鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ボタフォゴ・ガブさん、先制ゴールで勝利に貢献

2012年03月25日 | Weblog
Botafogo 2 x 0 Duque de Caxias
Sem maiores dificuldades, Alvinegro vence mais uma e conquista liderança do grupo


Fellype Gabriel comemora o primeiro gol do Botafogo na partida (Crédito: AGIF)

Em jogo tranquilo, o Botafogo venceu o Duque de Caxias por 2 a 0 no Stadium Rio, na tarde deste sábado, pela quinta rodada da Taça Rio. Com gols de Fellype Gabriel e Jobson, o Alvinegro conquistou a liderança provisória do Grupo A, com 13 pontos, um na frente do Macaé, agora segundo colocado.

No próximo domingo, o Glorioso recebe o Fluminense às 18h30, em clássico válido pela sexta rodada da Taça Rio.

Confira os melhores momentos da vitória alvinegra!

Com autoridade, o Botafogo já começou o jogo encurralando os adversários, que pouca resistência conseguiam oferecer. Tanto que, logo no minuto inicial, o Glorioso teve sua primeira oportunidade na partida, em boa jogada saída dos pés de Herrera e finalizada por Fellype Gabriel.

O Alvinegro não estava para brincadeiras. O lance na abertura do jogo apenas retratava como seria o primeiro tempo no Stadium Rio. Rapidamente, o Fogão tinha controle total das ações em campo e chegava com facilidade ao gol do Duque de Caxias.

Apesar de parecer questão de tempo para o marcador ser inaugurado, o gol alvinegro não saía. A pressão imposta pelo Glorioso ficava clara em lances como a cabeçada de Fábio Ferreira em cobrança de escanteio aos 14 minutos. A finalização do zagueiro explodiu na zaga e a bola sobrou para Fellype Gabriel, que também teve seu chute cortado pela defesa adversária. Pouco depois, o meia recebeu boa bola de Lucas e já se preparava para abrir o placar quando foi impedido pelo zagueiro Fábio Aguiar.

O tempo ia passando e a pressão alvinegra só aumentava no Stadium Rio. Mas o tão merecido gol só seria concretizado aos 35 minutos, quando Fellype Gabriel aproveitou mais um momento de bombardeio do Fogão para abrir o placar com um verdadeiro tiro à queima-roupa.

A vantagem conquistada animou o Glorioso. Aos 40 minutos, Herrera invadiu a área pela esquerda, cortou o zagueiro e já ia marcando um golaço, mas o chute do argentino explodiu no travessão do goleiro Fernando, mantendo o placar para o fim da primeira etapa.

O segundo tempo começou mais morno, muito pela forte chuva que caía no Engenho de Dentro desde o fim da etapa inicial. A superioridade alvinegra, porém, ficava clara em lances como a chegada de Felipe Menezes aos 7 minutos. Em velocidade, o meia recebeu de Fellype Gabriel, invadiu a área pela esquerda e bateu forte, chegando a provocar o grito de gol da torcida, mas a bola balançou as redes apenas pelo lado de fora. Pouco depois, Menezes retribuiu tocando para o companheiro, que estava livre na esquerda, mas a conclusão do alvinegro foi interceptada pelo goleiro Fernando.

Aos poucos, o Glorioso ia retomando o ritmo da primeira etapa. Um dos motivos para o crescimento alvinegro foi a entrada de Jobson, que mostrava muita vontade no ataque. E a disposição do atacante seria recompensada aos 25 minutos, quando Elkeson fez fila na defesa do Duque e bateu cruzado para Jobson apenas completar e correr para comemorar seu primeiro gol após a volta ao futebol.

Com a vantagem confortável no placar, o Botafogo ficou ainda mais tranquilo no Stadium Rio e criou mais algumas oportunidades, principalmente com Jobson e Elkeson, mas o marcador não seria alterado até o apito final.


先制点で勝利に貢献したボタフォゴのガブさんである。
海の向こうで活躍しておる様子。
この得点力が昨季発揮されておれば、鹿島に残留して今爆発しておればと、口惜しい気持ちも無いわけではない。
しかしながら、それは叶わぬ夢である。
今はボタフォゴでゴールを量産して欲しいと願うばかり。
ガブさんの活躍を素直に喜び、いずれまた顔を合わせる日を楽しみにしたい。

広島戦レビュー

2012年03月25日 | Weblog
【J1:第3節 広島 vs 鹿島】レポート:20歳のヒーロー、爆発。鹿島のリーグ戦初勝利への想いを、紫の若者が打ち砕く。(12.03.25)
3月24日(土) 2012 J1リーグ戦 第3節
広島 2 - 0 鹿島 (13:04/広島ビ/14,349人)
得点者:25' 佐藤寿人(広島)、71' 大崎淳矢(広島)


2年前のACL・浦項戦で見事な得点をあげた若きストライカー。だが昨年は、天皇杯で21分間出場したのみ。練習試合で8試合連続21得点をゲットしても公式戦で起用されない状況に、大崎淳矢は移籍も決意した。だがその想いは、森保一新監督からの「一緒に頑張ろう」という1本の電話によって変わった。
「自分のような若い選手に、わざわざ電話をかけてくれるなんて」。
感激が翻意を促し「人生を賭けるんだ」という強烈な想いを胸の内に生んだ。自分を励まし、評価してくれる森保監督に報いたい。そんな一心でキャンプから必死の形相で走り、闘った。

その気持ちが最初にスパークしたのは、24分。柴崎岳のスルーパスがジュニーニョにつながり、鹿島が初めての決定機を創った直後の場面だ。
広島のCK。高萩洋次郎のキックはDFがクリア。そのボールの落下点に入ったのが大崎と増田誓志だ。身長差は9センチ。だが小さなストライカーは、浮きあがったボールに噛み付かんばかりの気迫を見せて高く飛び上がり、9センチの差を埋めて競り勝った。
「自分が触ることで、誰かにチャンスが生まれることを信じていた」
その想いの源泉は、彼の師・森山佳郎広島ユース監督の「気持ちが強い方にボールは転がる」という名言。広島ユースの先輩・森崎和幸も「気持ちが強ければ反応が速くなり、こぼれ球をマイボールにできる」と語る。広島に脈々と流れる伝統を、大崎は実践した。そのボールを拾ったのが森脇良太という広島ユースOBだったことも、偶然ではない。
「前節の清水戦、高木選手のシュートが自分の足に当たって入った。シュートを打てば何かが起きるんだ」。
その想いを爆発させた熱血漢のシュートは、佐藤寿人の足下に転がる。慌てて守備陣がラインを押しあげたが、間に合わない。J1通算97点目をゲットした広島のエースに、大崎は誰よりも早く抱きついた。

後半、ジョルジーニョ監督は柴崎をアンカー、遠藤康をトップ下に置くダイヤモンド型の中盤にして勝負に出る。だが、鹿島の反撃への想いは思いがけない事態で寸断される。55分、青山敏弘が絶妙のタイミングでスルーパス。鋭く動き出して裏をとったのは大崎。カバーリングのポジションにいた新井場徹、足を伸ばして見事なタックル。だがそれが「得点機会阻止」と判断され、井上知大主審は赤いカードを差し上げた。追いかける鹿島、数的不利。

ジョルジーニョ監督、再び動く。小笠原満男とジュニーニョをベンチに下げ、青木剛と興梠慎三を投入。だが、その苦心は結果につながらなかった。

71分、青山がキープ。疲れが顕著なのか、鹿島らしいプレスが見えない。「持ち出そうか」と考えた青山の視界に、スッと紫の影が見えた。アレックスと山村和也の間に、まるで忍者のように入ってきた大崎を「広島のエンジン」は見逃さない。
スルーパス。半身の姿勢からのファースト・タッチ。完璧な持ち出し。「ヒーローになれる」と西川周作が書いてくれた右足のスパイクに想いを乗せたシュートは、曽ヶ端準の右手をはね、ネットの中に収まった。2010年11月27日の対仙台戦以来、483日ぶりのゴールを決めた大崎淳矢が鹿島に止めを刺したのである。

クラブ史上初の開幕3連敗を喫した鹿島。3試合連続無得点、3試合連続セットプレーからの失点。この結果だけを捉え、「鹿島らしさがない」と評価するのは簡単だろう。だが、不運な判定もあり1人少なくなっても決して試合を投げ出さず、最後まで得点を追い求めた姿は、鹿島の矜持。脅威的な切れ味で圧力を与えた大迫勇也のスルーパスに興梠が飛び出した終了間際の決定機は、鹿島の執念だ。

中田浩二のケガは心配だが、山村がその穴を埋められることも証明された。負けが込んでいるチームにありがちな「バラバラ感」は見えないだけに、「得点」「勝利」というきっかけがあれば持てるポテンシャルを爆発できる。その「きっかけ」を手に入れられるための試行錯誤は必要だが。

それにこの試合は、鹿島の出来うんぬん以上に、広島の守備が素晴らしく機能した。チーム全体の守備意識が高く、集中も切らさず、何よりもよく走れていた。それが攻撃面でも好作用を生み、佐藤・大崎の得点だけでなく、多くのビッグチャンスを生んだと言える。

才能に満ちた若きヒーローは試合後、サポーターの前で「広島の若手は成長していないと言われていたけれど、そんなことはない。僕らが、これからの広島を引っ張っていきます」と高らかに叫んだ。層の薄さを懸念された広島だが、大崎淳矢の叫びが実現すれば、リーグに更なる旋風を巻き起こす可能性もある。そんな雰囲気に満ちた広島ビッグアーチには、春の予感を感じさせる陽光に満ちていた。


以上
2012.03.25 Reported by 中野和也


「この結果だけを捉え、「鹿島らしさがない」と評価するのは簡単だろう」
このコメントに集約されておる。
ちょっとした掛け違いと、ジャッジ、これが明暗を分けておる。
特に攻撃陣が決め切れておらぬところが気になる。
とはいえ、少ないながらも決定機はあったことも事実である。
歯車が噛み合うことを待つ時期。
今はそう言う以外にない。

トニーニョ・セレーゾ、息子のよき理解者

2012年03月25日 | Weblog
元鹿島監督・セレーゾ氏の息子、タイで性転換手術
 元ブラジル代表で鹿島の監督も経験したトニーニョ・セレーゾ氏(56)の息子で、スーパーモデルの「レア・T」(30)が、タイで性転換手術を受けていたことが24日までに明らかになった。「レア・T」は10年に有名ブランド「ジバンシー」のモデルとしてブレーク。性同一性障害のスーパーモデルとして注目され、現在は世界トップ20のモデルとして活躍している。

 フォーリャ・デ・サンパウロ紙によると、レア・Tはバンコクの5つ星病院で手術を受けた。慢性の貧血でこれまで3度日程が延期されていたが、無事に成功した。

 レア・Tは81年、ブラジル生まれ。父のセリエA移籍に伴い、イタリアで育った。モデルデビューまではミラノの大学で獣医師になる勉強をしていた。セレーゾ監督は性転換手術について強く反対し続けていたが、近年に容認し、よき理解者となっているという。

[2012/3/25-06:02 スポーツ報知]

性転換した息子を理解したトニーニョ・セレーゾである。
父としては、この現実を受け止めることには乗り越えねばならぬ苦しみがあったであろう。
そこを乗り越え、息子の理解者になったのは彼の器の大きさを物語っておる。
人間の器は、人間として生き抜いていく経験により磨かれ、育っていくものである。
我等も辛いこと、苦しいことを乗り越えて器を磨いていきたい。
今はそのチャンスである。

広島戦コメント・報道

2012年03月25日 | Weblog
2012Jリーグ ディビジョン1 第3節
鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ
(開幕3連敗を喫して)自分たちが求めていた結果ではないし、今日も我々が目指したものではない。ナビスコカップの神戸戦はいい結果になったし、それが我々が目指したものが出ていたので継続していきたかった。前半は広島の6番がフリーになってゲームメイクをしていたので、後半に遠藤を前に出して良くはなった。しかしあまりこういうことを言いたくはないが、レフェリングというものが結果に影響したのも残念。もう勝つしかない。それを目指してしっかりと戦っていきたい。

【新井場 徹】
(退場となったプレーは)きれいなタックルだと思ったんだけど。しょうがない。3連敗したことは退場以前の問題。違うとらえ方をして戦っていかないと、今後も厳しい戦いになる。

【遠藤 康】
またセットプレーからの失点だったので失点の時は気持ち的に落ちた部分があった。相手のプレッシャーが厳しく、慌ててしまった部分もある。もっとチャンスも作れたと思うし、どんな勝ち方でもいいから勝ちたい。負けたとはいえ、チャンスはあったから落ち込む必要はない。

【曽ヶ端 準】
残念です。序盤はどっちに流れが行くか分からない展開だった。上手くいっているならああいうところで失点しない。人数が少なくなってからもカウンターから狙えていた。

【岩政 大樹】
悔しい結果で残念です。毎回、セットプレーで先制されているので、そこはみんなで意識しないと。シーズンの最初は先制点が大きい。自分たちのやりたいことを今一度、話したいと思う。全試合に負けるようなサッカーをやってるわけではない。


2012年03月24日(土)

本日行われたJ1第3節広島戦は0-2で負けを喫しました。

【J1:第3節 広島 vs 鹿島】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.03.24)
3月24日(土) 2012 J1リーグ戦 第3節
広島 2 - 0 鹿島 (13:04/広島ビ/14,349人)
得点者:25' 佐藤寿人(広島)、71' 大崎淳矢(広島)


●ジョルジーニョ監督(鹿島):

「前半、守備のところで手こずった。だから、後半は中盤をダイヤモンドの形にして、前に押し出す形で守備をしようと考えた。
こういうことを言いたくないが、残念ながらレフェリーの判定が試合に影響したと言わざるを得ない。しかし、3連敗したことは事実。そこは受け止めている。選手・クラブ、全員が一丸となって『状況は良くなる』と自信を持って、続けて取り組んでいくしかない。状況は変わると信じている」

Q:リーグではまだ無得点で、毎試合失点を重ねている。
「確かに、リーグではまだ、ゴールできていない。ただ、我々が抱える個々のタレントを考えれば、これからゴールできるようになると信じている。12月末のシーズン終了まで得点ゼロであるわけではない。チャンスはつくれているし、流れも変わっていく。攻撃に関して心配はしていない。
また、失点しているといっても、3失点はセットプレー。そこは集中を高めないといけないし、練習もやっている。危機察知能力も高めないといけないし、それは個人の意識の問題が大きいが、そこも強化していく。
全てのことが順調にいくわけではない。私のキャリアの中でも、うまくいかない時期もあった。そこで下を向かず、前を向いて、(自分たちを信じて)取り組んでいくことが成果につながる。選手たちの表情を見ても、やるべきことは認識していると思うし、いい方向に向いていくと思う。ナビスコカップでの神戸戦が、我々の理想としている姿。それが継続できていないのは確かだが、続けていくことで自ずと結果はついてくる」


以上

【J1:第3節 広島 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(12.03.24)
●昌子源選手(鹿島)
「(Jデビューは)とにかく2失点していたので、攻撃に参加しつつ、失点はゼロでいけという指示でした。
(Q:右サイドバックに入ったが)
高校のときに1試合やったぐらい、それ以後では初めてです。いつ攻め上がっていいのか、守備のときにどちらに追いやっていけばいいのかも全然わからない状態でしたけど、とにかく点が欲しい状態だったので、上がって、少しでも前の選手の助けになればいいと思ってやっていました。結果は出ていないですけど、前に行こう、攻めようという気持ちは感じるし、2007年も開幕5試合未勝利から優勝までいっているので、みんな、まだまだ全然あきらめていない。これから僕たちもしっかり練習に取り組んで、勝てるように頑張らなければいけないと感じました。今日デビューも果たせたし、普段も紅白戦で大迫選手などとやっていて、自分の強みである1対1では、今日も負けていなかったと思う。緊張もしなかったので、それを90分間通してできるように、90分間の評価をもらえるように頑張りたいです」

●山村和也選手(鹿島)
「(自分自身は)そこまで大きなミスはしていなかったと思いますけど、2失点目のところや、相手FWに対して厳しくいくところで、いま一つ厳しくいけていなかったのかなと思います。そこが反省点です。相手の攻めに対して、行くところがはっきり行けなかった。ゴール前まで行くことはできているので、そこでもうひと踏ん張り、シュートをしっかり決めるところまで行けたら、自然と流れは良くなってくると思う。自分自身は、攻撃面でも守備面でも、もう少し強さをもってやっていけたら、失点にもつながらないし、得点にもつなげることができるのかなと思います」

●遠藤選手(鹿島)
「(チャンスがあるのに決められないのは)プレッシャー(重圧)も多少あると思う。最下位にいるチームではないと思っているので、そういうプレッシャーもあるし、慌てているということもあるけど、もっとチャンスも作れたと思うので、あまり満足はしていません。(状況を変えるためには)どんな形でも勝つことが、一番いいんじゃないかと思います」


[ J1:第3節 広島 vs 鹿島 ]

チームの中心として鹿島を引っ張る小笠原満男(写真)。だがチームは広島に0-2で敗戦し、まさかの3連敗となった。

屈辱の開幕3連敗、鹿島のジョルジーニョ監督「状況は変わると信じている」
 J1第3節は24日に7試合が行われ、サンフレッチェ広島は鹿島アントラーズを2-0で破った。広島は前半25分、佐藤寿人のゴールで先制すると、後半26分には大崎淳矢が追加点を奪った。敗れた鹿島は開幕からいまだ無得点の3連敗となった。
 以下は、試合後のジョルジーニョ監督(鹿島)会見の要旨。

 前半、守備のところで手こずった。だから、後半は中盤をダイヤモンドの形にして、前に押し出す形で守備をしようと考えた。こういうことを言いたくないが、残念ながらレフェリーの判定が試合に影響したと言わざるを得ない。しかし、3連敗したことは事実。そこは受け止めている。選手、クラブ、全員が一丸となって「状況は良くなる」と自信を持って、続けて取り組んでいくしかない。状況は変わると信じている。

――リーグ戦ではいまだ無得点で、毎試合失点を重ねているが

 確かに、リーグ戦では、まだゴールできていない。ただ、われわれが抱える個々のタレントを考えれば、これからゴールできるようになると信じている。12月末のシーズン終了まで得点ゼロであるわけではない。チャンスは作れているし、流れも変わっていく。攻撃に関して心配はしていない。

 また、失点しているといっても、3失点はセットプレー。そこは集中を高めないといけないし、練習もやっている。危機察知能力も高めないといけないし、それは個人の意識の問題が大きいが、そこも強化していく。

 すべてのことが順調にいくわけではない。わたしのキャリアの中でも、うまくいかない時期もあった。そこで下を向かず、前を向いて、(自分たちを信じて)取り組んでいくことが成果につながる。選手たちの表情を見ても、やるべきことは認識していると思うし、いい方向に向いていくと思う。ナビスコカップでの神戸戦(2-0で勝利)が、われわれの理想としている姿。それが継続できていないのは確かだが、続けていくことでおのずと結果はついてくる。


取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年3月24日 17:56 ]


鹿島の山村は反省「いまひとつ厳しくいけてなかった」
 J1第3節は24日に7試合が行われ、サンフレッチェ広島は鹿島アントラーズを2-0で破った。広島は前半25分、佐藤寿人のゴールで先制すると、後半26分には大崎淳矢が追加点を奪った。敗れた鹿島は開幕からいまだ無得点の3連敗となった。
 以下は、試合後の山村和也(鹿島)のコメント。

「(自分自身は)そこまで大きなミスはしていなかったと思いますけど、2失点目のところや、相手FWに対して厳しくいくところで、いまひとつ厳しくいけてなかったのかなと思います。そこが反省点です。相手の攻めに対して、いくところがはっきりいけなかった。ゴール前まで行くことはできているので、そこでもうひと踏ん張り、シュートをしっかり決めるところまでいけたら、自然と流れは良くなってくると思う。自分自身は、攻撃面でも守備面でも、もう少し強さを持ってやっていけたら、失点にもつながらないし、得点にもつなげることができるのかなと思います」

取材協力:Jリーグメディアプロモーション
[ スポーツナビ 2012年3月24日 19:10 ]


【鹿島】新井場退場響き開幕3連敗/J1
<J1:広島2-0鹿島>◇第3節◇24日◇広島ビ

 鹿島が開幕3連敗を喫した。序盤はFW大迫勇也(21)、ジュニーニョ(34)を中心に好機をつくったが、前半25分にセットプレーからの流れで先制点を献上すると、後半10分にはDF新井場徹(32)が微妙な判定で一発退場を食らい数的不利に。同26分に追加点を奪われると、もはや反撃の力は残っていなかった。

 この日の時点で依然として単独最下位のまま。ジョルジーニョ監督(47)は「新井場のタックルはきちんとボールに触れていたし、退場すべきではなかった。ただ、事実は3連敗。それは受け止めている。こういう時は下を向かず、上を向くことが大事」と話していた。
 [2012年3月24日18時31分]

鹿島屈辱!クラブ初の開幕3連敗/J1

後半10分、レッドカードの判定に感情をあらわにする鹿島DF新井場(中央)

<J1:広島2-0鹿島>◇第3節◇24日◇広島ビ

 名門鹿島がクラブ史上初のシーズン開幕3連敗という泥沼にはまりこんだ。敵地に乗り込んでの広島戦でも悪い流れは変わらず、いまだにリーグ戦の得点もゼロ。DF岩政は「悔しいです。残念です」と険しい表情を浮かべた。

 前半25分にセットプレーから先制点を献上。3戦連続でセットプレーから失点しており、試合巧者の鹿島らしさは皆無だ。GK曽ケ端も「また同じように失点した。改善しないと」と話した。20日のナビスコ杯神戸戦で今季公式戦初勝利を挙げたが、いまだにチーム状態は上向かない。

 悪いことは重なる。後半10分にDF新井場が後方から広島の選手を倒して退場処分を食らってしまった。試合後、クラブ関係者が映像を見直し、新井場のタックルは正当なものに映ったが、時すでに遅し。この退場劇が不運にも試合の流れを決めてしまった。

 欧州では後日、誤審が判明して退場による出場停止が取り消されるケースがあり、鹿島側も判定への意見書を提出する意向だが、Jリーグでは判定が覆る可能性は極めて低い。新井場も「完璧なタックル。でも判定は変わらない。こっちが大人にならないと」と振り返らざるを得なかった。

 依然として単独最下位。過去に開幕3連敗を喫し、優勝したクラブはない。ジョルジーニョ監督は「残念ながら第三者(主審)が試合を決めてしまった。ただ、判定に試合結果の責任を押しつけようとは思わない。チームが悪いプレーをしているのは確か。修正しないといけない」と話した。名門復活へ苦難の道が続きそうだ。【菅家大輔】

<Jリーグ記録室>

 ◆開幕連続試合完封負け 鹿島が開幕からリーグ戦3試合連続の完封負け。シーズン開幕からの連続試合完封負け記録は、94年の名古屋の4試合連続がワースト。3試合連続は07年の甲府に並ぶワースト2位。94年の名古屋は最終的に12チーム中11位、07年の甲府も18チーム中17位だった。

 ◆鹿島の開幕3連敗 シーズン開幕からのリーグ戦3連敗はクラブ史上初の屈辱だ。これまでに2ステージ制だった02年の第1ステージ(S)、1ステージ制になった05年以降では07年にシーズン開幕から2連敗を喫している。2ステージ制の94年第2S(★★★●)、99年第2S(●●●■)にはともに開幕4連敗しているが、これらは第2Sのためシーズン開幕からではない。

 ※●は90分負け、■は延長Vゴール負け、★はPK戦負けを示す。
 [2012年3月25日7時5分 紙面から]

鹿島、初の開幕3連敗…3戦連続無得点も初
 (J1第3節第1日、広島2-0鹿島、24日、広島ビッグ)07~09年度までリーグ戦3連覇した鹿島が広島に0-2で完敗した。0-1の後半10分、鹿島DF新井場がスルーパスに抜け出した広島MF大崎に対し、後方からスライディングしたとして一発退場。数的不利になった同26分、その大崎に2点目を決められ、リーグ戦で初の開幕3連敗を喫した。開幕からリーグ戦3試合連続無得点も初。ジョルジーニョ監督は「言いたくないが、ジャッジが試合に影響した。(ホームの次戦は)勝つしかない」と悲壮感を漂わせた。
(紙面から)

“誤審”に泣いた 鹿島開幕3連敗…いまだ0点
J1第3節 鹿島0-2広島 (3月24日 広島ビ)


<広島・鹿島>広島に敗れ開幕3連敗となり、肩を落とす鹿島イレブン
Photo By 共同


 負の連鎖が止まらない。鹿島がアウェーで広島に敗れ、クラブ史上初の開幕3連敗を喫した。開幕から3戦連続零敗は94年の名古屋、07年の甲府に続くJ1史上3クラブ目の屈辱。ジョルジーニョ監督は「レフェリーが結果を決めた」と判定に苦言を呈した上で「3連敗という事実を受け入れないといけない」と厳しい表情を浮かべた。セットプレーから失点を繰り返す悪癖も改善されず、最下位脱出の糸口は見いだせていない。

 “誤審”に泣いた。問題の場面は0―1の後半10分。新井場が裏に抜け出そうとした相手MF大崎から鮮やかなタックルでボールを奪ったが、井上主審の判定は得点機会阻止による一発退場だった。だが、映像では先にボールに触っているように映っていた。新井場は「あれが退場やったら、どの試合も最後は5人対5人ぐらいになる」と皮肉った。クラブは意見書を提出する方針。欧州では誤審と認定された退場が試合後に覆る例もあり、その検討に値する判定だった。

 運にも見放され、暗いトンネルに迷い込んだ。フィニッシュの精度とセットプレーの守備という課題は明確。GK曽ケ端は「後ろから見ていてなすすべがないという試合ではない。チームとしてしっかりと反省して次に臨むことが大切」と前を向いた。今季は世代交代を進める中で新監督を迎えた試練のシーズン。国内最多15冠を誇る常勝軍団が、もがき苦しんでいる。
[ 2012年3月25日 06:00 ]

3戦連続無得点で史上初の開幕3連敗!…鹿島

広島に敗れ開幕3連敗となって肩を落とす鹿島イレブン

 ◆J1第3節 広島2―0鹿島(24日・広島ビッグアーチ) 鹿島は敵地で広島に0―2の完敗。チーム初の開幕3連敗で、3試合連続無得点となった。

 いつもとは違う光景が広がっていた。勝っても、負けても選手同士が話し合いながらピッチを離れるが、この日ばかりは誰も口を開こうとしない。鹿島がクラブ史上初めてシーズン開幕から3連敗。最下位を抜け出せず、GK曽ケ端は「残念ですね」と絞り出すのが精いっぱい。FW大迫は「悔しい以外にない」と顔をしかめた。

 前半25分、セットプレーからつながれ、広島FW佐藤に先制点を許した。後半からは中盤をボックス型からダイヤモンド型に変更し、守備バランスを保ちながら攻勢に出た。だが、後半10分にDF新井場が一発レッドで退場処分。正当なスライディングタックルがファウルと判断される完全な誤審を受け、反撃ムードは完全に絶たれた。

 新井場は「あれがファウルだったら何もできない」と、もはや笑うしかない。ジョルジーニョ監督も「審判である前に人間であるから、ミスはしょうがない。負けの責任を判定に押しつけることはないが、第三者によって試合が決められてしまったことが悲しい。残念」と話した。鹿島は退場処分について、Jリーグに意見書提出する意向だ。
(2012年3月25日06時02分 スポーツ報知)

鹿島クラブ史上初の開幕3連敗

後半、抜け出した広島・大崎(左)にスライディングする鹿島・新井場。レッドカードで一発退場となる

 「J1、広島2-0鹿島」(24日、広島広域)

 鹿島が、クラブ史上初の開幕から3連敗。しかもすべて無得点で敗れた。ジョルジーニョ監督は「そのうち自然と流れは変わる。心配ない」と強がったが、名門チームが泥沼にはまっている。

 0‐1で迎えた後半10分、新井場が一発退場。指揮官は「言いたくないが、ジャッジが試合に影響した」と憤った。しかし、これが守勢だったチームにとって致命傷に。反撃する余力はなく、パスを出しては広島の守備網にかかり、決定的な場面はほとんどなし。2点目を失い、万事休した。

 20日のナビスコ杯で好調な神戸から今季公式戦の初勝利。好転の兆しを見せたが、リーグ戦では勝てなかった。DF岩政は「いちいち目先の結果で自信を失う必要はない。やりたいサッカーをやれるようにしていくしかない」と、戦意を失っていないことが救いだ。

(2012年3月25日)

J1鹿島、13年ぶり開幕3連敗

【写真説明】広島-鹿島 後半ロスタイム、シュートを阻まれる鹿島・興梠(左)=広島広域公園

サッカーJ1の鹿島は24日、広島市の広島広域公園陸上競技場で広島と対戦し、0-2で敗れ3連敗。鹿島の開幕3連敗は、2シーズン制で争った1999年第2ステージ以来13年ぶり。1シーズン制では初めて。

鹿島は前半に相手の先制を許して追う展開に。後半10分、相手選手にタックルした新井場がレッドカードを出されて退場処分となり、10人で戦う不利な状況下で追加点を奪われた。

鹿島はリーグ最下位が前節から続いており、1994年第2ステージ(ニコスシリーズ)第4節以来18年ぶり。また、開幕戦から3試合連続の無得点は初めて。


J's GOALにしては珍しくレフェリングに関するコメントが検閲されておらぬ。
やはり、明らかな誤審に関しては述べることを許したのであろうか。
あのような試合を左右する誤審は許されるべきではない。
しかも、この井上主審は二年前の2010年リーグ戦第4節ベガルタ仙台戦に於いて、マルキーニョスを一発退場させた主審であった。
この際も、マルキーニョスの悪質と判定された動きは肘打ちではない。
むしろ、そのプレイ以前の執拗な仙台プレイヤーのプレイこそがファールと言えよう。
このレフェリーは少々目視が弱いのではなかろうか。
とはいえ、サッカーという競技に誤審はつきものである。
それを跳ね返せなんだ鹿島の力不足を嘆く以外になかろう。
そこは、無得点という部分に注目が集まるのは致し方のないところ。
しかしながら、チャンスが皆無であったわけではなく、むしろ一人減ってからも機会を作れていた力強さがあったことは事実である。
得点力不足の部分以上に、毎試合セットプレイから先制点を献上しておるところが気になる。
注意力・集中力に問題があるのではなかろうか。
ここを修正することで、チームは一つ前進することとなろう。
気持ちを切り替え、次節に臨んで欲しい。