鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ガンバ戦コメント

2007年10月10日 | Weblog

鹿島アントラーズ  :監督  <試合終了>
対戦相手、AWAY、前回の成績をふまえると悪くはない結果だ。ガンバの攻撃力、中盤の構成を考えてメンバーを組んだがある程度は機能したと思う。カシマでのホームでは、自分たちがやることをしっかりやって結果的に勝てればいいと思う。

【ヤマザキナビスコカップ G大阪 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
10月10日(水) 2007 ヤマザキナビスコカップ
G大阪 1 - 0 鹿島 (19:00/万博/8,157人)
得点者:57' 遠藤保仁(G大阪)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:180分のうち90分を終えて1-0という結果についてどう思いますか?
「対戦相手、アウェイだということを考えたら悪くない。前回5-1だったので、それを考えても悪くない結果だったと思う。ただ、もう少しいい結果がアントラーズにあっても良かったとは思う。
90分の内容を総合的に見たなら引き分けという結果でもおかしくなかっただろう」

Q:システムを変えてのぞんだ理由と、その評価は?
「180分勝負の前半を戦うと考えた上で、ガンバのここ最近のゲームを見続けていたが、やはり攻撃力は牽制しなければいけないし、中盤の構成力はガンバの強みなので、その中盤をおさえるために変えましたが、機能したと思う。不運から失点はしましたが、うまくやれたと思います。1-0というスコアは終わったわけではないし、チャンスを追いかけて次の試合で戦えば結果は出ると思う」
Q:0-1で挑む2戦目は2点以上穫らないといけない。内田も不在の戦いになるが。
「点差がないという意味ではチャンスがあるし、内田がいないのは分かっていたことで驚きではないし、準備も進めている。点差がも開いて6点もとらなければいけないというゲームではないので、自分たちがやるべきことをしっかりやっていい結果を出せればと思う」
以上

【ヤマザキナビスコカップ G大阪 vs 鹿島】試合終了後の鹿島選手コメント [ J's GOAL ]
●小笠原 満男選手(鹿島):
「結果はしょうがない。次に進めるように頑張るしかない。(アウェイ用の戦い方はうまくいった?)いや(首を振る)
●興梠 慎三選手(鹿島):
「試合の後、みんなロッカーで次に行こうみたいな感じだった。前向いていきたい。向こうも今日はきっちり守ってきた。ホントは満男さんがもっと前を向いてプレーできるとよかったけど、思うように仕事ができなかった。そこは修正すればよくなると思う。
(守備の負担が大きかった?)自分はあまり守備をしない方だけど、今日は中盤でやれということだったんで、中盤としての仕事はできたかな。ゴールチャンスもなかったわけじゃない。ラストパスの精度とか、決定力が欠けているだけ。中盤にはうちもいい選手がいるし、あとは落ち着いて守ってもっとボールに絡んでいきたい」
●曽ヶ端 準選手(鹿島):
「失点しないにこしたことはなかったけど、しょうがない。(準々決勝の)広島戦もそうだった。ひっくり返すことが可能な点差だし、すぐに切り替えたい。今日も特別危ない相手のシュート場面はなかった。守備範囲内のシュートだった。
PKはヤット(遠藤)が蹴ったけど、もちろん駆け引きはあった。僕が負けて逆を取られてしまった。とにかく次の試合はすぐだし、ホームなので点を取らないと次には勧めたい。積極的に行かないといけない

●中後 雅喜選手(鹿島):
(PKの場面?)うーん、どうだろう。でも何を言っても判定は変わらない。その後、失点しないように切り替えて戦った。
(監督の指示?)まだ半分が終わっただけ。鹿嶋に帰ってしっかりやろうと話した。僕らも全然諦めていない。0で抑えたらベストだったけど、崩されたわけじゃない。結果的には1-0だったけど、内容も悪くない。次につながるゲームだった。次に1点を取れば振り出しに戻る。先制されれば2点取らないきゃいけなくなるから、気をつけてやりたい」
●内田 篤人選手(鹿島):
(前半から安田に高い位置を取られた?)ミチ(安田)がいるとDFも結構できるし、自分も高い位置にはなかなかいけなかった。でもやる前からカウンター狙いだった。ああいう展開になることは分かっていた。結果としてパスを回されてガンバの時間帯が長かった。どこまで耐えられるかという勝負だった。失点はしょうがない。
次の試合に自分は出れないけど、先輩たちに任せて決勝に行きたい。去年も決勝にいけなかったから。
(ホームでどうひっくり返すか?)それは監督が考えること。自分はこれから代表の選手。チームのことは気になるけど、向こうに集中したい」
●田代 有三選手(鹿島):
「最後の最後にいい展開になったけど、僕が合わせきれずにズレてしまった。もう少し最後をえぐったら点につながっていたシーンもあったと思う。次はホームだし、まずは1点を取って流れを引き寄せたい。
今日は短くてガンバの守備陣が強かったかどうかは分からなかったけど、去年もやってるし、とび抜けて堅いという印象はない。次もどっちにしてもまず守備が大事になる。しっかり守って攻撃に行きたい。先に1点取られるとかなり厳しくなる。しっかり守ってワンチャンスをモノにすれば、向こうもあせる。今日、自分が出た時には僕の1トップで、後ろにダニーロ、慎三、満男さんが入る形だった。でもやったことがなくて中途半端になった気がする。次は積極的にいきたい」

●新井場 徹選手(鹿島):
(あのPKのシーン?)ハンドを取るのかどうかという感じ。まあしょうがない。体を当てに行って手に当たった感じ。手首が痛かったんで、当たったのは間違いない。どう取られてもレフリーの判定は変わらない。アウェイで1ー0という結果は今、悔しいけど、プラスに捉えていきたい。まだチャンスもあるし、ひっくり返せないわけじゃない。守備的なところはやれていた。相手も決定機をそんなには作っていないから」
●青木 剛選手(鹿島):
「今日は相手に回させて、こっちは崩されない守りをすること。それが狙いだった。できれば0で終わりたかった。ボールをうまく奪ってカウンターで1点取れればよかったけど。だけど180分のゲームの前半が終わっただけ。
次はホームだし、どういうやり方になるか分からないけど、前向きに行くだけ。ガンバも今日はすごく引いてて、1回セットしてからの守備をしてきた。ムリにボールを中に入れると術中にはまる。クサビのボールを入れるのは難しかった。中にきたボールを取ってカウンターを狙っていたのが分かっていたから。
8月に金沢でやった試合の5失点中4点くらいがそういう形だった。今回はナビスコでホーム&アウェイだったし、とりあえずアウェーではきっちり抑えようという感じだった。思っていた結果じゃなかったけど、切り替えるしかない。次も失点を気をつけつつ戦いたい」

以上

まあ、普通のコメントばかり。
まさにハーフタイムと言えよう。
後半のパワープレイ時に田代とダニーロを使い分ける意図が無かったことは少々残念。
マークを散らせば、別の展開も見えてきたかも知れない。
結果は結果、そしてただの途中経過なのである。


篤人・慎三・オリヴェイラ監督

2007年10月10日 | Weblog

鹿島内田10代でのニューヒーロー賞狙う

セットプレーの守備練習で腰を落として攻撃に備える鹿島DF内田(左端)
 鹿島DF内田が史上2人目となる10代でのニューヒーロー賞獲得へ、G大阪との準決勝第1戦でアピールする。中間発表では上位10人にランクイン。そのうち4強に残ったのは鹿島とG大阪だけで、有力候補なのは間違いない。10代で獲得すれば98年の磐田FW高原(現フランクフルト)以来、サイドバックでの受賞となれば初の快挙だ。この日の練習後「去年も新人王を取れなかった。優勝が1番、超~欲しい。それで後から(賞も)ついてくればいい」と意欲を見せた。

 17日にはU-22代表の北京五輪最終予選カタール戦を控えるため、13日の第2戦は欠場。同賞の投票は準決勝までのためラストアピールとなる。「この前(出場停止の6日神戸戦)も休んだから監督からは『たくさん走れ』と言われた」。内田が持てる力を出し尽くして初戦の勝利と、過去の受賞者12人中10人が日本代表に成長した、縁起のいい賞を手繰り寄せる。 [2007年10月10日9時39分 紙面から]

鹿島・内田、置き土産は10冠への○!ナビスコ杯準決第1戦

G大阪戦後にチームを離れる内田。白星を置きみやげにする
 10日に行われるナビスコ杯準決勝第1戦。アウエーでG大阪と対戦する鹿島のU-22日本代表DF内田篤人(19)は9日、同代表DF安田理大(19)との“直接対決”に闘志を燃やした。17日の北京五輪最終予選カタール戦(アウエー)のために出場できない13日の第2戦(ホーム)に向け、チームを有利な状況に導く。

 白星を置きみやげに、日本を旅立つ。U-22日本代表遠征のため、13日の第2戦の欠場が確定している内田が、第1戦へ気合を込めた。
 「(出場停止だった6日の)神戸戦を休んだから、あしたはやりますよ。監督にも1試合休んだから、たくさん走ってガンガンいけ、といわれたしね」
 試合後は関西国際空港へ直行。北京五輪アジア最終予選に備えて、合宿地ドバイへ出発する。準決勝で自らの力を発揮できるのは第1戦のみ。内田にできることは、チームが少しでも有利な状況でホームの第2戦を迎えられるようにすることだ。

 「去年は決勝に出られなかったから今年は決勝にいきたい」と内田。昨年11月3日のナビスコ杯決勝はアジアユース選手権(インド)のために出場できず、チームも千葉に0-2で敗れた。今年は、同じ無念を味わいたくない。

 今季リーグ戦で2連敗しているG大阪。J屈指の攻撃力を誇る相手のサイドアタックを担うのがU-20W杯、反町ジャパンでともに戦った安田理だ。「意識はしていない」と話すが、右の内田Vs左の安田理の“直接対決”が試合のカギを握ることは確かだ。

 「日程のことについては何もいえない。G大阪も一緒だから」と内田。G大阪も安田理、MF家長はU-22日本代表に招集されており、第2戦に出場できないのは同じ。五輪予選直前の“仁義なき戦い”に、負けるわけにはいかない。

 出場停止のため控え組に入った1週間、クロス特訓などシーズン中はあまりできない技術的な練習をこなし、「いいイメージができた」。バージョンアップした19歳が鹿島10冠への足がかりを作る。(千葉友寛)

■内田 篤人(うちだ・あつと)
 1988(昭和63)年3月27日、静岡・函南町生まれ、19歳。静岡・清水東高から、06年鹿島に入団。今年7月のU-20W杯(カナダ)では4試合に出場し、決勝トーナメント進出に貢献。J初出場は06年3月の広島戦。今季リーグ戦26試合0得点。同通算54試合2得点。1メートル76、62キロ

■ナビスコ杯
 Jリーグ最強を決めるカップ戦。92年にスタートし、今年が15回目(95年は未開催)。毎年リーグ戦と平行開催され、優勝賞金1億円をかけてJ1の全18クラブが出場

★鹿島、オリヴェイラ監督へ続投の要請
 鹿島がオズワルド・オリヴェイラ監督(56)に来季の続投を要請することが9日、分かった。「いいチームを作ってくれているし、人間的にも素晴らしい。補強を含め、来季の体制のこともあるから今月中に話をする」とチーム関係者。13日のナビスコ杯準決勝第2戦後にも条件面などについて話し合う予定。

 今季から指揮を執るオリヴェイラ監督は、年齢や経験に関係なく調子のいい選手を起用。そのため控え組のモチベーションも高く、途中出場の選手が結果を出すなどチームの底上げにも成功している。準備期間が少なかったこともあり、初勝利が6戦目の横浜FC戦(4月14日)になるなど序盤は苦しんだが、シーズンが進むとともにチームも上昇。ここまでリーグ3位、ナビスコ杯4強進出という好成績を残している。

興梠のスピードが鹿島「優勝」導く!!

9日のセットプレーの練習で果敢にゴールを狙うFW興梠
 ナビスコ杯準決勝・第1戦の2試合が10日に行われる。悲願の10冠を目指す鹿島は、アウエーでリーグ2位のG大阪と対戦する。6日の神戸戦で2得点1アシストの活躍でチームを勝利に導いたFW興梠(こうろき)慎三(21)は2試合連続での先発出場が確実。目下ブレーク中の俊足FWが、G大阪のDF陣を突き破る。
 大事な一戦での先発出場を前にしても、興梠は落ち着いていた。相手は8月29日のリーグ戦で1―5と大敗したG大阪。それでも、興梠「強いけど、勝てない相手じゃない」とキッパリ。「調子がいいので、みんなの期待に応えたい」と自信満々に話した。

 埋もれていた才能が一気に開花しつつある。もともと、50メートル走で5秒台を出したこともある俊足には定評があったが、それを試合で生かしきれないでいた。だが、今季は先発した6月9日の大分戦でリーグ初ゴールを挙げると、その後も途中出場で3ゴールを積み重ね、今季先発3戦目となった6日の神戸戦では2得点1アシストと大爆発。小学生時代の大会で、10試合50ゴールを記録したきゅう覚がよみがえり、今では「慎三(興梠)がやってくれるでしょ」(DF大岩)とチームメートからの信頼も絶大だ。

 アウエー戦のため守備的布陣が予想される中、2列目の左でプレーすることが濃厚だが「(対じする加地にも)スピードでは負けない」興梠。躍進中のスピードスターが、10冠への旅先案内人となる。[ 2007年10月10日付 紙面記事 ]

鹿島、オリヴェイラ監督続投へ…10日ナビスコ杯準決勝第1戦
 ナビスコ杯は10日、準決勝第1戦が行われる。G大阪戦で敵地・万博へ乗り込む鹿島の大東和美社長は9日、オズワルド・オリヴェイラ監督(57)に来季の続投を要請することを明かした。

 鹿島・大東社長はオリヴェイラ監督について、「人間的にもすばらしいし、サッカーへの情熱もすごいものがある。チームをよくまとめてくれている。日本も気に入っている様子だし、辞めさせる理由は1つもないやろ」と絶賛。今季限りで契約切れを迎える同監督に対し、11月上旬にも契約延長を要請する。

 オリヴェイラ監督は今季、パウロ・アウトゥオリ監督の後を受け、監督に就任した。リーグ戦開幕からけが人続出で5試合未勝利と苦戦したが、選手の特性をつかむと、実績にとらわれない平等な起用、試合中の理にかなった采配で躍進。現在リーグ3位、ナビスコ杯準決勝進出と結果を残している。条件面さえ折り合えば、続投が決まる見込みだ。

 G大阪との大一番を控えるチームにとっても、後押しになる。守備のキーマンMF青木「すごくいい監督。指示も分かりやすいし」と歓迎。「鹿島ブランド再生」を掲げ、監督を引き受けた指揮官は、大阪決戦に向け「G大阪は最近、負けるシーンも目にする。必要以上に意識する必要はない」と意気込んだ。 (2007年10月10日06時02分  スポーツ報知)

走る篤人&慎三のスピードで1st legに勝利を呼び込もうとする戦術を採用するようである。
4-2-3-1とはいうものの基本的に興梠慎三はFWとして出場させ、彼に守備のタスクを与えた上でサイドを主戦場とさせる方針であると思われる。
まずは失点せずにあわよくばアウェイゴールを狙うといったところであろう。
一般的な戦法である。
奇を衒う必要はない。
守備的な象徴として青木+チューヤンを中盤のそこに並べる布陣が挙げられる。
これは6月9日のアウェイ大分戦以来である。
この試合でチューヤンが負傷退場せなんだら、と悔やまれる。
我等だけでなく当事者のオリヴェイラ監督の無念さは大きかったであろう。
今季、彼のプランは常に狂ってきた。
負傷者との戦いが続いていると言えよう。
そこをやりくりし、この時期に全てのタイトルに可能性を残しておる手腕は認めざるを得ない。
フロントの続投要請も納得のいくものと言える。
思い起こせば昨季、前監督への続投要請も同様の時期(2006/10/7)であった。
が、彼は去り予備期間も少なくオリヴェイラ氏に決まったのが1月6日
選手補強に口を挟まずここまで来たことは賞賛こそ出来ぬが合格点と言わざるを得ない。
今季3つ星を増やし、来季彼の思い描く選手で戦う姿に諸手を挙げて歓迎できるか否か、本日の試合が鍵を握るであろう。