鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

源、右ハムストリング筋挫傷にて離脱

2014年10月05日 | Weblog
昌子選手 日本代表辞退のお知らせ
2014年10月05日(日)

キリンチャレンジカップ2014(10/10 vsジャマイカ代表@新潟)、国際親善試合(10/14 vsブラジル代表@シンガポール)に向けて日本代表に選出された昌子選手ですが、負傷のため代表を辞退することとなりましたのでお知らせします。

1.受傷名:
右ハムストリング筋挫傷

2.全治等:
復帰まで約2~3週間




昌子源は右ハムストリング筋挫傷にて戦線離脱とのこと。
日本代表どころか、新潟戦まで離脱ということとなろう。
これは痛い。
しかしながら、このような負傷はよくあること。
この離脱を乗り越え、更なる大きな選手として戻ってきて欲しい。
頼もしい源の活躍を期待しておる。

西、力まないようにやるのが大事

2014年10月05日 | Weblog
鹿島DF西「脱力」でアギーレにアピール
 鹿島の日本代表DF西大伍(27)が「脱力」で上位対決を制す。

 今日5日のG大阪戦の印象を聞かれると「パトリックの1発に注意したい。宇佐美は…たぶん大丈夫だと思う」。18戦11発と好調の宇佐美が、旧知のDF昌子との対決に向けて「1対1になったら100%抜く」と意気込んでいると伝え聞き「力が入ってそうじゃない?」とニヤリとした。

 理由がある。3月から個人トレーナーに「脱力」を学んでいる。「力まないようにやるのが大事。いかに効率よく動くか、脱力を意識することですべてが変わった」と言う。8月2日の広島戦でCKから豪快なボレーシュートを決めるなど効果を実感している。

 ハビエル・アギーレ監督(55)が視察予定だが「まったく関係ない」と淡々と話した。涼しい顔で、3年ぶりに復帰した代表にたがわぬ高品質のプレーで魅せる。【桑原亮】
 [2014年10月5日7時50分 紙面から]




脱力にて一皮剥けた西大伍である。
7月よりポジションを奪い直した後のプレイが、以前とはひと味違うと思っておったが、その裏にはこのような秘密があったとのこと。
力まずに、効率よく動き、勝利をもたらすのだ。
今日のガンバ戦に向けては、「パトリックの1発に注意したい」と語る。
交通事故のような失点にて星を落とすことの多い今季、気を引き締めてかかるところ。
逆に注目されておる宇佐美については「たぶん大丈夫だと思う」と言う。
熟成された守備戦術で個の力を封じられると考えておるのであろう。
代表に選出されたDF陣でガンバを封じて勝利を掴みたい。
楽しみな試合である。

源、ものすごく大事な試合になる

2014年10月05日 | Weblog
鹿島昌子、G大阪戦出場で宇佐美と対決へ
 鹿島の日本代表DF昌子源(21)が、今日5日のG大阪戦に出場する意向を示した。

 全体練習は主力組で調整。右太もも痛を抱えるが、相手はジュニアユース時代を過ごした古巣。同期だった宇佐美もおり、アギーレ監督が視察する中で上位対決と好条件がそろう。「これだけアドレナリンが出れば、けがは五分五分。あとは気持ち」と意気込んだ。
 [2014年10月5日7時16分 紙面から]

昌子「命懸け」先発!右太腿張りも初合流前“御前試合”強行先発

ファンにサービスする鹿島の日本代表DF昌子
Photo By スポニチ


 日本協会は4日、親善試合ジャマイカ戦(10日、デンカS)、ブラジル戦(14日、シンガポール)に臨む日本代表メンバーに選出されていたDF吉田麻也(26=サウサンプトン)が左足首痛のため辞退し、代わりにMF田口泰士(23=名古屋)を追加招集したと発表した。センターバックにW杯経験メンバーが不在となる中、期待が懸かるのは初選出の鹿島DF昌子源(21)。5日のG大阪戦(カシマ)を制して勢いをつけ、アギーレジャパンの救世主となる。

 アドレナリンの分泌を抑えるかのように淡々と言葉を紡いだ。右太腿の張りを訴えていた昌子は4日の最終調整ではスタメン組で練習。「(トニーニョ・セレーゾ)監督もそうだと思うし、その期待に応えたい。リバウンドもないし、1日ごとに良くなっている」と代表合流前の最後の一戦へ強行出場を明言した。

 相手はジュニアユース時代を過ごしたG大阪。首位・浦和を勝ち点4差の2位で追う中、5連勝中のG大阪は鹿島に勝ち点3差の4位に迫っている。優勝へ向けた大一番は、日本代表のアギーレ監督が視察する。「(代表監督の視察は)聞きたくなかったわ~」と笑わせる一方で「気持ちが高まるのに、これ以上ない舞台」と奮い立った。

 代表初招集だが、6日から始まる代表合宿では重要な役割を担う。吉田が左足首痛で辞退したため、DF登録のセンターバック候補は水本、塩谷と3人だけ。代表デビューの可能性が高まっただけでなく、DFラインの統率役としても期待される。昌子自身、G大阪戦後の太腿の状態次第では合流できなくなる可能性を残しているが「国を背負いたくても背負えない人もいる。俺はそのチャンスをもらえた。(参加できれば)命懸けで戦いたい」と気合十分だ。

 G大阪と代表入りは無縁ではない。中学時代は攻撃的ポジションで、G大阪のエースに成長した宇佐美とコンビを組んでいた。だが「絶対、かなわん。そう思うとサッカーをやる意味があるのかなと思った」と中学3年時にサッカーから離れた。そして進学した米子北でDFに転向。そこから日本を代表するセンターバックへ成長した。宇佐美の存在が運命を大きく変えたが、その“恩返し”の意味も含めて負けるわけにはいかない。

 鹿島の壁として、そしてアギーレジャパンの救世主となるため――。満身創痍(そうい)の体にムチを打ち、まずはG大阪戦のピッチに立つ。

 ◆昌子 源(しょうじ・げん)1992年(平4)12月11日、神戸市出身の21歳。小学生時代に地元のフレスカ神戸でサッカーを始める。G大阪ジュニアユース―米子北高を経て、11年に鹿島に入団。12年3月24日の広島戦でJリーグデビューし、リーグ通算39試合2得点。右利き。1メートル82、74キロ。血液型AB。

[ 2014年10月5日 05:30 ]

麻也、負傷で代表辞退!代役の鹿島・昌子も右太もも痛
2014年10月5日6時0分 スポーツ報知

 ◆国際親善試合 日本―ジャマイカ(10日・デンカビッグスワンスタジアム) 日本―ブラジル(14日、シンガポール・ナショナルスタジアム)

 日本サッカー協会は4日、DF吉田麻也(26)=サウサンプトン=が負傷のため6日からの日本代表合宿を辞退すると発表した。MF田口泰士(23)=名古屋=が追加招集された。初選出で吉田の代役として期待されるDF昌子源(21)=鹿島=は、右太もも裏痛をおして5日のG大阪戦(カシマ)の強行出場を宣言。悪化した場合、代表辞退の可能性もあるが、逆転Vへ完封を目指す。

 日本代表辞退の危険と背中合わせで、DF昌子がG大阪戦に強行出場する。この日、鹿嶋市内で調整。セットプレーの練習で主力組に入ったが、右太ももの張りで治療を続け、2日の練習まで別メニューだった。万全には遠く、出場の可否は試合前のウオーミングアップで判断する。ギリギリの状態で、悪化させれば初選出された日本代表の辞退にも発展しかねない。それでも昌子は「(先発起用の)期待に応えたい」と意気込んだ。

 日本代表の主力センターバック(CB)、DF吉田が負傷で辞退。水本、塩谷と共にジャマイカ、ブラジル戦での起用が期待される。G大阪戦はアギーレ監督が視察に訪れるため、絶好のアピールになる。しかし、それ以上に昌子には譲れない理由がある。鹿島は2位につけ、首位の浦和に勝ち点差4。逆転優勝へ、4位G大阪との上位対決は絶対に落とせない。

 さらに、相手にはFW宇佐美がいる。G大阪ジュニアユース時代、攻撃的なポジションでコンビを組んでいたが、昌子に刻まれたのは劣等感。「宇佐美には一生追いつけない。やっても意味がない。完全な敗北」と思い込み、一時期サッカーから離れたほどだ。復帰後はDFに転向し、代表に選出されるまでに成長した。小学生以来の再会で「宇佐美を止めて勝つ」と強い決意を秘めている。昌子が「ものすごく大事な試合になる」と強行出場さえ辞さないのは、2つの意地があるからだ。

 もちろん、日本代表への憧れは人一倍で、昌子は「国を背負って戦いたい。背負いたくても背負えない選手がいるから。命を懸けるくらいの気持ちで戦いたい」と断言した。まずはG大阪戦を乗り切り、必ず日の丸を背負う。(内田 知宏)

 ◆昌子 源(しょうじ・げん)1992年12月11日、兵庫県神戸市生まれ。21歳。フレスカ神戸でサッカーを始め、G大阪ジュニアユース、米子北高を経て、2011年に鹿島入り。今季から鹿島で主力を務め、日本代表に初選出。J1通算39試合出場2得点。180センチ、73キロ。父・力さんは姫路独協大サッカー部監督。




ガンバ戦に強行出場する昌子源である。
前日練習ではレギュラー組に入り、出場に備えたとのこと。
源本人としては、優勝に向けてチームに貢献したいというところ、そして周囲が煽る以上にガンバの宇佐美を抑えきりたいという強い気持ちがある様子。
単なる対戦ではない。
若き源に挫折を味合わせた偉大なる選手に、敬意を持ってぶつかるのだ。
人間、一度や二度の挫折にて終わるわけではないというところを、多くの民に知らせしめたい。
人生なにが幸いするかわからぬもの。
宇佐美の才能に出会わなければ、攻撃的選手としてサッカーを続けておったやも知れぬ。
であれば、CBとして才能を開花させることはなかったであろう。
人生の綾とはそういうもの。
今は、鹿島のDFリーダーとして日本代表に選ばれるところまで来た。
まだまだ成長するであろう。
鹿島の昌子源は守備の要である。
源の躍動を後押しするために、スタジアムに集い声援を送りたい。
楽しみな一戦である。

ケルン・大迫、先発出場

2014年10月05日 | Weblog
長谷部、乾、大迫の日本人3選手が先発 長澤もブンデス1部デビュー
14/10/5 03:22

[10.4 ブンデスリーガ第7節 フランクフルト3-2ケルン]



 ブンデスリーガは4日、第7節2日目を行い、MF長谷部誠とMF乾貴士の所属するフランクフルトはホームでFW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンと対戦し、3-2で競り勝った。長谷部、乾、大迫の日本人3選手が先発した一戦。今季初のベンチ入りを果たした長澤も後半36分から途中出場し、ブンデスリーガ1部デビューを果たした。

 試合は序盤からフランクフルトが主導権を握るが、ケルンもカウンターからチャンスをうかがう。前半14分には縦パスに抜け出した大迫がゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定だった。

 前節のバイエルン戦(0-2)で移籍後初のベンチ外となった大迫。トップ下の位置で2試合ぶりに先発し、献身的なプレーを見せる。前半15分には中盤でのボール奪取からMFケビン・フォクトがドリブルで持ち上がると、大迫が斜めに走り込む動きでDFを引き付け、フォクトが空いたスペースにスルーパス。MFマルセル・リッセが右足で流し込み、チームとして5試合ぶりとなるゴールで先制点を奪った。

 1点ビハインドとなったフランクフルトも反撃に出る。ダイヤモンド型の中盤の左に入った長谷部、トップ下の乾が流動的に動き、前半17分にはスルーパスから右サイドをえぐった乾がマイナスのクロス。FWアレクサンダー・マイヤーが左足で合わせたが、GKにキャッチされた。

 前半35分にはPA内のこぼれ球を拾った乾がシュート。カバーに入っていたDFヨナス・ヘクターにゴールラインぎりぎりでクリアされ、今季初ゴールとはならなかったが、同44分、FWハリス・セフェロビッチの右クロスをマイヤーがヘディングで流し込み、1-1の同点に追いついた。

 前半終了間際に試合を振り出しに戻したフランクフルトは後半9分、またしてもセフェロビッチの右クロスにマイヤーが頭で合わせ、勝ち越しゴール。2-1と逆転に成功した。

 一転して1点を追う展開となったケルン。後半19分にはリッセが左サイド後方からゴール前に上げたクロスボールを大迫が頭で捉えたが、クロスバーの上へ。それでも直後の20分、1本のロングフィードに反応した左SBのヘクターがワントラップから左足でゴールに流し込み、2-2の同点に追いついた。

 フランクフルトは後半25分、乾のスルーパスからセフェロビッチがフィニッシュまで持ち込むが、GKの股間を狙ったシュートはGKティモ・ホルンがセーブ。同27分には右クロスに走り込んだ乾が頭で合わせたが、ゴール左に外れた。

 大迫は後半27分に交代。両チームが3点目を目指して激しく攻め合う試合展開となり、フランクフルトは後半34分、DFバスティアン・オチプカの左CKがDFケヴィン・ビマーのオウンゴールを誘い、3-2と再び勝ち越しに成功した。

 ケルンは後半36分、最後のカードで長澤を投入した。プレシーズン中の7月8日に行われた練習試合で左膝内側靭帯を負傷し、長期離脱を強いられていた長澤は待望の今季初出場で、ブンデスリーガ1部デビューとなった。

 しかし、試合はそのままフランクフルトが3-2で逃げ切り、今季初の2連勝。長谷部、乾はともにフル出場で勝利に貢献した。一方のケルンは3連敗で5試合勝ちなし(2分3敗)となった。




先発出場したケルンの大迫である。
先制点を演出する動きを魅せたとのこと。
しかしながら、チームは逆転負け。
これは悔しい思いをした様子。
ただ、このチームに於いて大迫がダントツに上手い選手であることは事実。
チームの信頼を得て、軸となっていくのだ。
大迫の成長を楽しみにしておる。

シャルケ・篤人、アシストを記録

2014年10月05日 | Weblog
内田が今季初アシストも…シャルケの連勝はストップ
14/10/5 00:26

[10.4 ブンデスリーガ第7節 ホッフェンハイム2-1シャルケ]



 ブンデスリーガは4日、第7節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケは敵地でホッフェンハイムと対戦し、1-2で敗れた。内田は右SBでフル出場。0-2の後半38分に追撃弾をアシストしたが、1点及ばなかった。

 立ち上がりは内田も積極的な攻撃参加を見せていたが、徐々にホームのホッフェンハイムがリズムをつかみ、シャルケの左サイドからチャンスをつくり出した。

 ホッフェンハイムは前半13分、MFケビン・ホラントのスルーパスから右サイドのスペースに抜け出したMFロベルト・フィルミーノの折り返しをMFタリク・エルユヌシが左足で流し込み、先制点。同29分にも高い位置でボールを奪い、フィルミーノのスルーパスからFWアダム・シャライが豪快に右足でゴールネットを揺らした。

 2点を追う展開となったシャルケだが、後半もなかなかリズムをつかめない。後半30分にはDFジョエル・マティプが2枚目の警告で退場。数的不利に立たされたが、後半38分、右サイドの内田から横パスを受けたFWクラース・ヤン・フンテラールがドリブルで持ち込み、左足ミドルをゴール右隅にねじ込んだ。

 10人で1点差に詰め寄り、後半アディショナルタイムのセットプレーのチャンスにはGKラルフ・フェーマンもゴール前に上がって同点ゴールを目指したが、追いつくことはできず。1-2の敗戦で連勝は2でストップし、4試合ぶりの黒星を喫した。

シャルケ内田、今季初アシストも淡々「フンテラールはすごいね」
14/10/5 07:35

[10.4 ブンデスリーガ第7節 ホッフェンハイム2-1シャルケ]



 DF内田篤人の所属するシャルケは4日、敵地でホッフェンハイムと対戦し、1-2で敗れた。内田はフル出場を果たすと、後半38分のFWクラース・ヤン・フンテラールのゴールをアシストした。

 今季初アシストを決めた内田だが、勝ちに繋がらなかったことで表情が晴れることはなかった。ブンデスリーガ公式サイト日本語版によると、内田は「立ち上がり結構チャンスあったでしょ?3回、4回。自分も絡んでたけど、それを決め切らないとこういう試合になる」と淡々と試合を振り返った。アシストについては「彼(フンテラール)の力だけど。まあでもフンテラーはやっぱり点取るね。すごいね。苦しい状況でも点取ってくれて、流れをちょっと引き寄せてくれるのさすがだなと思います」と話した。

 右ひざの故障の影響で出遅れた今季だが、9月23日のブレーメン戦で復帰すると、リーグ戦はこれで3試合連続のフル出場となった。ひざの状態については、「まあ試合が始まってしまえばって感じですね。いつも動いた後は多少負荷がかかって、リバウンドはくるから。それはしょうがないけどね。今のところこのペースでならやれそうです」。

 来週はAマッチデーのためにチームの試合はない。連戦の続いていたシャルケにとってはひと時の休息となる。「俺は怪我から復帰したばかりだから、それほど連戦してるわけじゃないけど、チームメートのみんなは大変だったと思うよ」とは内田。自身は日本代表メンバーからは外れているため、週末もドイツで調整を続けることになるが、「試合が続くとひざの補強というか、筋力トレーニングができない。多少負荷がかかってもいいから練習ではももの筋肉、ひざの筋肉をつけるのに時間を割きたいですね」と前向きに捕えた。




先発フル出場したシャルケの篤人である。
アシストを記録したもののチームは敗戦とのこと。
これは無念であろう。
この試合にていったんリーグは国際マッチデイの中断となる。
チームを向上させる良い時間となるのではなかろうか。
再来週の再開が楽しみである。

優勝争いの重圧を知るという点ではやや鹿島に分がありそうだ

2014年10月05日 | Weblog
【J1第27節予想スタメン 鹿島vsG大阪】逆転でのリーグ制覇を狙う両者が激突…ライバル撃破で優勝戦線に生き残るのは?

2位につける鹿島と4位のG大阪が激突 [写真]=Getty Images

■鹿島アントラーズ 前節はゴールラッシュを披露、勢いそのままにG大阪撃破を狙う

 徳島に5-0と大勝した鹿島は今節、G大阪をホームに迎える。シュートを打てども入らないことが続いていただけに、これまでの鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュは、G大阪との重要な試合を前に勢いを与えてくれたはずだ。

 さらにチームには追い風が吹いている。柴崎岳に続き、昌子源と西大伍が日本代表に選出。先日の代表戦でも結果を残した柴崎が、チームに良い刺激を持って帰ったように、昌子や西にも同じような期待がかかる。

 とはいえ、その前にこのG大阪戦だ。特に柴崎と昌子にとって、宇佐美貴史との初対戦は感慨深いものがあるだろう。同年代では誰もが認める“NO.1プレイヤー”宇佐美とタイトルを争う場面で試合ができることに、二人とも闘志を燃やしている。

 ただ、その昌子は右大腿部裏を痛めており、出場できるかどうかギリギリの状態。これまでリーグ戦全試合に先発してきた守備の要だけに、昌子を欠くとなると宇佐美とパトリックの強力2トップを抑えるのが難しくなる。また、最終ラインにはアジア大会でも高さを発揮した植田直通が復帰する可能性が高い。ただ、守備を支えた青木剛を外すことになるため、そちらもトニーニョ・セレーゾ監督の頭を悩ませるはずだ。

 徳島戦で5得点を挙げながら、FWの赤崎秀平は無得点。ダヴィが出場停止なのは今節までという意味でも、赤崎は燃えているだろう。(田中滋)

■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
植田直通
昌子源
山本脩斗
MF
柴崎岳
小笠原満男
遠藤康
土居聖真
カイオ
FW
赤崎秀平


■ガンバ大阪 強力2トップが好調維持、守備陣も安定したパフォーマンスを披露

 リーグ戦再開以降、最も好成績を残しているチームは、前節で鳥栖に快勝して今季2度目の5連勝を飾った。先制された試合は一度も白星がなかったが、鳥栖戦では今季初の逆転勝ち。結果的に4-1の大勝をものにしたが、8月2日の横浜FM戦以来得点がなかったパトリックがハットトリックと大爆発。このうち2得点を宇佐美貴史がアシストするなど、2トップは相互扶助の好関係を築き始めている。

「パトリックが点を取ったので、相手のマークも僕から分散される」と宇佐美も歓迎するように攻撃陣は好調を維持しているが、数少ない不安材料は攻守におけるキーマンとなる阿部浩之や倉田秋らが軽い負傷を抱えており、万全ではないこと。鳥栖戦ではコンディション不良の倉田に代わって大森晃太郎が先発したが、豊富な運動量が求められる2列目の選手たちには見えない疲労が蓄積し始めている。

 前節の逆転勝ちを支えたのは、5試合でわずか1失点に抑えている守備陣でもある。ただ、前節は米倉恒貴がPKを献上するなど、パフォーマンスは不安定。鹿島の両サイドアタッカーが好調なだけに、米倉らSB陣の安定は不可欠だ。

 ホームの対戦では0-2で敗れているものの、「あの時とはチーム状態が違う」と今野泰幸も自信を見せるように、G大阪は6連勝をかけて鹿島に挑む。逆転優勝に向けて両者ともに負けられない一戦だが、優勝争いの重圧を知るという点ではやや鹿島に分がありそうだ。(totoONE編集部)

■G大阪予想スタメン
4-4-2
GK
東口順昭
DF
米倉恒貴
丹羽大輝
岩下敬輔
オ・ジェソク
MF
阿部浩之
今野泰幸
遠藤保仁
大森晃太郎
FW
パトリック
宇佐美貴史




「赤は燃えているだろう」と記すサッカーキングのプレビューである。
ダヴィの出場停止によって舞い込んだチャンスであるが、前節は無得点に終えた。
これでは、赤への評価が下がっても致し方がないと思うものもおろう。
特に2度の決定的チャンスで決められなかったことは残念であった。
しかしながら、得点機は十二分に作っておった。
それは紛れもない事実。
次は冷静に決めてくれるであろう。
我らが、若き日の柳沢敦や興梠慎三を見守ってきたように、赤にも期待の目で迎えようではないか。
アウェイの戦いでは、ルーキーのカイオが得点したように、このガンバ戦でもルーキーの赤に期待したい。
素速い動き出しで、パスを引き出してゴールするのだ。
プラチナ世代対決よりも、FW対決に注目する。
赤の躍動に期待大である。