絶好調鹿島FW田代に慢心なし
鹿島FW田代有三(25)が慢心なくナビスコ杯準決勝G大阪戦(第1戦10日、第2戦13日)に挑む。ここ3戦で3得点と絶好調。それでも8日の練習後には「この前(1得点の6日神戸戦)はミスがとても多かった。空中戦の競り合いも勝っていたというより、いいボールが来ていましたから」と話すなど、現状に納得していない。10冠へ関門となるG大阪戦へ、気を引き締めていた。 [2007年10月8日20時7分]
結果だけを追えば絶好調と言えよう。
だが、ポストが収まっているとは言えず、最前線でのキープもままならずと試合をきちんと観ている者へのアピールは弱い。
この程度で慢心するようではプロとして疑問が残るところだが、そうではなく少々安心したところである。
依然昨日の練習では別メニューのマルキーニョスが先発できるのか否か、前節才能を開花させた興梠とのゾウゾウが続くのか、注目の的である。
どちらにせよ田代有三の高さは大きな武器であり、ガンバ戦でのターゲットとなることは必至である。
実のところ、今季2連敗を喫したガンバ戦ではあるが2戦とも田代有三は出場しておらぬ。
秘密兵器なのである。
最後に彼が対戦した2006年度リーグ戦第30節では逆転勝利し1G1Aの活躍を見せており、次戦も期待出来る。
二試合で結果を出すトーナメント戦、気持ちよく連勝しようではないか。