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紙テープのテクニック

2018年12月14日 08時28分24秒 | チシキのかけら
かつて、アイドルのステージには紙テープがつきものだった。

あれは、いつ頃からなくなったのだろうか。
松田聖子の初期のコンサートではまだあったというから、
禁止されたのは80年代半ば頃なのではないだろうか。

それはさておき。

先日、往年の人気アイドルの「親衛隊」だった方から、
紙テープに関するテクニックを教えてもらった。

危なくないよう芯を外して投げることぐらいは、
僕でも知っていたが…。

◎投げる時、ボールを投げるように腕を振り切ってしまう人が
 よくいるが、それだと紙テープがまっすぐ飛んでしまうからダメ。
 正しい投げ方は、腕が頭の真上に来たあたりで、
手首のスナップを効かせて投げる。
こうやって投げると、きれいな放物線を描いて飛んでいく。

◎投げる時の紙テープの持ち方にも正しい持ち方がある。
 実物が手元になかったので、詳細がわからなかったのだが、
 普通に持って投げると、紙テープはまっすぐ伸びてしまうからダメ。
 ある持ち方をすると、きれいな螺旋を描きながら飛んでいく。

◎「キラキラ」という加工がある。
  芯を抜いた紙テープを揉むと、隙間が出来る。
  そこに細かく切った銀紙金紙を入れる。
  すると投げた時に、金銀の紙片がキラキラと舞う。

他にも、
 ・1回のコンサートで使う紙テープは100本程度。
 ・紙テープの長さは30メートル。
  ステージまで届くのは、前から○席目まで。
 ・ファンとして一番嬉しいのは、
  投げた紙テープがマイクを持つ腕にかかること。

こういう知識や技術、今となっては何の役に立たないと思うが、
それだからこそ伝承していきたいものである。