会計スキル・USCPA

会計はビジネスの共通語。一緒に勉強しましょ。

フィリピン セブにて。 ま、いっか文化

2011-05-08 01:54:35 | 貧困問題


しばらくお休みをいただいてました。
実はこのゴールデンウィークにフィリピンのセブに行ってきました。

何しに?

のんびりするため。

それと,フィリピンは物価が安くて,過ごしやすいと聞いているんで,どんなもんか,確認したいとずっとおもってたんですね。

たとえばです。

行き詰って,どうにもこうにも行かなくなった場合、
すべり台社会の日本では,即,死につながる,みたいなハナシに触れたことがあったんですが,

死ぬくらいなら,逃亡しよう,という考え方だってあるはずですな。

あるいは,失業して貯金もそんなに無い。
年金がもらえるまで,何年も無給で暮らさねばならない

という場合,ちょっと避難しておく場所,バックアップみたいなところは無いだろうか、という感じです。

まったく無一文じゃなんともなりませんが,いくらか持っている場合,日本で倹約して倹約して隠遁生活を営むくらいなら,物価が安い環境で,それなりに,てか、かなり面白おかしく生活できるんなら,そっちの方が断然良いですな。

毎日仕事と付き合いで疲れ果て,日々消化試合のような日々だったりするんだったら,いっそ,みたいなこともあるかも。
奥さん,子供が居たらちょっと無理かな

退職者には、フィリピンが結構人気があるみたいだしフィリピンの中だと,マニラは治安が悪そうだし,だったら,セブか、と行ってみる気になったんですね。

で,どうだったか。

フィリピンのユルーイ感じ。

これが最初から最後までつきまといました。神経質だったり,完璧主義者だと慣れるまで時間がかかりそうです。最初は面食らいましたが,慣れればそれなりじゃないかって気もしますな。


まず,出発の時から,問題発生ってか,ラッキーで,フィリピン航空セブ行きのエコノミーがオーバーブッキングで,ビジネスに無償でアップグレードさせていただきます,と搭乗口で呼び出されました。

まあ,チョーラッキーですな。

と思ったら,帰りの飛行機も,オーバーブッキングで,チェックインの時に,時間がかかるけどマニラ経由にしてくれたら,ビジネスにアップグレイドするし,無料の往復チケットを差し上げますと言われたので,お願いしちゃいました。

添付の写真はセブからマニラまでのビジネスキャビンです。シートはほとんど水平まで倒れます。


まあ,なんと言いますか,この往復オーバーブッキングというのは,なんともゆるい感じです。まあ,わたしゃ急ぐ旅じゃないんで,ラッキーだったんですが。おかげで,もう一回セブに行けることになってしまいました。


このゆるい感じ。セブの空港に着いたときに、両替所でもう一発面食らうことになるんですな。

フィリピンペソのレートなんですが、
ボール紙にレートが一覧表にして書いてある。一万円→五千ペソ 二万円→一万ペソみたいな感じで表になっている。

大体,今,2円が1ペソってとこだという大体の相場感を持ってはいましたが,これには参りましたね。

その大体のレートでそのまま両替。

ま,いっか。大体合ってるんだし。

この間合いが無いとやって行けないんだ,といきなり理解することになりました。ちょっと間違っただけでガーガー文句言う人間ばかりの日本と比べて,考えようによっては,とっても生きやすい空間ということもできますね。耐えられない,と思う人も当然おられるでしょうがね。


空港からのタクシーは,ホテルに直接電話して手配していたので,待っててくれてました。
でホテルにつくと,いきなり、まだ準備できてない。

夜の七時ですぞ。で,近くのショッピングモールで仕方なく暇をつぶしました。

で,そのショッピングモールでも,それが・・・。

2階に映画館があって,入り口の脇にゲーム機がおいてある。

北斗の拳。

なつかしいな,とよく見たら,コインの入り口に100円って書いたままになっている。日本から中古で買って,ペソを使えるようにすることろまではやって,あとはそのまま。

大体,使えるんだから,後はいいじゃないって感じですかね。

本当はいくらなのかは,よくわかりませんでした。

中古文化,というんでしょうか。

セブ港にも行ってみましたが,船はどれもこれもボロボロで,塗装がはげてて,本当に大丈夫かいな,と言う感じ。
これも日本やなんかのお古をそのまま使っているんでしょう。ジェットボートとか最新式みたいな売り文句もボスターもありましたが,先進国の乗り物が進化すると,その数年後に中古のバージョンが更新される,ということですかね。

港内で走っている港湾関係者用のバスは,表示が『児島行き』と日本語が出たままになってて,日本からの中古をそのまま使っていることがわかります。

消さなきゃ,と思う人が居ないんでしょう。

ま、いっか。このゆるい感じ。なんとも・・・。

ちなみに,地球の歩き方フィリピン編によると,フィリピンの船旅には危険が伴うこともあるので注意,と書いてあります。
定員を超えて乗せてしまうので,時々沈没します,と,マジで書いてます。

ま、いっか。

て言えるわけないやろ!!