が必要。攻撃の部分でもチャンスは作っているがゴールにはつながっていない。そこも修正が必要。

Q 三竿選手の評価は?

A 彼は守備の能力が高い選手。もっとコンビネーション、コーチングをやっていかなくてはいけない。攻撃の部分ではフィードの精度をもう少し上げていく必要を感じている。

Q 開幕までの一週間をどう過ごすか?

A 週のはじめから、開幕戦で対戦するG大阪の対策になる。ある程度メンバーを固定してフォーメーションの練習をやっていきたい。

Q ジネイに縦パスが入ってうまくいった時間帯と、うまくいかなかった時間帯があったが要因は?

A 本人のプレーの質の部分だと思う。収まりがいいとそこから他の選手も前を向いたプレーができるので、非常にいい攻撃につなげられた。本人の焦りなのか、うまく収まらないときは相手にボールを奪われてカウンターをくらうケースがあった。ハーフタイムにも、まずはあそこでボールを収めてほしいと要望した。うまくいかなかったのは、周りのサポートのタイミングだったり、本人の単純なミスだったのではないかと感じている。

Q ボランチの層が厚くなったが、ボランチの選手を前目のポジションで試すことも考えているか?

A それは、考えている。少し形を変えたりすることも考えなくてはいけない。選手、個人個人、すごく能力があるので、その能力をうまくひきだすために、どういうスタイルでやるのがいいのか。どういう組み合わせがいいのかということを考えている。

Q 今日の水戸の評価は?

A 前からプレッシャーをかけてきて、そこで多くのミスが出てしまったので、非常にいいプレッシャーだったのではないかと思う。西ヶ谷監督はS級ライセンス取得のとき一緒だったので、対戦を楽しみにしていたが、かなり苦しめられた。





【大橋 尚志】
緊張はなかった。自分がやれることを全力で出そうと思っていた。出場時間も短かったので、アップから高めることを意識していた。ボールタッチの機会が少なかったのは反省点。あとパスミスが1つあったので、そこは反省して次に生かせればと思う。数字での結果がほしいので、紅白戦でもゴールやアシストをねらっている。今日は残せなかったが、どん欲にいきたい。

【鈴木 優磨】
(ゴールという)結果につながっているのはいいこと。それよりも結果がついてこないときにどうするかが重要。点が入らなくても、動き出しを続けていけば相手も嫌がる。これからも続けていきたい。だんだん良くはなっているが、もっとそのスピードを上げないといけない。サッカー選手である以上、途中出場で満足する人はいない。僕自身も今の立場に甘んじるつもりもない。パスやトラップなど基本的なことの質を上げつつ、いいところを伸ばしてスタメンとして出られるようにしたい。

【櫛引 政敏】
(失点は)チームとして、ボールの失い方がよくなかったので改善していきたい。一瞬のコミュニケーションやコースの限定などが試合で出せていない。細かい部分での対応は、もっとコミュニケーションをとって詰めていきたい。そこは継続してやっていかないと、個人としてもチームとしても良くない。試合を通じて出た課題を、練習を通して改善していきたい。

【三竿 健斗】
今日は自分の良さを出せなかった。ボールに寄せるとか奪うとか、地味なことが自分のできることだと思うので、そこに集中してできることをやりたい。チームコンセプトは理解しているが、ボール回しのときの距離感や立ち位置をまだつかめていない部分がある。自分から要求していくことも必要かなと思っています。カシマスタジアムはすごく雰囲気がよく、たくさんのサポーターが応援してくれて、プレーしていて素晴らしい環境だった。

【ジネイ】
点をとれたことはうれしいが、一番重要なのは全員で取り組んで勝利できたこと。チームが勝利に向かって団結していることは見ていて伝わったのではないかと思う。開幕に向けて準備をするなか、いい試合ができた。いいところもあれば悪いところもあった。悪いところは、これから取り組むべき点が分かってよかった。今季初のホームでの試合ということで、多くのサポーターの前でプレーすることができて、また、重要な勝利という結果を示せてよかった。

プレシーズンマッチvs水戸


本日行われたプレシーズンマッチ 水戸戦は2-1で勝利しました。

[PSM]櫛引&三竿のU-23コンビも先発、鹿島が水戸に競り勝つ
16/2/21 15:55



[2.21 プレシーズンマッチ 鹿島2-1水戸 カシマ]

 2016Jリーグプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル」が21日、カシマスタジアムで行われ、鹿島アントラーズと水戸ホーリーホックが対戦し、鹿島が2-1で競り勝った。

 鹿島は今季から加入したGK櫛引政敏(←清水)、MF三竿健斗(←東京V)のU-23日本代表コンビが先発したほか、DFブエノ(←清水)もCBで先発し、DF昌子源とコンビを組んだ。U-23日本代表DF植田直通はベンチスタートで、急性虫垂炎のため今月9日に手術したMF柴崎岳、前日20日に加入が正式発表されたばかりのMF金崎夢生はメンバー外だった。
 水戸は新戦力のDF伊藤槙人(←千葉)、DF佐藤和樹(←名古屋)、MF佐藤祥(←千葉)、MFロメロ・フランク(←新潟)、MF兵働昭弘(←大分)、FW佐藤和弘(←金沢)の6選手が先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 水戸は前半2分、佐藤弘のFKにDF宋株熏が頭で合わせたが、ヘディングシュートはわずかにゴール左へ外れる。すると同8分、水戸の右CKから今度は鹿島がカウンターを仕掛け、MFカイオが右サイドを駆け上がり、大きくサイドチェンジ。MF遠藤康が左サイドから素早くアーリークロスを入れ、FWジネイが頭で叩き込んだ。

 カウンターから先制を許した水戸だが、その後も積極的に前へ出る。前半10分、GK本間幸司のロングキックをFW三島康平が昌子に競り勝ってヘディングで流し、ゴール前に佐藤弘が抜け出したが、GKとの1対1から狙ったシュートは惜しくも左ポストを直撃した。

 水戸は前半11分にも佐藤弘の左CKから伊藤がヘディングシュートを放つなどセットプレーからチャンスをつくる。前半22分には高い位置でボールを奪い、佐藤弘から左サイドをオーバーラップした佐藤樹にパスが渡り、折り返しをロメロ・フランクが狙ったが、シュートは櫛引にキャッチされた。

 攻勢に出る水戸は前半36分、ついに同点に追いつく。佐藤樹がドリブルで左サイドから中央に切れ込み、2人をかわしてスルーパス。PA内左に飛び出した佐藤弘の折り返しはファーサイドに流れたが、右サイド角度のない位置からロメロ・フランクが強引に右足を振り抜き、ニアサイドのゴールネットを揺らした。

 1-1の同点で後半に折り返すと、徐々に鹿島が押し込んでいくが、なかなか決定機をつくれない。後半18分、ジネイに代えて期限付き移籍から復帰したFW高崎寛之を投入。同27分からは遠藤に代わってMF中村充孝がピッチに入った。水戸は後半29分、左SBの佐藤樹に代えてDF田向泰輝、同30分には佐藤弘に代わって山形から加入のFW萬代宏樹を送りこんだ。

 両チームが次々と選手を入れ替え、鹿島は後半31分にFW赤崎秀平に代えてFW鈴木優磨、同32分にジネイに代えて植田を投入。同36分からはDF山本脩斗に代わってDF青木剛、同39分からは三竿に代わってMF大橋尚志が入った。

 すると迎えた後半42分、MF小笠原満男の右CKは一度はクリアされたが、こぼれ球を大橋が拾って右サイドに展開。小笠原のクロスを鈴木が豪快なダイビングヘッドで叩き込んだ。途中出場の19歳が劇的な決勝点。鹿島が2-1で競り勝ち、土壇場で地力の差を見せた。

(取材・文 西山紘平)

[PSM]鹿島でスタメン定着目指すGK櫛引「五輪の選考にも関わる」
16/2/21 17:36



[2.21 プレシーズンマッチ 鹿島2-1水戸 カシマ]

 開幕前最後のプレシーズンマッチで鹿島アントラーズのゴールを守ったU-23日本代表GK櫛引政敏は1失点の結果に満足しなかった。

「失点シーンはチームとしてボールの失い方が悪くて、そこからマークがズレた。チームとして改善しないといけない」

 鹿島の1点リードで迎えた前半36分、水戸は自陣でルーズボールを拾ったDF佐藤和樹がドリブルで一気に駆け上がり、DF西大伍、MF三竿健斗をかわすと、DFブエノを引き付けてスルーパス。PA内左に抜け出したFW佐藤和弘の折り返しは逆サイドへ流れたが、MFロメロ・フランクが角度のない位置から蹴り込んだ。

 守備の人数は足りていたが、三竿、ブエノという新加入選手の連係不足を個人技で突かれると、左右に大きく振られた櫛引も対応が間に合わず、ニアサイドを破られた。

「ゲームを通してまだコミュニケーション、連係のところがうまく出せていない。コミュニケーションのところは今もやっているけど、しっかり継続してやっていかないといけない」

 櫛引、三竿、DF植田直通の3人はU-23日本代表としてAFC U-23選手権に出場し、鹿島への合流は今月1日と遅れた。特に今季から加入した櫛引、三竿の2人にとってはチームに適応するための時間も限られている。櫛引は「代表選手は仕方ない。与えられた時間の中でコミュニケーションを取って、自分のプレーを出していければいい」と貪欲に取り組むが、チームとして連係不足の課題も見えた。

 今月4日のニューイヤー杯・千葉戦(0-1)でプレシーズンマッチ初先発。14日のプレシーズンマッチ讃岐戦(2-1)はGK曽ヶ端準がゴールを守ったが、この日は再び櫛引にチャンスがめぐってきた。プロ19年目の大ベテランとのポジション争いは激しさを増している。

「個人として勉強しながら、(曽ヶ端の)いいところを見て自分自身をいい方向に持っていければ。スタメンを勝ち取れば、自分の自信にもなる」。そう意気込むリオ五輪の守護神候補は「鹿島で試合に出ないと、オリンピックの選考にも関わってくる。しっかりと自分のプレーを出していきたい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

[PSM]「何もしてない」と猛省の三竿、小笠原の助言に感謝
16/2/21 18:04



[2.21 プレシーズンマッチ 鹿島2-1水戸 カシマ]

 反省のカシマスタジアムデビューとなった。今季、東京Vから鹿島アントラーズに完全移籍で加入したU-23日本代表MF三竿健斗は「今日は悪いところが出たというか、特に前半は何もしていない。ボールにも触ってないし、ボールを受けてもいない」と猛省した。

 U-23日本代表の一員としてAFC U-23選手権に出場し、カタールから1月31日夜に帰国すると、翌1日から鹿島の宮崎キャンプに合流した。2日のニューイヤー杯・熊本戦(2-0)にいきなり先発し、前半の45分間プレーしたが、その後は14日のプレシーズンマッチ讃岐戦(2-1)の後半10分から途中出場しただけ。この日は後半39分までプレーしたが、最後は疲労の色も見えた。

「環境が変わって、練習メニューも初めて。そういうところから来る疲れもある」。コンディションは1週間後の開幕に向けて合わせている段階。新チームでの戦術理解や連係面もまだまだ発展途上にある。

 それでも試合中にチームメイトとコミュニケーションを取り、改善できた部分もあった。「予測、決断力が足りなかった。後ろとの距離感を気にし過ぎて、前に行くのを一瞬迷って、少し遅れたところもある」。そんな三竿に声をかけたのがダブルボランチを組むMF小笠原満男だ。

「後ろはセンターバックの仕事。前はつぶしに行っていい」。大先輩の言葉で迷いを断ち切ってからは徐々に自分の持ち味も出すことができた。自身のパフォーマンスについて納得しない三竿だが、逆に「これより下がることはない」と、良い意味で開き直ってもいた。MF柴崎岳は急性虫垂炎の影響で28日のJ1開幕戦・G大阪戦(吹田S)は欠場が濃厚。19歳と36歳のダブルボランチが、開幕戦白星のカギを握っている。

(取材・文 西山紘平)

[PSM]リオより鹿島…2戦連発の鈴木「スーパーサブに甘んじない」
16/2/21 18:30



[2.21 プレシーズンマッチ 鹿島2-1水戸 カシマ]

 スーパーサブがプレシーズンマッチ2試合連続となる決勝点を奪った。鹿島アントラーズは1-1で迎えた後半42分、右CKの流れからMF小笠原満男の右クロスにFW鈴木優磨がダイビングヘッドで合わせ、豪快にゴールネットを揺らした。

 土壇場の勝ち越しゴールは、14日のプレシーズンマッチ讃岐戦(2-1)の後半40分に決めた決勝点に続く2戦連発弾。いずれの試合も途中出場で結果を残した鈴木は「いいボールが来たので、相手の前に入って当てるだけだった」と淡々と振り返った。

 ルーキーイヤーだった昨年9月12日のG大阪戦(2-1)。後半29分から途中出場し、J1デビューを果たすと、試合終了間際の後半45分にヘディングで決勝点を決めた。鮮烈なJ1デビュー弾を叩き込んだ19歳は昨年10月17日の柏戦(3-2)でも途中出場ながら後半アディショナルタイムに劇的な決勝点を奪った。

 “スーパーサブ健在”をアピールするプレシーズンマッチ連発となったが、本人はあくまでスタメン奪取を狙っている。「サッカー選手をやっている以上、途中から出ることに満足する選手はいない。自分自身、この立場に甘んじるつもりはない」とハッキリと言い切った。

「スタメンの選手と比べて、単純なパスや単純なトラップ、単純なところが足りてないからスタートから出られていないと思うし、そこを補いつつ、自分の良いところを伸ばしてスタメンになりたい」

 今夏のリオデジャネイロ五輪世代でもあるが、「鹿島で試合に出たい気持ちが強い。そこはあまり意識していない」と、あくまで鹿島でのポジション獲得に集中している。闘志を前面に出したプレースタイルと抜群の得点感覚は鹿島でも屈指の存在。結果を出し続ければ、その先の“未来”もおのずと付いてくるはずだ。

(取材・文 西山紘平)

【PSM】鹿島が鈴木優磨の決勝ヘッドで恒例の茨城ダービーを制す!
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年02月21日


鹿島のゴールはいずれもFW陣のヘディングシュート。


先制点を決めたジネイ。遠藤からのクロスをヘッドで合わせてゴールネットを揺らした。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 プレシーズンマッチの「いばらきサッカーフェスティバル」鹿島対水戸は2月21日、カシマスタジアムで14時にキックオフされた。

 試合は立ち上がりの8分に、鹿島がカウンターからカイオがドリブルで持ち上がると、逆サイドの遠藤へ展開。遠藤のクロスからジネイが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。

 一方、水戸は三島の高さを起点に攻撃を展開すると、抜け出した佐藤和弘がシュートを放つもこれはゴールポストを直撃。惜しくもゴールならなかった。

 しかし36分、水戸はカウンターからSBの佐藤和樹がドリブルでうまく抜け出してチャンスを広げ、最後は佐藤和弘からの折り返しをロメロ・フランクが難しい角度から身体をひねりながらのシュートでねじ込んだ。水戸が試合を振り出しに戻す。前半は1-1の同点で折り返した。

 後半に入ると、鹿島が攻撃の手を強める。56分、カイオがカットインから右足のシュートを放つもGKの正面を突いた。

 その後も遠藤のクロスから高崎が、カイオとのコンビで中村がゴールを狙うが枠を捉えきれない。

 そしてドローも見えてきた87分、CKの流れから小笠原のクロスに鈴木がヘディングで叩き込み、勝ち越しに成功。鹿島が2-1とリードする。

 結局、試合は2-1で終了。鹿島が終盤に勝負強さを発揮して、恒例の茨城ダービーを制した。


87分に鹿島の鈴木優磨が決勝ヘッドを叩き込む。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)



チンチロリン


守備と攻撃の改善点について述べる石井監督である。
修正点は見えておる。
開幕までの1週間でチームを仕上げてくれるであろう。
また、カシマスタジアムにて初めてプレイした三竿は、「プレイしていて素晴らしい環境だった」とコメントしておる。
プレシーズンマッチとはいえ、多くのサポーターに囲まれた環境を喜んでおる。
ただ、前半に何もしてなかったを反省しておる。
しかしながら、満男の助言にて後半は積極性が出た。
石井監督が申すように、コンビネーションやコーチング、フィードの精度を上げていくことで大きく成長してくれるであろう。
そして、頼もしい発言を行う優磨である。
「サッカー選手をやっている以上、途中から出ることに満足する選手はいない。自分自身、この立場に甘んじるつもりはない」と言い切る。
自分の弱点を克服し、そして良い点を更に伸ばしてレギュラーポジションを奪い取るのだ。
期待しておる。


チンチロリン

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