回転寿司と安心

2021年01月01日 22時22分45秒 | アイデアのかけら
新型コロナ禍が続く中、
味や値段もさることながら、
いかに安心できるかというのが、
飲食業にとっては大切なのでは思うことが、
大晦日にあった。

大掃除に合間の昼食に、
近所のHという回転寿司に行った。
普段は行くことがないのだが、
諸事情でそこが適当だった。

午後2時頃だったので、
もう空いているかと思ったが、
混み合っており、
けっこう待たされた。

それはさておき。

気になったのは、
レーンに乗って流れてくる寿司だ。
今は誰かが注文した寿司しか流れて来ないが、
てっきりカバーがされているものと思っていたが、
まさかのむき出しである。

僕はボックス席のエリアにいたのだが、
周囲を見れば、
自分の頼んだ寿司が来た時に、
レーンに顔を向けてしゃべる奴はいるし、
それはまだ赦したとしても、
見慣れぬ他人の寿司を指差し、
なんだかんだ言っている者もいた。

当然のことながら、飛沫が飛ぶ。
飛沫トッピング。


いやいやいや。
食欲が失せた。

安価な回転寿司に
そこまで求めるなよという方もあるとは思うが、
それはそれとして、
僕は新型コロナ禍が治まるまでは、
Hに行くのは控えるつもりである。

安心できないからである。

そして安心できるならば、
安心代を乗っけてくれてもいいよ。

という世の中だと思う、今は。