鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

浦和戦コメント・報道

2012年04月08日 | Weblog
2012Jリーグ ディビジョン1 第5節


鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ
今日は言いたいことが1つある。チームとしてミスもあったが、いい部分もあった。ただ、レフェリングの質に関しては落胆している。先ず、今日の浦和のPKはPKではなかった。ファウルは逆に西へのタックルはPKだった。2-2になってもおかしくなかった。また大迫のゴールも槙野が自ら倒れているにもかかわらず槙野へのファウルと取られたが、何がファウルだったのか分からない。我々は退席処分なり退場なり罰則があるが、レフェリーにはない。それが、この世界。今日の3つの判定は意図的ではないと私は思っているが、レフェリングの質がその国のサッカーへ大きな影響を与えるということは元プレーヤーとしても言いたい。関係者がしっかり改善をしていく必要があると思う。前任者のオリヴェイラからも言われたが、日本は全ての面で素晴らしい環境が整っているが、残念ながらレフェリングの部分でサッカーの発展を妨げている。ひいきをしてくれと言っているのではなく、公平なジャッジをして欲しい。それは他クラブも同様に考えていると思う。日本サッカーに関わる全員が真剣に考えるべき問題だと思う。

(ドゥトラに関して)まだコンディションが整っていない部分がある。徐々に試合に出てフィットしてもらえればと思う。ドゥトラは中盤からゴールへ向かう推進力を持っているので、カウンターの時に有効な力を持っている。しかしコンディションを整えなければ、それも武器にならない。しっかりケアしていきたい。

(先制してすぐ逆転されて)これは滅多にないことであって、リーグ戦でここまで3敗1分だが失点数は少ないのだから、今日のミスはしっかりと分析して改善しないといけない。ただ自分たちがしっかり決めていれば結果も変わったと思うし、今日だけで言えば、レフェリングの問題が自分たちの結果を左右してしまったのはまぎれもない事実だと思う。また苦しい時期、負けている時期にてっとり早いのはあきらめて誰かに責任を押しつけること。それが一番簡単だが、自分自身のキャリアを振り返っても色々な困難にぶつかってきた。今回も順風満帆に行くと思ってはいなかったし、困難を乗り越えてこそいい結果があると思う。自分たちにとっていい流れになっていないのは事実だが、内容が悪いわけではない。今は一番下にいるわけだから、上に行くしかない。辛抱して努力を続けることが自分たちにできることで、選手たちと共に継続していきたい。


【興梠 慎三】

立ち上がりはいい形で点が取れた。早い時間に追いつかれ、そこで修正できれば違う流れになった。自分自身の調子は上がって来ている。チームのために貢献出来るようにしたい。一人一人気持ちを切り替えて勝点3を取りに行きたい。

【土居 聖真】
試合の入り方も悪くなかった。失点以外の部分は悪くなったと思う。サコさんも自分もシュートで終われていたので攻撃の形は出来ていた。(レフリングに)文句を言っても仕方がない。自分が勝利に貢献できるようにしていきたい。

【西 大伍】
PKは取って欲しかった。攻撃に人が多く、飛び込んで来る相手に誰がつくのか明確に出来なかった。前半は相手を2人見る感じになってしまった。

【岩政 大樹】
負けたし、3点も取られて悔しい。点を取るために試合をやっているのでなく勝つためにやっている。先制して気の緩みが出た。

【山村 和也】
今日は前線の選手が点を取ってくれたのに失点してしまった。相手のカウンターに対して対応できなかった。修正出来てからは決定機は作られていないと思うが、90分通してDFラインがやらないといけない。今日の映像を見直して同じミスを繰り返さないようにしたい。


2012年04月07日(土)

本日行われたJ1第5節浦和戦は1-3で負けを喫しました。

2012 Jリーグディビジョン1 第5節
ジョルジーニョ監督
今日は質問の前に一つ、言いたいことがあります。確かにチームとしてミスもありましたが、良い部分もありましたし、勝てるチャンスも何度かありました。ただ、レフェリングの質に関してはがっかりしています。今日の試合に関してだけではなくて、今シーズンの数試合の中でレフェリングのミスというのが目立っています。今日に関していえば、まずPKではなかったと。ファウルというのがあったかもしれないですが、それはボックスの外側で、選手は中に倒れましたけど、という部分がありました。 また、西選手に対する相手選手のタックルがあり、明らかにボールを触っていないと。まずPKがなければそういった場面で2-2の同点に追いつく場面でもあったと。最後は大迫選手が槙野選手と競りながら、ボールを奪ってゴールに向かい、得点をしたと。それを無効にされたと。ビデオを何度も何度も戻しましたけど、明らかに相手選手が倒れていっていると。自分から後ろに下がって倒れているにもかかわらず、それをFWのファウルという判定をとったというところが、僕自身はどういう読み方をしたのかと、大迫選手がファウルをしたのか、オフサイドであったのか、正直、僕はその絵を何度も繰り返し見ましたけど、理解に苦しむ部分があると。そういった3つの点が試合を決定づける状況になってしまったということが非常に残念で不満を持つ部分です。監督は退席処分なり、選手は退場になる、ただ、レフェリーはミスをしても何も起こらない部分というのが、この業界の不思議な部分であると。意図的にやっているということは僕はないと思います。 ただ、レフェリングの質がその国のサッカーの質に大きく影響するんだということがあるんだということが、間違いなく、ピッチの中に立っていたものとしてはいえることであり、もっと誰かがそういった試合の分析をしっかりして、反省すべき点、改善点というのをもっと厳しく指導しなければいけないと考えています。 今日が、僕がレフェリングに対して言う、最後のときです。前監督のオリヴェイラ監督からも言われました。すべてにおいて素晴らしいサッカーの環境が整っている、と。唯一、駄目な部分というのが、レフェリングのことであると。それは本当に気を付けた方がいい、と。良くしようという考えを僕らが持っていたとしても、一つのことがサッカーの発展を妨げてしまっているという部分が現実的にあると。僕自身も疲れてしまったというところも一つ、理由として考えられるということを言われました。 僕自身も今回で最後にします。別に贔屓にやって欲しいということはいっさい求めません。ただ、公平な笛というものがあって欲しい。それは他チームに対しても、いろんな試合を見ている中で判定の中で、公平さが欠けてしまっているということが非常に残念なところであり、レフェリングの質がその国の発展を妨げてしまっていることを、もっと自覚を、皆さんも含めて議論する余地があるのではないかなと思っています。

【J1:第5節 鹿島 vs 浦和】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.04.07)
4月7日(土) 2012 J1リーグ戦 第5節
鹿島 1 - 3 浦和 (17:04/カシマ/23,507人)
得点者:2' 興梠慎三(鹿島)、3' マルシオリシャルデス(浦和)、5' ポポ(浦和)、25' マルシオリシャルデス(浦和)


●ジョルジーニョ監督(鹿島):

「今日はひとつ言いたいことがあります。今日の試合に関してだけではなくて、今季の数試合のなかでレフリングのミスが目立っています。意図的にやっているとは思いません。レフリングに関して僕が発言するのは今日が最後です。我々のチームを贔屓してほしいということは一切求めません。ただ、公平な笛であってほしい」

Q:水曜に引き続きドゥトラ選手を起用しました。ドゥトラ選手に期待するのはどういうことなのかということと、それがどのくらい実現できているのか、うかがわせて下さい。
「まだコンディションの部分が整っていません。フィジカルもそうですし、試合勘もまだありません。少しずつ試合に出して、フィットしてもらうつもりです。当然ながら他のスタッフには早急にコンディションをあげてほしいと依頼しています。ただ、簡単に2~3日でコンディションが仕上がるわけではないので、徐々にフィットできればと思います。他の選手は試合勘も持っていますし、唯一、彼だけがまだそうした部分では理想的なところにいません。そうしたところで途中出場になっています。彼は、中盤で相手を引きずりながらゴールに向かう威力を持っていますし、カウンターの場面でも質の高いプレーやパスというものも出来ます。そうしたところを狙って起用していますが、それ以前にコンディションが整っていなければ、やろうとしてもその足がないわけですので、そこをまず強化しないといけないと思っています」

Q:いい形で先制しましたが、前半5分までに2点取られるというのは非常に珍しいことだと思います。その要因というのは?
「確かに5分で失点をするということは我々のチームには滅多にないことです。今季のリーグ戦においてここまで3敗1分でしたが、4失点しかしていませんし、大きく崩されて、あるいは試合の主導権を完全に握られての失点ではありませんでした。今日は、守備のミスが存在しました。詳細にわたっては内部で話を詰めたいと思います。当然ながら、相手のトップ下のすばやいポジションチェンジというものが影響したところはありますし、そこのマーキングミスというものが存在したと思います。ただ、基本的にチームが相手に主導権を握られて失点するというのはほとんどなかったと思いますし、逆に今日の試合でも他の試合同様、明らかなチャンスがありました。それをしっかりと決めていれば、また違う展望やスコアがあったんではないかと思います」

Q:ペトロヴィッチ監督も鹿島の結果と内容が一致していないと言っていましたが、プライドを傷つけられる状況だと思います。ここから上がっていくためにはなにが大事だと思いますか?
「苦しい時期、あるいは負けているときに一番手っ取り早いのは、諦めることです。あるいは誰かに責任を押しつけることが簡単であり、楽な逃げ道です。ですが、僕自身のキャリアは選手の時も監督の時も順風満帆に進んできたわけではなく、日々の努力と辛抱強く、忍耐強く意識を高めることで、成功を成し遂げることができたものでした。今回も、日本に来てすべてが順調に進むとは僕も思っていませんでしたし、困難を乗り越えたときに大きな未来があると思っていました。仰るとおり、過去2年間、アントラーズはリーグにおいて期待されている成果を出していないことは知っています。ただ、すべてが終わったわけではありません。アントラーズが日本サッカーにもたらしてきた影響があるわけで、この順位に相当するパフォーマンスだったのかと言えばそうではなく、この4試合の結果は負けと引き分けですが、その内容のすべてが敗戦に値するものであったかと言えば、そうではなかったと思います。運も流れもこちらに来ていないというのがあると思います。今日もポストに当たったシュートがありましたけど、バーに当たったこともありました。また、前の試合ではそんなに読みがうまくなかったキーパーが、我々の試合では閃きが素晴らしく、我々の試合の時は大活躍するというときもありました。自分たちに良い流れになっていないのは事実としてあります。
もう一番下にいるので、あとは上がるしかありません。日々、一生懸命、辛抱強く、努力し続ける。それしかありません。それをやり続けることによって上に行くしか方法はないので、選手と一緒に努力し続けたいと思います。僕自身も、辛抱強くやり続けたいと思います」


以上

【J1:第5節 鹿島 vs 浦和】試合終了後の各選手コメント(12.04.07)
●興梠慎三選手(鹿島):
「俺が点を決めたときは勝ってるんだけど…。勝点3を取れると思った。悔しい…」

●土居聖真選手(鹿島):
「入り方は悪くなかった。早い段階で点が取れて流れも来ていた。失点の部分以外は攻撃の形も出来てたし、サコくん(大迫勇也)とかもシュートで終われてたので、そんなに悪い印象ではなかった。
(Q:初先発が悔しい試合になったが?)
文句言ってもしようがない。チームの勝利のために貢献できるように次の練習でレベルアップしたいと思います。
(Q:ギャップを狙われていたようだが?)
最初に取ろうとしたポジションがうまく取れなかった。後半の入りに話し合えたし、あとは点を取るだけだった」

●大迫勇也選手(鹿島):
「申し訳ないです。監督に信じて使ってもらってるんで…」

●西大伍選手(鹿島):
「守備には難しかったかも。相手の攻撃が人が前に多くて、飛び出してくる人を誰が見るのか明確になっていなかった。前半は2人を見る感じになっていた。もうちょっとハッキリできたら良かった。ただ、決めるところは決めないと。もう2点くらい、取れてもおかしくなかった」

●岩政大樹選手(鹿島):
「負けたのは残念。3点取られたのは悔しい。点を取るためにサッカーをやっているわけではない。勝つためにサッカーをやっている。1点を取って気の緩みが出たのかもしれない。1週間準備をして良い試合をしたい」

●梅鉢貴秀選手(鹿島):
「絶対に勝たないといけないと思っていた。すぐトントンと決められて悔しい。
(Q:良いアシストだったが?)
(興梠)慎三さんが決めてくれて良かったです」

●山村和也選手(鹿島):
「前半の最初の時間は相手に対応できなくて失点した。もうちょっと修正できればよかった。しっかりコミュニケーションをとってやらないといけなかった。それ以降はだいぶ修正できて5~10分の失点はディフェンスラインとしてやってはいけない。しっかり守れるようにしないといけない。1失点目も2失点目も自分たちのスペースを突かれてしまった。映像を見て修正しないといけない」


[ J1:第5節 鹿島 vs 浦和 ]

開始早々の2分、鹿島は右から梅鉢貴秀のクロスを興梠慎三がヘッドで決めて幸先良く先制点をあげる。このゴールが鹿島の今季リーグ戦初ゴールとなった。
写真は興梠慎三を祝福する鹿島の選手たち。


【鹿島】興梠空砲「次は勝ち点3」/J1
<J1:鹿島1-3浦和>◇第5節◇7日◇カシマ

 鹿島FW興梠慎三(25)の今季初弾も、空砲となった。前半2分に、MF梅鉢貴秀(19)の右クロスから、ヘディングシュートを決めて先制。チームにとっても、自身にとっても開幕5戦目にして初得点だった。しかし、その直後に連続失点で逆転を許すと、同25分にはPKから追加点を喫した。後半は計11本のシュートを放つ猛攻を仕掛けたが、終盤から守備固めに入った相手を打ち崩せなかった。興梠は「自分としては調子は上がっている。ここからは、どれだけ1人1人が気持ちを切り替えられるかが大事。次は勝ち点3を取りにいきたい」と話した。
 [2012年4月7日20時45分]

呪縛解けるも…鹿島5戦白星なし/J1
<J1:鹿島1-3浦和>◇第5節◇7日◇カシマ

 鹿島は無得点の呪縛が解かれた直後、新たな悪夢が待っていた。MF梅鉢貴秀(19)の右クロスから、FW興梠慎三(25)が頭で合わせた先制弾が前半2分。開幕から4戦続いた不発ゲームに終止符を打ってから、わずか1分後、DFラインの裏を突かれて同点。さらに2分後には1タッチパスで崩され逆転を喫した。同25分にはきわどいPKを取られた。5戦白星なしは07年に並んだ。興梠は「立ち上がりをいい形で取れただけに、その直後の失点が悔しい」と、こぼした。

 ツキに見放されたとしか思えないほど、反撃は実らなかった。同41分にサイドチェンジからDF西がドリブルで侵入。エリア内で倒されたかに見えたが、PKはなし。後半10分にはMF遠藤のミドルシュートがバーを直撃。同17分にはFW大迫がネットを揺らしたもののファウルを取られた。試合後、遠藤はピッチで涙を流し、大迫は「申し訳ないです。監督は信じて使ってくれているのに…」。悔やんでも悔やみきれなかった。

 試合後は話し合いを求めたサポーターと首脳陣が会談を行った。井畑社長は「一番つらいのは監督」と続投の方針。DF岩政も「ゴールするために戦っている訳ではない。勝つためにやっている。言葉よりも結果で応えたい」と、前だけを見つめた。【栗田成芳】
 [2012年4月8日7時29分 紙面から]


鹿島が勝てない…5戦でクラブワースト勝ち点1

開幕5戦白星なしの鹿島イレブンは、怒号渦巻くサポーターの前でうつろな表情

 J1第5節第1日(7日、鹿島1-3浦和、カシマ)「勝ってくれよ!!」

 サポーターの悲痛な叫びが降り注ぐ。浦和に逆転負けした常勝軍団の戦士が、ピッチの“石”と化した。鹿島・FW大迫は座りこんだまま動けない。MF遠藤は人目をはばからず涙。試合後はサポーターが約2時間にわたって居残り、抗議する異例の事態となった。

 前半2分、19歳のMF梅鉢の絶妙クロスにFW興梠が頭で合わせ先制。前節まで開幕から4試合連続無得点というJワーストタイ記録の“封印”を解いたが、歓喜の時間は数十秒だけ。直後の3分、最終ラインを簡単に破られ浦和MFマルシオリシャルデスに同点弾を浴び、5分にはあっけなく勝ち越しを許した。

 昨季ナビスコ杯決勝でねじ伏せた浦和に完敗して、開幕から1分け4敗の勝ち点1はクラブワースト。ジョルジーニョ監督就任後、リーグ戦で勝利はなく最下位に沈む。ダイヤモンド型の新システム挑戦や若手選手の積極起用など、“動”の采配が報われない指揮官だが、鹿島幹部は「今は我慢のとき」と“静”の姿勢を貫き、クラブ史上初のOB監督を見守る構えだ。

 「困難の先には大きな未来がある」とジョルジーニョ監督。オリベイラ前監督が就任した2007年は同じ開幕5戦勝ちなし(3分け2敗)から快進撃して優勝した例もあるが…。15冠の栄光に満ちた強豪が正念場に立たされている。 (佐藤ハルカ)
(紙面から)


ず…サポーターが怒りの居残り
J1第5節 鹿島1-3浦和 (4月7日 カシマ)


<鹿島・浦和>浦和に敗れガックリの鹿島・大迫(9)
Photo By スポニチ


 鹿島は開幕から5戦未勝利となり、サポーターが不満を爆発させた。約300人がスタンドに居残り、フロントサイドに話し合いを要求。代表者20人が井畑社長、鈴木満取締役から強化方針などの説明を受け、今後もジョルジーニョ体制を支えていくことを確認した。井畑社長は「われわれもサポーターも勝ちたい気持ちは同じ。サポーターの思いをしっかりと選手にも伝えたい」と語った。

 鹿島らしくない試合運びだった。前半2分に興梠が梅鉢のクロスに頭を合わせて先制。チームに待望の今季リーグ初得点が生まれたが、前半3、5分に立て続けに失点した。前半25分にはペナルティーエリア外で犯したように見えるファウルがPKとみなされ3点目を許し、後半17分には大迫がネットを揺らすもファウルの判定。シュート18本を放ちながら不可解なジャッジに泣いた。ジョルジーニョ監督は「レフェリングの質には本当にがっかりしている」と怒り心頭。浦和に4年ぶりに敗れ、最下位脱出はならなかった。
[ 2012年4月8日 06:00 ]

2度判定に涙、開幕5戦0勝…鹿島
 ◆J1第5節 鹿島1―3浦和(7日・カシマスタジアム) 鹿島のジョルジーニョ監督が判定への怒りをぶちまけた。エリア外のファウルがPKとなったのを始め、得点機では2度判定に泣かされた。3節・広島戦に続く“誤審”に「レフェリーの質がその国のサッカーレベルに影響するのは間違いない。がっかりした」。浦和に敗れ、開幕5戦未勝利(1分け4敗)。試合後にはクラブ側とサポーターの代表者会談が持たれた。

(2012年4月8日06時01分 スポーツ報知)

5戦未勝利も鹿島ジョルジーニョ監督続投
 「J1、鹿島1‐3浦和」(7日、カシマ)

 鹿島の井畑社長が、ジョルジーニョ監督の続投を明言した。試合後スタンドに約300人のサポーターが居残り、そのうちの約20人と話し合った。その場で「ジョルジーニョ監督を支えていく」ことを確認。報道陣にも「今は我慢の時です」と明言した。

 試合はFW興梠がヘディングで今季リーグ戦のチーム初得点を奪ったが、後半、ゴールしたかに見えたFW大迫のシュートが直前のプレーでファウルを取られて認められないなど、判定に泣いた。大迫は「おかしいよね…。ホームなのに」と、肩を落とした。これで開幕から5試合未勝利。07年のクラブワースト記録に並んでしまった。

(2012年4月8日)

J1鹿島、逆転負け 勝ち星なし続く

【写真説明】鹿島-浦和 5戦連続で勝利を逃し悔しそうな表情の鹿島の選手たち=カシマスタジアム

サッカーのJ1鹿島は7日、カシマスタジアムで浦和と対戦し、1-3で敗れた。鹿島は第5節を終えて依然として勝ち星がなく、最下位を抜け出せない。

鹿島は前半2分、興梠が先制ゴールを挙げたが、その直後に守備を崩されて立て続けに失点。さらにPKで1点を与え、前半を1-3で折り返した。後半、ジュニーニョ、アレックスらを投入して反撃したが無得点に抑えられた。


J's GOALが検閲をせず、各紙が報じるように、この試合のジャッジは酷いものであった。
広島戦の誤審とは異なり、今回は誤審の回数も多く、偏ったチームへ有利に働き、勝敗に直接関わった酷いものであったと言えよう。
さすがにここまで来ると許せる範囲を超えるやも知れぬ。
しかしながら、判定が覆り、歴史が変わることはない。
それが事実である。
ここは、ジョルジーニョ監督の求めるサッカーを信じ、前へ進むしか無い。
この試合でリーグ戦初得点を記録し、誤審で取り消されたゴールもあった。
攻撃が機能し始めた証拠である。
一歩一歩進み、最後には笑おうでは無いか。

※追記
J's GOALの検閲はかなりのものであった。
浦和の公式にあったジョルジーニョ戦術のコメントを追記したので参照して頂きたい。

※追記2
鹿島公式のコメントを追記。

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14 コメント

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また誤審 (Antonfleak)
2012-04-08 08:51:00
プロの試合にあるまじきジャッジでした。チームには是非とも質問状を出して欲しいし、我々サポーターにも出来ることがないのか、探してみようと思います。今年は時間の揺る限りスタジアムに足を運びたいです。
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Unknown (syu)
2012-04-08 09:04:08
いまさら言ってもどうしようもないことなのだけど、
PKの要因になったファウルは明らかにエリア外。
倒れこんだ先がエリア内ならPKって言うなら、おれがルールを知らぬ馬鹿者であると主審に謝罪するが。

ファウルと思えぬシーン、
オフサイドと思えぬシーン、
いくつかあったけど、
あのPKのファウルはどうみてもいただけない。
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Unknown (Unknown)
2012-04-08 09:09:31
確かに。もうすぐよくなるはず。
信じて待ちましょう
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Unknown (Unknown)
2012-04-08 09:13:38
あの審判団でなければ3:2で勝利であるべき試合であるが、浦和のカウンターで連続2失点したまでは誤審の影響はない。

その点は反省点がある。

スタジアム居残り300人は、井畑社長に何を求めたのだろう。
選手たちのプレイ以外の力が働いて試合結果を大きく左右されたその現場にいながら何を求めているのか。
ドゥトラもジュニーニョも本物である。
若手がいい活躍をしている中でこれ以上の補強は不要でしょう。

まさかジョルジの解任を求めているのか。
それは勘弁してくれ。
選手たちといっしょに見えない力と戦うジョルジを応援しよう。
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Unknown (Unknown)
2012-04-08 09:54:42
統計的に判定ミスって有利な判定ミスと、不利な判定ミスが半々に訪れるはずなんだけどな。
なぜか鹿島には昔から不利な判定ミスが異常に多い。それも勝敗を左右するような大きな判定ミスが。
審判団にも「鹿島には厳しく」という伝統が受け継がれているんだろうね。
また昔みたいに対戦相手のみならず、審判もろともやっつける強さを身につけて欲しい。
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Unknown (Unknown)
2012-04-08 09:59:57
自分は、ジョルジとフロントも信じるね。
それも盲目的意味でなく。
ジョルジのコメントには理性と知性とそして日本サッカー界への愛を感じるから。フロントの言うように一番納得がいかず悔しいのは監督であるジョルジーニョ。
解任はあり得ない、ファミリアだから。
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Unknown (Unknown)
2012-04-08 11:51:25
負けてしまったことで改めて浮き彫りになったこの問題は、今後のリーグのためにもしっかり追及して欲しい
しかし、あっさり逆転されるなど、チームに悪い流れがあるのは明らかだと思います
ジョルジーニョの言うように誰かのせいにしても仕方なく、
原理主義者さんが言うように結果は変わりません
応援し続けましょう!ここから巻き返して欲しい
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Unknown (KEN)
2012-04-08 12:49:11
とやかく言ってもしょうがないのかもしれないが言わないと変わらない!!断固抗議して頂きたい!!!
新井場のファウルの場面…副審があれで堂々とゴールラインに立ってたのには悲しくなりましたね。曽ヶ端も呆れてたでしょ…副審があれ見れないでオフサイドもちゃんと見れているはずが絶対ない!!!
どう見てもマルシオの着地がペナルティエリアギリギリなんだから…
西の倒されたところも最近全体で言える事だけど、騙してもダメよ…はいはい…的に審判が見て無さ過ぎ
極端なはなし副審いるの??とか思っちゃう
あんなそばで見てて…
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Unknown (中年鹿)
2012-04-08 12:55:54
約300人がスタンドに居残り、フロントサイドに話し合いを要求したようですが、攻撃に関しては良くなっていると思います
守備に於いても、マークのズレから2失点はしましたが 修正出来る範囲だと思います。

監督を信じ、応援のみです。

居残り組が今補強を求めたとしたら、一つにまとまっているチームを混乱させるだけです。
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Unknown (Unknown)
2012-04-08 13:24:36
「審判様 誤審のないように何卒宜しくお願いします」っていうダンマク出すのもいいかもしれません。
外されちゃうかなぁ。
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