鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

2006年を振り返って

2006年12月31日 | Weblog
2006年も終わる。
今年を振り返ってみたい。

アウトゥオリ監督就任。
守備を期待していたのだが、結局は攻撃のチームとなった。
ハマった試合では面白いサッカーを魅せてくれたが、つまらぬミスでカウンターを受ける試合が多数あり、守備が崩壊した印象がある。
ただし、確実にカードは減った。
この点を改めて評価したい。

柳沢敦復帰。
伊太利亜漫遊を終え、いきなりハットトリックの活躍。
が、怪我とワールドカップで不調のままシーズンを終えたのは残念であった。
ナビスコ杯決勝へ導くアウェイゴールや天皇杯準々決勝での勝ち越しゴールなど重要なゴールは記憶に残った。

内田篤人右SB定着。
高卒ルーキーとしては初の開幕スタメン。
ここ数年のアキレス腱であった右SBに定着し、17歳でゴール。
左サイドの新井場も息を吹きかえす副作用あり。
両サイドの矢は攻撃サッカーの代名詞となった。

小笠原満男伊太利亜移籍。
セリエA不正でユヴェントスが降格をし、その恩恵を受けたメッシーナがセリエA残留したため、マーケティングから小笠原は移籍した。
捨て試合で起用されるも、チームとの連携不足は明らか。
初ゴールは想い出として放出間近であろう。

ファビオ・サントスとダ・シルバ。
アウトゥオリ監督の要請でレンタル獲得した二人であったが、日本サッカーに馴染むことなく若きブラジル人は帰国した。
お互いに不幸な結果となったことは事実であろう。

リーグ戦6位。
何度か訪れた上位に食い込む試合でことごとく敗れた。
10月に至っては1度も勝つことなく終了。
メンタル面がコメントされたが、夏の補強失敗と考えた方がわかりやすい。
残念であった。

ナビスコ杯準優勝。
3年ぶりのファイナリストとなるも、フェルナンドの出場停止と内田篤人の不在で根負け。

天皇杯ベスト4。
リーグ戦の好調を維持し勢いがあったが、チャンスに決めきれずミスから失点する今季らしい敗戦。

本田主将、名良橋晃、アレックス・ミネイロ、フェルナンド契約更新せず。
世代交代が推し進められた。

2006年は、前掛かりに攻めたところをつまらぬミスからカウンターというシーンを何度も見せられることとなった。
チャンスを確実に決める。
これが来季への課題であろう。
ベテランを放出し若返ったチームは期待が持てる。
今季は残念だったとしても、未来への伏線と捉えたい。

良いお年を。

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