だるまちゃんとてんぐちゃん

2018年05月08日 22時29分25秒 | アイデアのかけら

加古里子さんが亡くなられた。

『だるまちゃんとてんぐちゃん』を読んだのは
幼稚園生の時だから、もう45年以上も前の話である。

最初に読んだ時から大好きで、繰り返し読んだ。

僕の「おもしろいと感じる感覚」の原点の1つが、
この本の中にある。
それが写真の、帽子や履物がズラリ並んだ見開きページ。
このページは楽しかったなあ。
いや、今見ても楽しい。

放送作家の仕事を始めてから、
何度か子供番組を手がけたことがあるが、
このページを元にした企画を考えたことが何度もあるくらいだ。

しかし大人になってから読んでしみじみ感じ入るのは、
てんぐちゃんの素晴らしさ。
自分を羨んで、いちいちマネしてくるだるまちゃんに対し、
「いいぼうしがあったね」
「ずいぶんすてきなはきものだね」
と素直に認めるてんぐちゃんはスゴいよ。
僕もてんぐちゃんのような人になりたいものです。










 
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