【鹿島】防災訓練実施「3・11に続ける」
鹿島が11日、本拠カシマスタジアムで試合開催時の地震発生を想定した防災訓練を行った。選手8人に加え、スタッフ、ボランティア、サポーターなど約550人が参加。茨城県沖が震源で震度6強の揺れに設定して、場内誘導や負傷者の対応、売店での火災発生時の消火作業など本番さながらに実施した。鈴木秀樹取締役兼事業部長は「毎年3月11日には続けていきたい」と来年以降も継続予定。「今回終わった段階からいろいろな意見を集約して、今後に生かしていきたい」と話した。
また東日本大震災では通信の重要性をあらためて感じた。すでに災害時でも情報を共有できるよう、すでにオフィシャルSNSフェイスブック「コンシュル樹」などを開設。この日の訓練でも活用した。さらにスタジアムに集まった約4万人が同時に電話やメール、ネットなどを一斉通信可能な工事が年内にも完了予定。鈴木事業部長は「まずは1階層だけでもスムーズに人の移動や車両の乗り入れができるようにスロープもつけたい」。現在はすべて階段の昇降が必要なため、管理する県などに要望している。
[2012年3月11日20時6分]
鹿島、被災経験生かす 3.11防災訓練継続へ
カシマスタジアムで行われた防災訓練
Photo By スポニチ
鹿島が本拠カシマスタジアムで防災訓練を実施した。警察、消防、スタッフ、ボランティア、サポーターら約500人が参加。試合中に茨城県沖を震源地とした震度6強の地震が発生したと想定し、約2時間にわたり避難誘導、消火訓練などが行われた。
震災で深刻な被害を受けたスタジアムは、昨年11月から2月末まで総工費約14億円の本格的な復旧工事を行った。照明落下の防止策を施すなどマグニチュード9規模の地震に耐えられる構造になったが、この日の訓練は観客を混乱させずにスタンドに留めることがポイントだった。
また、昨年の震災時には電話が不通になったものの、インターネットは使用できた。その教訓から「フェイスブック」や「ツイッター」で被害状況の情報発信もチェック。さらにスタッフが「スカイプ」で連絡を取り合うなど最新の通信手段を駆使し訓練に対応した。鈴木秀樹取締役は「訓練で出た問題点を今後に生かしたい。来年以降も3月11日には毎年、やる」と明言した。今回は、会場にスロープを設置することなどが今後の課題として挙がった。
[ 2012年3月12日 06:00 ]
2月末に発表された防災訓練が無事実施された。
このような試みは重要である。
今後もこの日程で行っていくとのこと、そして今回の意見を参考により良い防災訓練にしていく模様。
素晴らしい心がけと言えよう。
今後も、安全なスタジアムの環境作り及び緊急時の防災拠点作りに力を入れて行って欲しい。
鹿島が11日、本拠カシマスタジアムで試合開催時の地震発生を想定した防災訓練を行った。選手8人に加え、スタッフ、ボランティア、サポーターなど約550人が参加。茨城県沖が震源で震度6強の揺れに設定して、場内誘導や負傷者の対応、売店での火災発生時の消火作業など本番さながらに実施した。鈴木秀樹取締役兼事業部長は「毎年3月11日には続けていきたい」と来年以降も継続予定。「今回終わった段階からいろいろな意見を集約して、今後に生かしていきたい」と話した。
また東日本大震災では通信の重要性をあらためて感じた。すでに災害時でも情報を共有できるよう、すでにオフィシャルSNSフェイスブック「コンシュル樹」などを開設。この日の訓練でも活用した。さらにスタジアムに集まった約4万人が同時に電話やメール、ネットなどを一斉通信可能な工事が年内にも完了予定。鈴木事業部長は「まずは1階層だけでもスムーズに人の移動や車両の乗り入れができるようにスロープもつけたい」。現在はすべて階段の昇降が必要なため、管理する県などに要望している。
[2012年3月11日20時6分]
鹿島、被災経験生かす 3.11防災訓練継続へ
カシマスタジアムで行われた防災訓練
Photo By スポニチ
鹿島が本拠カシマスタジアムで防災訓練を実施した。警察、消防、スタッフ、ボランティア、サポーターら約500人が参加。試合中に茨城県沖を震源地とした震度6強の地震が発生したと想定し、約2時間にわたり避難誘導、消火訓練などが行われた。
震災で深刻な被害を受けたスタジアムは、昨年11月から2月末まで総工費約14億円の本格的な復旧工事を行った。照明落下の防止策を施すなどマグニチュード9規模の地震に耐えられる構造になったが、この日の訓練は観客を混乱させずにスタンドに留めることがポイントだった。
また、昨年の震災時には電話が不通になったものの、インターネットは使用できた。その教訓から「フェイスブック」や「ツイッター」で被害状況の情報発信もチェック。さらにスタッフが「スカイプ」で連絡を取り合うなど最新の通信手段を駆使し訓練に対応した。鈴木秀樹取締役は「訓練で出た問題点を今後に生かしたい。来年以降も3月11日には毎年、やる」と明言した。今回は、会場にスロープを設置することなどが今後の課題として挙がった。
[ 2012年3月12日 06:00 ]
2月末に発表された防災訓練が無事実施された。
このような試みは重要である。
今後もこの日程で行っていくとのこと、そして今回の意見を参考により良い防災訓練にしていく模様。
素晴らしい心がけと言えよう。
今後も、安全なスタジアムの環境作り及び緊急時の防災拠点作りに力を入れて行って欲しい。