名古屋、今野獲得へ…ボランチ補強が急務
J1名古屋が今オフ、日本代表MF今野泰幸(24)=F東京=の獲得に動くことが8日、分かった。今季はリーグ戦で12位と低迷。すでに攻撃の軸として浦和FWワシントン(32)の獲得に水面下で乗り出しているが、至上命題の優勝へ最大の補強ポイントはボランチ。関係者によると、完全移籍の場合の経費など条件面を含め、現在リサーチしているという。
完全移籍となると2億円を超える移籍金が必要となるが、問題はなさそう。名古屋は昨オフに、当時千葉だった日本代表MF阿部勇樹(26)の獲得にも乗り出した経緯がある。結局、阿部は浦和移籍となり、ボランチの補強は急務となっている。
今野は昨年末に横浜Mなどが獲得に乗り出したが、年俸約3500万円の1年契約でF東京に残留。今季は主将を務め、本職のボランチのほかにもセンターバック、左サイドバックとしてユーティリティーな能力を発揮。インターセプト、1対1の強さが魅力だが、攻撃面でもFWルーカス、MF福西に次いでチーム3位タイの5得点をマークしている。
ただ、8月にはセリエA(イタリア)のシエナが今野獲得へ動いたこともあり、海外移籍の可能性も残す。J1では鹿島も獲得に興味を示している。ただ、F東京も重要な戦力と考え、引き留めへ必死。今オフの今野の動向に注目が集まる。(2007年10月9日06時02分 スポーツ報知)
2004年ワールドユースで注目を集めていた今野に興味を持っているとのこと。
ならば何故当時にオファーせなんだかと問いたいところである。
が、当時はユダが君臨し今野と同世代の青木がアテネ五輪予選の中心選手として活躍の芽を出し始めていたところであり、オファーは遠慮したのであろう。
そして今現在の状況としては、ユダは去り、青木は順調な成長を見せておる。
その中で鈴木満強化部長はボランチを最大補強ポイントと公言して憚らない。
常にユダにオファーを出し獲得に躍起になるも失敗し続けているのである。
が、
流石に五億と言われてしまっては、諦めざるを得ないであろう。
おかげで今夏ユダ獲得に用意した数億が宙に浮いている。
この金銭の使い道として興味を持ったと考えられる。
今野自身は好選手であることは間違いない。
注目の集まる日本代表選手である。
CB、左SBもそつなくこなすというところも補強ポイントに合致する。
もしも獲得が容易であるならば、手に入れたくなる気持ちも理解できるのである。
とはいえ金額がものを言う移籍交渉である。
タマに余力のある名古屋に勝てるとは思えぬ。
運良くこちらを向いてくれたらといった覚悟で臨むほか無い。
そして夏にはユダも0円で彼女の出身地である名古屋へ向かうであろう。
常に最悪を想定して行動をしていくのみである。
戦国の習いとはいえ今野との別離を強いられる我等は、涙で娘(福田麻由子)を抱きしめるのだった。