野沢が鹿島6試合ぶり勝利の立役者/J1
<J1:鹿島3-1G大阪>◇第30節初日◇11日◇カシマ
鹿島MF野沢が、2得点に絡む活躍でチームを6試合ぶりの勝利に導いた。1点を追う前半13分、相手DFのオウンゴールを誘う左CKを放つと、後半41分にはゴール前に駆け込んで、クロスに左足で合わせてダメ押しの追加点を挙げた。「もう1点取れれば、楽な戦いになると思っていた。決められて良かった」と手応えを口にした。
★鹿島連敗止めた!照準は史上初の通算10冠
険しかった表情が緩んだ。鹿島が3-1でG大阪を下し、リーグ戦の連敗を『4』でストップ。アウトゥオリ監督は満面の笑みで、大歓声を浴びるメンバーを見つめた。 「きょうは努力を惜しまない、犠牲の気持ちが見られた。チームとして一つになったね。毎試合、こういう形になればいいだろう」。前半6分に先制点を許すも、7分後に相手のオウンゴールで追いつく。優勝の可能性はないが、ベンチからは37歳のMF本田主将、32歳の控えGK小沢が声を掛け続ける。ベテランが先頭に立って一丸となり、FW田代&MF野沢のゴールが生まれた。
「みんな集中していたね。最後まで落ち着いてプレーできていたよね」と本田。イレブンが見据えるのは天皇杯。優勝を争うG大阪に土をつけ、史上初の通算10冠へ加速する。
(佐久間賢治)
≪鹿島連敗ストップ≫
鹿島はFW田代の1ゴール1アシストの活躍などでリーグ戦の連敗を4で止めた。決勝点は前半32分、MF本山のセンタリングに滑り込みながら右足でゴール。「僕が狙っていた形。本山さんを信じていた」と振り返った。田代は本山とともにナビスコ杯決勝は控え組。それでも、気持ちを切らさずに練習してきた成果が出た。リーグ戦の優勝はなくなったが、アウトゥオリ監督も「毎回、このような試合をできればいい」と今後への手応えを強調した。
一つ一つ勝つことが重要。
改めて確信した。
水曜に内容は悪くとも、結果だけは残した。
その勝利があってこその昨日の勝利である。
勝利を捨ててまでテストを重ねては、結果はついてこない。
この事実を我が身を持って知ることとなった今季であった。
「全ての勝負に勝つ」
ジーコの教えである。
どのような局面に於いても、勝つことを忘れてはならぬ。
負け犬根性を持った瞬間に勝利の女神から祝福を受けることは無くなる。
偉大なる勝者である本山と田代、そして勝者の血をもっとも濃く持つ本田主将を外してどうして勝利を呼び込めようか。
この試合で、勝ちたい気持ちを、一から思い起こし階段を一つ登ったと言えよう。
2002年8月17日以来の聖地におけるガンバ戦勝利を祝おう。
ちなみにこの試合のスタメンは
GK 曽ヶ端 準
DF 名良橋 晃
DF 秋田 豊
DF ファビアーノ
DF アウグスト
MF 青木 剛
MF 本田 泰人
MF 中田 浩二
MF 小笠原 満男
FW 本山 雅志
FW エウレル
興味深い布陣である。
ここでは、コメントを避けておこう。
今日は過去よりも、残るリーグ戦、そして天皇杯について考えていきたい。
肌寒さを感じる好天の一日、じっくり考えるには良い条件であろう。
<J1:鹿島3-1G大阪>◇第30節初日◇11日◇カシマ
鹿島MF野沢が、2得点に絡む活躍でチームを6試合ぶりの勝利に導いた。1点を追う前半13分、相手DFのオウンゴールを誘う左CKを放つと、後半41分にはゴール前に駆け込んで、クロスに左足で合わせてダメ押しの追加点を挙げた。「もう1点取れれば、楽な戦いになると思っていた。決められて良かった」と手応えを口にした。
★鹿島連敗止めた!照準は史上初の通算10冠
険しかった表情が緩んだ。鹿島が3-1でG大阪を下し、リーグ戦の連敗を『4』でストップ。アウトゥオリ監督は満面の笑みで、大歓声を浴びるメンバーを見つめた。 「きょうは努力を惜しまない、犠牲の気持ちが見られた。チームとして一つになったね。毎試合、こういう形になればいいだろう」。前半6分に先制点を許すも、7分後に相手のオウンゴールで追いつく。優勝の可能性はないが、ベンチからは37歳のMF本田主将、32歳の控えGK小沢が声を掛け続ける。ベテランが先頭に立って一丸となり、FW田代&MF野沢のゴールが生まれた。
「みんな集中していたね。最後まで落ち着いてプレーできていたよね」と本田。イレブンが見据えるのは天皇杯。優勝を争うG大阪に土をつけ、史上初の通算10冠へ加速する。
(佐久間賢治)
≪鹿島連敗ストップ≫
鹿島はFW田代の1ゴール1アシストの活躍などでリーグ戦の連敗を4で止めた。決勝点は前半32分、MF本山のセンタリングに滑り込みながら右足でゴール。「僕が狙っていた形。本山さんを信じていた」と振り返った。田代は本山とともにナビスコ杯決勝は控え組。それでも、気持ちを切らさずに練習してきた成果が出た。リーグ戦の優勝はなくなったが、アウトゥオリ監督も「毎回、このような試合をできればいい」と今後への手応えを強調した。
一つ一つ勝つことが重要。
改めて確信した。
水曜に内容は悪くとも、結果だけは残した。
その勝利があってこその昨日の勝利である。
勝利を捨ててまでテストを重ねては、結果はついてこない。
この事実を我が身を持って知ることとなった今季であった。
「全ての勝負に勝つ」
ジーコの教えである。
どのような局面に於いても、勝つことを忘れてはならぬ。
負け犬根性を持った瞬間に勝利の女神から祝福を受けることは無くなる。
偉大なる勝者である本山と田代、そして勝者の血をもっとも濃く持つ本田主将を外してどうして勝利を呼び込めようか。
この試合で、勝ちたい気持ちを、一から思い起こし階段を一つ登ったと言えよう。
2002年8月17日以来の聖地におけるガンバ戦勝利を祝おう。
ちなみにこの試合のスタメンは
GK 曽ヶ端 準
DF 名良橋 晃
DF 秋田 豊
DF ファビアーノ
DF アウグスト
MF 青木 剛
MF 本田 泰人
MF 中田 浩二
MF 小笠原 満男
FW 本山 雅志
FW エウレル
興味深い布陣である。
ここでは、コメントを避けておこう。
今日は過去よりも、残るリーグ戦、そして天皇杯について考えていきたい。
肌寒さを感じる好天の一日、じっくり考えるには良い条件であろう。
昨年から興梠の台頭そしてルーキーの大迫の活躍でなかなか試合に出られない状況が続いていますが、この時の様な貪欲なゴールそして勝利への執念を見せて欲しいですね。
そして「長谷川祥之の後継者」という周囲の期待に恥じない活躍を見せてレギュラーを掴み取ることを期待しています。
とても解せません。
また、田代は「得点力のある隆行」であるというのがここでの共通認識です。